アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

雑草

2024年08月29日 | 緑の季節

桜川堤防には雑草が生い茂っています。堤防のの管理は市の土木部の管轄で、年に何回も除草していますが、絶やすことが出来ない厄介者です。しかしこの逞しい生命力が、生き物で溢れる現在の地球環境を作り上げたのです。太陽エネルギーによる炭酸同化作用で酸素を創り出し、生物が住める地球を創ったのです。人間は栽培種以外の植物を無用の「雑草」と蔑んでいますが、全生物の恩人なのではないでしょうか。

今夏の猛暑日は記録的連続となり、これまで未経験の凶暴台風が発生するなど、地球温暖化の弊害が顕著になってきました。心配されるのが食料生産の混乱です。60%以上の食料を輸入に頼る日本では、食料の確保が難しくなるのではないでしょうか。農民の高齢化・優良農地の転用で、自給率を上げることもおいそれとは行きません。温和な気候と食料は人類生存の絶対条件です。人類も自然界の一員であるにもかかわらず、全能と自惚れ「非自然」の現代社会を創ってしまったのです。

今となっては不可能と分かってはいるものの敢えて言わせてもらえば、人類は「非自然」をもたらせた科学技術を十二分に活用し「自然」回帰を実現しなければなりません。自然力を利用し食料を生産、その消費で生ずる糞尿を農地に還元し、ゼロエミッション社会を構築する。それには、「経済」と「欲」で崩された地産地消でなければなりません。食料生産量に応じて人口配分する必要があります。理論的には可能ですが、現実的には不可能です。結局人類は行き着くところまで行き、暑熱地獄に陥って一旦衰退し、何万年もかけて出直すことになるのでしょう。その時、「雑草真の真の実力を発揮することでしょう。

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