霞ヶ浦の漁獲が激減している中、増殖している魚種があります。浮遊植物やアオコを餌とするハクレンで、15㌔にも生育する巨大魚です。霞ヶ浦の水質浄化のため1940年代に中国・揚子江から導入されました。
大河の上流で産まれたハクレンの卵は流れに乗って流下し、下流で孵化する性質があります。この生態に適した霞ヶ浦と利根川水系に定着し、自然繁殖を行うようになりました。このハクレンが霞ヶ浦で大量に獲れるようになったのです。アオコの季節になると、アオコを大量に食べたハクレンの腹が緑色に染まるそうです。水質浄化に大いに貢献しているようです。
しかしハクレンは小骨が多く、調理に手間がかかるので日本では食用としては好まれていないようです。食料としてのマーケットが出来ていないので、現在は使い道がありません。そこで、地元漁師の桜井さんがハクレンを養殖鯉の餌としてペレット状に加工する技術開発に取り組み、3年がかりで成功しました。今年から試験段階に漕ぎ付けたのです。
インターネットで検索してみるとハクレンの料理法が見つかりました。どうも食わず嫌いで、かなりの美味のようです。これを食材資源として見直し、料理法・加工法を開発し、新しい郷土料理として売り出したいものです。霞ヶ浦浄化と地域開発が同時に図れるのではないでしょうか。
大河の上流で産まれたハクレンの卵は流れに乗って流下し、下流で孵化する性質があります。この生態に適した霞ヶ浦と利根川水系に定着し、自然繁殖を行うようになりました。このハクレンが霞ヶ浦で大量に獲れるようになったのです。アオコの季節になると、アオコを大量に食べたハクレンの腹が緑色に染まるそうです。水質浄化に大いに貢献しているようです。
しかしハクレンは小骨が多く、調理に手間がかかるので日本では食用としては好まれていないようです。食料としてのマーケットが出来ていないので、現在は使い道がありません。そこで、地元漁師の桜井さんがハクレンを養殖鯉の餌としてペレット状に加工する技術開発に取り組み、3年がかりで成功しました。今年から試験段階に漕ぎ付けたのです。
インターネットで検索してみるとハクレンの料理法が見つかりました。どうも食わず嫌いで、かなりの美味のようです。これを食材資源として見直し、料理法・加工法を開発し、新しい郷土料理として売り出したいものです。霞ヶ浦浄化と地域開発が同時に図れるのではないでしょうか。
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