アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

弘前ねぷた・組ねぷた

2005年08月08日 | 津軽の夏祭り
弘前ねぷたは扇型が基本ですが、組ねぷたと言って、立体型も少数ながら作られます。
組ねぷたの台座は通常型と同じもので、扇型の部分がそっくり立体型に置き換えた形になっています。同じ立体型でも、青森ねぶたでは広い台座に像を飾るデコレーションケーキ型で、弘前の組ねぷたは小さなカップに盛り上げたソフトクリーム型と言えます。
形の単純な扇型では、ねぷた絵の出来栄えが全てとなりますので、絵師の腕の振るいどころとなります。それだけに芸術性は高く、有名作家のねぷた絵は収集家の人気の的となります。特に美人の見送り絵を熱心に収集する愛好家は多いといいます。
一方組みねぷたは表現法が多様となり、迫力満点の作品が作られますが、保存が難しいため、収集の対象にはなりにくいと言います。折角の力作も毎年作り変えられる運命にあり、わずか1週間限りの命とはもったいない話です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弘前ねぷた・大型化 | トップ | 弘前ねぷた・金魚ねぷた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

津軽の夏祭り」カテゴリの最新記事