アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

カワヤナギ

2011年02月25日 | みどりの仲間達
 今日の最低気温は7℃、最高気温は21℃となり、季節はずれの陽気となりました。霞ヶ浦湖畔ではカワヤナギが芽鱗を落とし、猫の毛並みを思わせる可憐な花を見せ始めました。霞ヶ浦湖畔には、アカメヤナギ、タチヤナギ、オノエヤナギ、ジャヤナギなどの多種類のヤナギが見られますが、他に先駆け通称猫柳と呼ばれるカワヤナギが真っ先に開花します。
 猫柳の花言葉は「自由」です。独裁的な政治が横行している北アフリカ、中近東のイスラム諸国では抑圧された民衆が自由を求め、反政府闘争を繰り広げています。日本の明治維新にも匹敵する歴史の曲がり角と言えるでしょう。イスラム教は戒律が厳しく、信徒の自由を多方面で束縛しています。中には女性の教育を認めない国もあるそうです。独裁者には民衆を支配するのに都合の良い宗教なのかもしれません。リビアでは独裁者のガダフィ大佐が退いても、イスラム原理主義者が政権に就くようですが、これで自由を求める民衆の要求は達成できるのでしょうか。
 自分の自由は、往々にして相手の不自由の原因となります。いくら幼い頃から一緒に育ち気心の知れた兄弟姉妹でも、あるいは相思相愛のカップルでも、勝手気ままな自由は相手の不自由になり得ます。自分の自由を制限し相手の不自由を最小限にとどめる気遣いが愛情であり、友情なのではないでしょうか。相手に不自由をかけるときには、その理由をきちんと説明し、理解を得る努力をすれば、愛情・友情は継続することでしょう。
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