桜川の桜が満開となりました。開花後暫く雨天の花冷えが続きましたが、久しぶりに好天、絶好の花見日となりました。ぽかぽかのTシャツ姿の花見客も見えました。桜の花言葉は「私を忘れないで」です。
転勤族の私には、新任地で留意したことは、地元の人達の好印象をいち早く得るため、挨拶をしっかりすることを心がけました。何時しかそれがすっかり身につき、今では道やスーパーなどで顔見知りに会うと、笑顔ではっきりと挨拶しています。何時も笑顔でいるのも私の癖のひとつです。小学校5校、中学校2校を転々とし、散々いじめを受けましたが、「そんなの平気だよ」と装うため嘘笑いをしていたのです。いじめを避けるため、できるだけ目立たぬよう心がけ、謙虚な人間性が育まれました。そうして、照れ笑いと挨拶、謙虚が習慣化し、数々の難局を飄々として切り抜けることができたのです。
41年間の現役時代に、国内13回、国外3回に及ぶ転勤生活を問題なく繰り返せたのも、この身についた習慣のお陰で、何時でも初対面の相手の心の中に「忘れられない」印象を焼き付けられたからではないでしょうか。定年退職後、初めての土浦に住み着いて、老人会や同好会に入会すると、何故か直ぐに会長に祭り上げられてしまうのも、同じ理由からのようです。いじめが人格形成にプラスになる希な事例かも知れません。
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