ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オジロサナエ 2018<7月>

2018-07-22 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<7.16>

念願成就

オジロサナエの産卵撮影は積年の課題でしたが、産卵ポイントを知らないまま時が経過していました。
今年こそは何とかしたいと思っていたところ、知人と源流域を探索する機会に恵まれ、遂に念願が成就しました。
暗い場所に忍び寄るよう現われるので、飛来を見ていないと見つけられらず、敏感で近くに来ないと撮れません。
静止しての卵塊造りは10秒から20秒間。初めてのことなので、卵塊の撮影に苦戦は免れませんでした。

♀ 産卵 卵塊造り




別個体


水面すれすれを飛び打水


近くにの石に止まる


再び打水して同じ石に止まる


打水


♂ 静止





2018.7.16 埼玉県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒメサナエ 2018<7月>

2018-07-21 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<7.16>

猛暑の谷川

知人に案内してもらいヒメサナエの産卵撮影に行きました。時期がやや遅いか縄張りの♂は殆ど姿を見せません。
9時半頃、谷に日が射し込むと♀が現われ、10分もしないうち次の♀が飛来。しかし、後が続きませんでした。
産卵の目撃は2♀で撮れたのは1♀。いかにも気温が高く諦めるしかありませんでした。最高気温は38℃。

♀ 産卵






♂ 静止





2018.7.16 埼玉県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルタンヤンマ 2018<7月③>

2018-07-19 | マルタンヤンマ

<7.14>

不思議な行動

この時期、気温が高い日を選んでぶら下がりヤンマに行っていますが、今年は選ぶまでもなく暑い日の連続です。
炎天下での撮影は相当の覚悟を要する割に成果が期待薄で、この日も木陰を選択しました。最高気温は36℃。
マルタンヤンマ♂がぶら下がる場所を探す時に見せるホバリングを狙っていますが、暗くて成功例がありません。
今回は♀ですが、ピントが合いました。若い♀で、止まってから腹部を曲げる動作を繰り返していました。

♀ 飛翔


♀のぶら下がり


腹部を何度も曲げる






帰り道、低い所に止まっていた♀を発見。午前中に見つけた上の♀が数十m移動していました。
時折、午前と同じ動作をしました。改めて見ると翅の基部が完全に色付いていない成熟前の個体です。





成熟♀のぶら下がり


この日の目撃は4♂、2♀、他はヤブヤンマ2♂。ネアカヨシヤンマのぶら下がりは見ませんでした。

午前の♂のぶら下がり






別個体






最初の♂が午後に低い位置に移動していた




別個体

2018.7.14 埼玉県

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤブヤンマ 2018<7月③>

2018-07-18 | ヤブヤンマ

<7.13>

再び未成熟

何時もとは別の都区内の公園にヤブヤンマの産卵狙いで行きましたが、目撃しませんでした。最高気温34℃。
探雌の♂が飛来して産卵場所であることは間違いないようですが、初回であり、産卵の頻度は判定不可能です。
ふらふらと飛んできた未成熟♀が見上げる枝に止まりました。3日前、別の所でも未成熟♀を目撃しています。
♂より遅れ、この時期も♀の羽化が続いているようです。シーズンに2回、未成熟に出会ったのは初めてです。

未成熟♀のぶら下がり 黄色みが目立つ個体





2018.7.13 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネアカヨシヤンマ 2018<7月①>

2018-07-17 | ネアカヨシヤンマ

<7.11>

探雌中の休止

ネアカヨシヤンマの産卵には時期が早いとは思いながらも、行かないことには撮れない交尾を期待して出撃です。
15時頃まで途切れることなく、3♂が湿地周辺で探雌を続けていましたが、♀を捕えられませんでした。
竹藪で虫に刺されて待機するシーズンの到来。静止のみですが、♂♀双方が撮れてまずはよし。最高気温34℃。

探雌中の休止時間は大概僅かですが、この♂は約10分間止まっていました。

♂ 静止




目掻き










9時到着では群飛には遅過ぎでした。まだ数頭が飛んでいたものの、間もなく林に姿を消してしまいました。
念のため林縁を探すと、摂食を終えた♀が低い位置に止まっていました。すっかり休止モードです。

♀ 静止










11時頃、♀が湿地に入るのを目撃したので15時まで待機。数回飛来しましたが、敏感で近付けませんでした。
やはり時期が早過ぎたようで徒労に終わりました。

♀ 産卵


高い梢の若い♀

2018.7.11 埼玉県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする