ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ベッコウトンボ 番外編 <2009.5 2012.5 静岡県>

2014-04-18 | ・ベッコウトンボ

<2009.5> ベッコウトンボとの出会い

一度は見ておきたいベッコウトンボ、09年5月初旬、トンボの聖地、桶ヶ谷沼を訪れました。

実験池で見られた♂は成熟して黒褐色でした。交尾、産卵も見られましたが、スピードに全くついていけません。
来たからにはベッコウ色の個体を撮りたいもの。辺りの草地を探し、未成熟の♂と♀各1頭を何とか見つけました。

♂ 静止


♂ 未成熟 静止


♀ 未成熟 静止

2009.5.9 静岡県


<2012.5> 3年ぶりのベッコウトンボ

12年5月中旬、3年ぶり2回目のベッコウトンボ撮影に桶ヶ谷沼に出かけました。

前回、集中して見られた実験池はヨツボシトンボに制圧されていて1頭も見られず、隣の鶴ヶ池に移動しました。
池端数10mの範囲に成熟した♂が50頭以上、待機しています。隣接する草原では♀や若い♂が見られました。

♂ 静止








♀ 静止






ベッコウトンボ乱舞

この日は気温が24℃まで上がり、生殖活動のピークに当たったようです。何度も交尾飛行が見られました。
♂の個体数が多いので争いが激しく、産卵に至る♀の目撃は一度きり。撮れませんでした。

交尾態 飛翔






交尾態 静止






♂ 飛翔


縄張り争い

2012.5.13 静岡県

ベッコウトンボが多数見られたことにすっかり満足してしまい、その後はご無沙汰しています。

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ヨツボシトンボ 番外編 <2010.5~2012.5 東京都他>

2014-04-14 | トンボ科番外編

<2010.5> 都内のヨツボシトンボ

09年5月、都内にヨツボシトンボが生息することを知り、日野市の池に行きましたが、曇天で見られず。
翌10年5月、同じ池で多数の個体を確認。交尾態も目撃しましたが、高速で飛び回り歯が立ちませんでした。

♂ 静止




♂ 飛翔


♂ 静止






捕食

2010.5.3 東京都


<2011.5> ヨツボシ王国

11年のGWは天候不順でGW明けから本格始動。5月初旬、前年にヨツボシトンボを撮影した池に出かけました。
4月の冷え込みがきつく発生が1週間程遅れたようで生殖活動の活性化はもう少し先の様子でした。

♂ 羽化直後


♀ 羽化直後


♂ 静止








捕食



2011.5.8 東京都

1週間後、再び様子を見に行くと、気温が25℃に上がり、♂が一斉に池に出てきて縄張り行動をしていました。
個体数は前年よりはるかに多く、この年が当地のピークであったと思われます。

♀が飛来すると♂が壮絶な奪い合いを展開します。前年、悔しい思いをした交尾態を意地でも撮るつもりでした。
交尾態で約10秒、全速で飛び回るので骨が折れますが、何度も現われるだけにシャッターチャンスがありました。

連結の瞬間 追う♂が2頭、向き合う♂と♀ 合わせて6頭


♂ 飛翔 縄張り争い


交尾態 飛翔


交尾態 静止 珍しく一瞬止まる


♀ 産卵





2011.5.15 東京都


<2012.5> 悲惨な結末

12年、例年行く池に大量のザリガニが発生。ヨツボシトンボは激減しシーズン中に数個体しか目撃しませんでした。
以来、当地の様子を見に行っていません。

♂ 静止

2012.5.12 東京都

5月初旬、熊谷市の池に行きました。当地では生殖活動には時期が早く羽化中の♀がいましたが、発見が遅れました。

♀ 羽化








♀ 羽化直後 別個体

2012.5.5 埼玉県

5月中旬、桶ヶ谷沼のベッコウトンボの撮影時、ヨツボシトンボが多数見られ生殖活動がピークのようでした。

♀ 産卵

2012.5.13 静岡県

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