ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マルタンヤンマ 2023<7月⑦>

2023-07-28 | マルタンヤンマ

<7.26>

低湿度

猛暑の連続で最高気温38℃目前まで上昇。午前中に35℃になりマルタンヤンマが多数ぶら下がっていました。
しかし、気温は上がり続けても午後になると大半は姿を消して、新たに降りてくる個体は殆どいません。

13時過ぎ、林縁と反対の池側に珍しく2♀が止まり、しばらくして1♂が飛来しました。通常見ない現象です。
ぶら下がり探索ではあまり気にかけない湿度ですが30%に低下。ここまで乾燥すると水辺を好むようです。

池岸を往復して池を覆う低木に静止した♀ 


クリーニング行動とみられる 産卵後の可能性あり






10分程して別の♀が飛来して近くに止まった 


コシアキトンボ♂が休止するような場所


腹部先端に泥土が付着 どこで産卵したのか当所では滅多に見ない


ほぼ同時に♂が飛来 上の♀と1mも離れていない場所に止まる




以下は林縁のぶら下がり。水辺に来た個体の他に4♂、6♀を目撃しましたが、13時頃には姿を消しました。

この日の一番若い♂ 胸部側面はほぼブルーになっているが背面は黄色




やや高い梢の成熟♂


少し低いが奥の暗がりにいた成熟♂ 以上の3♂は到着時の11時前からぶら下がっていた


正午過ぎに降りてきた成熟♂ どちらかというと水辺に近い所にいた


12時15分頃の地面すれすれの♂ 13時には飛んでいて、これ以降林縁側に降りた個体はない




上の♂から数10㎝上にぶら下がっていた♀




午前中に撮影した若い2♀


別個体



2023.7.26 東京都

<7.28>

湿度戻る

撮りたいトンボは多々あっても、猛暑日の連続で通常の活動は期待できず、都区内の公園に行くしかありません。
数日間低かった湿度が50%に上昇。最高気温36℃で午前中から相当蒸し暑いわりにぶら下がりが低調でした。
結局、目撃は湿度に左右されるというより風通し次第で、見られる場所に出てくるかどうかに尽きるようです。
極端に乾燥した前回は例外で、今回は水際での目撃はありません。マルタンヤンマの目撃は2♂、4♀でした。
ヤブヤンマは3♂と減少、ネアカヨシヤンマは16日を最後に何故か姿を見ていません。

午前からぶら下がっていた若い♂ 胸部背面は黄色のまま






13時過ぎに地面すれすれにいた成熟♂




小移動後

2023.7.28 東京都


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マルタンヤンマ 2023<... | トップ | オオヤマトンボ 2023<... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マルタンヤンマ」カテゴリの最新記事