ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オオモノサシトンボ 2023<7月>

2023-07-10 | ・オオモノサシトンボ

<7.5>

2対の連結態

3年ぶりにオオモノサシトンボの生息地に行きました。到着時は曇天、雨が降り出すまでの1時間程の観察です。
連結産卵を探していると交尾態を目撃。その後、同じ地点に集結した2対の連結態の行動の顛末です。気温26℃。

まずは交尾態から。失敗を繰り返しながら交尾成立。違う角度で撮ろうと接近した途端、草の裏側に飛びました。

交尾態




約40分後、同じ場所に戻ると連結態が静止していました。先程の交尾態のようですが、産卵には至りません。

連結態 ♂が催促しても♀が動かず連結産卵に移行しない 


数分後、別の連結態が飛来。すぐ下に止まって交尾を試みましたが、♀が嫌ったようで♂は10秒程で断念しました。

♀は♂の副生殖器を外している状態 交尾に至らずこの後、連結を解除した


連結を解いて♂、♀ともその場で静止 上の連結態はそのままで、個体数が少ないなか珍しく画面に4頭




上のペアが突然連結を解いて♀が産卵するようば動作をする ここで産卵するはずはなく不可解な行動


この後、♂、♀とも飛立ち、♂は争い♀は戻ってしばらく静止。以上、2対が集結してから約3分間の出来事です。

♂が近くを飛んでいるので2♀とも交尾拒否の姿勢 上は多分交尾後の♀でいずれ単独産卵するのか


近辺で撮影した個体です。天候のせいか思ったより少ない状況でした。

縄張りの♂






草叢の若い♂




♀ 未成熟



2023.7.5 群馬県


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