ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

メガネサナエ 2020<9月>

2020-09-04 | サナエトンボ科メガネサナエ属

<9.1>

琵琶湖のサナエ(その1)

この時期の天候と日程が合わず、長年行きそびれていた琵琶湖のサナエ。今季こそは台風接近前に決行しました。
初日夕方と翌日の朝にオオサカサナエ、メガネサナエの産卵を狙いましたが、撮れたのは初日のメガネのみです。
2日とも真夏の天候で最高気温34℃、台風の余波か、風が出て夕暮れ時の湖面は波立っていました。

15時頃、湖岸に到着すると、初見のメガネサナエ♀がホバリング中。静止して約30秒間卵塊を形成しました。
飛んで水面際で打水して再び静止、次に飛んだところでタイミングが悪いことに♂が現われて逃げられました。

♀ 産卵 静止して卵塊形成


約4分後、近くの岸辺の砂地で卵塊を形成する♀を発見。先程の♀が戻ったとは思えず別個体のようです。

別個体 卵塊形成


飛立った後、打水するまでの間は激しく飛び回るので全くヒットしません。着地して打水を数回繰返しました。

飛翔 打水後 


卵塊形成




卵塊がこの程度になると飛ぶ


最終回の卵塊形成。この後、翌朝も産卵の目撃はなく、この2♀を逃していたら遠征が徒労になるところでした。



同じ時間帯、♂は数頭を目撃。岸辺近くに来て延々とホバリングする個体も見られました。

♂ 飛翔 ホバリング












♂ 静止 縄張り行動 時々飛んで巡回



2020.9.1 滋賀県


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