鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山形・誓志、レギュラーを得て躍動

2010年11月24日 | Weblog
MF増田、ナビスコ杯出場で自信が持てた…山形

加入1年目でチームの柱に。増田は、この日もピッチを縦横無尽に走り回った

 ◆J1第32節 山形1─0京都(23日・NDソフトスタジアム) J1残留を決めたモンテディオ山形のMF増田誓志(25)が「とうほく報知」に歓喜の独占手記を寄せた。常勝軍団・鹿島から今季、加入。2年目のJ1リーグ戦を戦ったチームを攻守で引っ張ったゲームメーカーが、その思いを明かした。

 良かった。前節の磐田戦後に「次、決めます」と言った通りになった。ホームで、モンテサポーターの前で残留を決められたのが一番、良かった。

 初めての移籍は不安だらけだった。山形でダメだったら、「もう、俺は選手として無理でしょ」っていう覚悟でここに来た。だからこそ、今季、自己最多のリーグ戦25試合に出場できて、多少、ホッとしている。

 去年は鹿島で17試合の出場に終わった。正直、出て行くことしか考えていなかった。ほかにも選択肢はあったけど、山形を選んだのは、「試合に出られるから」という気持ちが大きかった。自分が加入して順位が上がれば、自分の価値も上がる。大きな魅力だった。

 それまでのモンテの印象は全くなかった。でも、決断する前にチームのことをいろいろ、調べた。それでも最後はノリというか、「どうにかなるだろう」という感じ。選ぶのは自分で、周囲の人が自分が選んだ結果を保証してくれるわけじゃないからね。

 戸惑いも多かった。キャンプでは攻撃的なサッカーを目指すイメージが大きかったけど、シーズンが始まると、引いて守るサッカー。その勘違いは前半戦の間は続いていた。転機は、その後のナビスコ杯。3試合出場できて、自信が持てた。ポジションがボランチからシャドーに変わったことより、試合に出られることのほうがうれしかった。

 鹿島では6年間、「いつか、花開くだろう」って思ったけど、開かなかった。だけど、辞められなかった。給料を稼ぐほかの手段があれば違ったけど、自分はサッカー以外では何もできないし、生きていけなかったから。

 今季はメンタルの弱さを痛感した。全力で試合に臨んでも負けると、気持ちを戻すのが難しかった。結果が出る鹿島と違って、報われないと体まで重くなる。それを乗り越える術(すべ)を、俺が持っていないことが分かった。来年はそういう強さを身につけたい。

 ◆増田 誓志(ますだ・ちかし)1985年6月19日、宮崎市生まれ。25歳。宮崎・鵬翔高から04年、鹿島に入団。卓越した攻撃センスと、豊富な運動量を生かした守備力を兼備した万能型のセントラルMF。03年のU―18から07年のU―22日本代表まで、毎年、各年代の代表に選ばれた。リーグ戦出場は7年間で134試合8得点。179センチ、75キロ。血液型B。独身。

(2010年11月24日11時33分 スポーツ報知)

山形を舐めていた誓志である。
山形であれば、出られると高を括っておったとのこと。
とはいえ、山形でレギュラーを得、確実に成長した様子。
誓志のメンタルは山形を残留に導いたことで確実に成長を遂げた。
これならば、プロとしてやっていけるであろう。
ずっと成長を期待しておった我等も一安心である。
誓志の攻撃的センスは天下一品と言って良かろう。
メンタルを兼ね併せた、今現在は日本随一のMFである。
今後の活躍に期待したい。

さやえんどうに期待

2010年11月24日 | Weblog
2010年11月24日(水)

15時から行われたトレーニングでは、昨日の磐田戦先発メンバーはリカバリーのみ、その他のメンバーは実戦形式のメニューを行いました。

練習するさやえんどうである。
先日のジュビロ戦では途中出場でそろい踏みし、才能の片鱗を見せつけた。
次は揃って結果を残して欲しい。
鹿島の未来を担う二人に期待大である。

山形・田代、残留弾

2010年11月24日 | Weblog
田代殊勲1発 山形残留/J1

先制ゴールを決めた山形FW田代はDF西河(背中)と抱き合う

<J1:山形1-0京都>◇第32節◇23日◇NDスタ

 山形が京都を1-0で下し、J1残留を決めた。勝てば残留決定の状況の中、後半6分にFW田代有三(28)が価値あるゴールを決めた。山形は小林伸二監督(50)に来季続投要請をしており、この残留決定で来季の「小林体制」継続の可能性が高くなった。

 大舞台で輝くのがエース。FW田代が大黒柱たるゆえんを証明した。後半6分、DF石川のクロスに飛びこむ。しっかり頭でとらえると、相手ゴールが揺れる。J1残留を決める殊勲の一発。勢いそのままにゴール裏へ。「モンテブルー」に染まったスタンド。イレブン、サポーター、そして誰よりも届けたかった人へ最高のプレゼントを贈った。

 10月下旬、祖父安之さん(享年83)が他界。大事な時期だったが、田代は福岡の実家へ戻り、葬儀に参列した。幼少期から祖父と一緒に住んでいた。サッカーは詳しくないが、いつでも応援してくれた。晩年は記憶も定かではなかった。それでも家族から「有三が点を決めたよ」と聞くと、笑顔を浮かべていたという。

 14日のC大阪戦で得点を決め、天高く両手を突き上げた。「もちろんおじいちゃんを意識しました」。だが結果は3-3のドロー。20日の天皇杯4回戦・川崎F戦での得点も空砲となった。「持ってる男」はここからが違う。すべては残留を決めるゴールへの序章。「おじいちゃん孝行」の一発が光り輝いた。【湯浅知彦】
 [2010年11月24日10時53分 紙面から]


【山形】田代弾で残留「合ってる」/J1

山形対京都 後半6分、先制ゴールを決めた山形FW田代(中央)

<J1:山形1-0京都>◇第32節◇23日◇NDスタ

 山形はFW田代有三(28)のゴールでJ1残留を決めた。後半6分、MF宮沢克行(34)の素早いスローインをDF石川竜也(30)が中央へクロスを入れると、走り込んだ田代が頭で合わせた。直近のリーグ4戦もそうだが、途中出場が多い中で今季公式戦では14点目。鹿島時代の07年の12点を抜いて自己ベストを更新中。「後ろ(控え)で出ても、ボールを受けるタイミングはしっかり合っている」とエースの得点感覚に狂いはない。

 [2010年11月23日23時30分]

祖父への思いがこもった得点で残留を決めた田代である。
田代は持ってる男と証明された。
やるべき事は全てやり遂げたと言えよう。
次の目標は、有るべき場所で、有るべきチームの得点を決める事である。
期待しておる。

さんま入籍

2010年11月24日 | Weblog
佐藤昭大選手が入籍 2010/11/23
佐藤昭大選手が11月22日に入籍いたしましたので、お知らせいたします。お相手は一般の方ですので、氏名、年齢等の個人情報に関しては公表を差し控えさせていただきます。

■選手名:
佐藤昭大(さとう・あきひろ)
■生まれ:
1986年8月30日、三重県三重郡朝日町出身
■ポジション:
GK
■サイズ:
183センチ、73キロ
■経歴:カッコ内は加入年
朝日SSS(1994)─朝日町立朝日中学校(1999)─サンフレッチェ広島ユース(2002)─サンフレッチェ広島(2005)─愛媛FC(2007※期限付き)─サンフレッチェ広島(2008)─鹿島アントラーズ(2010※広島より期限付き移籍中)
■公式戦成績:
J1リーグ通算 14試合0得点
ナビスコカップ通算 2試合0得点
天皇杯通算 9試合0得点
J2リーグ通算 52試合0得点
■代表歴等:
2002 U-17アジア選手権代表
2006 カタールアジア大会代表


さんまこと佐藤昭大が入籍。
これは喜ばしい。
さんまも鹿島に来て幸せを掴んだと言えよう。
式はいつ挙げるのであろうか。
あまりはしゃぎすぎぬように。
酔って駅で足首の靱帯を伸ばしては大変な事になる。
ともかく、今はさんまを、そして奥さんにお祝いの言葉を贈りたい。
末永くお幸せに。

ジュビロ戦コメント・報道

2010年11月24日 | Weblog
J1リーグ 第32節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
(前半立ち上がりで集中力が足りなかったと言われるが)そういったことはあったかもしれないが後半になってアグレッシブさも出せるようになっていた。圧力を掛けることもできていたしチャンスも多く作れていた。連戦の疲労の影響からかシュートに持ち込んだ時にうまくステップが踏めなかったりとチャンスを決め切れなかったことはあったかもしれない。チャンスを作り出せるが最後がうまくいかなかった部分はあったと思う。
Q:前節名古屋に優勝を決められてタイトルを逃したことで選手にモチベーションが下がったという影響はあったのか?
4連覇できなかったことに深く感じたものもいればそれほど深く思っていない選手もいただろうし、気持ちを切り替えることができた選手もいればできなかった選手もいるだろう。ただ我々がやるべきことは勝ちつづけること。その作業をやり続けるだけである。
Q:ベンチから出てくることが少なかったように思えたが?
指示するのは通訳であって、特別に試合に出る出ないで勝敗に関わることではない。やるべき作業ができていればベンチからは出ないし、それが出来ていなかったら前に出て通訳やコーチが指示をするもの。
ベンチから出ていなかったとかレフェリングについてどうこうとか、川口のファインセーブで敗れたとか今日の敗因について皆さんはいろいろと原因を見つけてくるかもしれないが、それはすべて間違っている。今日の敗戦はジュビロがアントラーズの弱点をついて彼らがメリットをしっかりと出せた成果だと思うしジュビロがやった作業を讃えないといけない。ジュビロがやるべきしてやったことが勝利に値する内容であったということだ。

Q:試合後、自らサポーターに挨拶に行っていたが?
挨拶に行くのは毎回やっていること。勝てば選手が応援してくれたサポーターのもとに挨拶に行っている。負けた時には敗戦の責任を自分が背負って取り組んでいるということを選手たちに伝えたかった。サポーターの中には協力的にチームに愛情を持って真剣に一緒になって勝利を目指している真のサポーターがいる。彼らの期待にこたえることができなかったことに対する残念な思いと応援してくれている感謝の気持ちを表したかった。

【小笠原 満男】
ACLの出場権へのチャンスがあるとかないとかと関係ない。天皇杯を含めて残りの試合を全部勝ちたい。

【曽ヶ端 準】
結果が出せなかったことが全てです。

【大迫 勇也】
次はいつ使ってもらえるかわからないので決めないといけなかった。今日は絶対に決められた。もったいない。

【伊野波 雅彦】
運動量がなかった。自爆。マークをつくところでつけなかったり、しっかりとクリアをすることが出来ないとこういう結果になってしまう。

【岩政 大樹】
連戦の最後なのである程度、中盤にスペースが空いてしまうのは仕方がなかった。ACLの出場権獲得が最終節までもつれこむことになってしまったのは自分たちの責任によるもの。自分自身は2~3点取れた試合だったが、精一杯やれたと思うし、力不足です。


2010年11月23日(火)

本日行われたJ1第32節磐田戦は、1-2の敗戦に終わりました。

【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.23)
11月23日(火) 2010 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 磐田 (14:04/カシマ/18,575人)
得点者:4' 前田遼一(磐田)、13' ジウシーニョ(磐田)、44' 岩政大樹(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:立ち上がり、監督が良く仰る注意力、集中力という2つのキーワードが足りなかったように思えたのですが、いかがだったでしょうか?
「確かにそういった部分はありましたけど、それが原因で失点したわけではないですし、ジュビロさんが持つメリットも讃えなければならないし、やるべきことをやったのだと思います」

Q:ハーフタイムの指示で「球際をもっと激しく」という指示を出されていますが、メンタルとかフィジカル面でこの連戦が影響した部分はありませんか?
「そのアグレッシブさということに関しては、後半を見てもらえれば、やれること、あるいはできることを見せられたと思いますし、相手に圧力をかける作業を全員でできたのではないかと思います。チャンスは多くつくったわけであって、あとは連戦の疲労から、生理運動学的な部分で、正しいステップが踏めなかったり、強弱が乱れたり、いろいろなところに影響があったのではないかと思います。さらに、自信というものを、決定的なチャンスを決める自信というものがなかった、あるいは欠けてしまったのではないかと思います。大半、うちのホームでは圧力をかけて、チャンスをつくり、それを決めるという流れがあったんですけど、今日はその最終的な部分がうまくいかなくなっただけだと思います」

Q:前節で優勝が無くなって、インターバルがすごく短くて今日の試合を迎えたということで、モチベーションや弱気になっていたことはありませんか?また、今日の試合に当たって工夫された部分はありませんか?
「短い期間の中で、準備をするということなので当然ながらいろんな作業はやりました。4年連続でタイトルを取ることが出来なかったということは、選手のなかには深く感じた人もいれば、それほど気持ちの落ち込みが無い選手もいると思います。あとはそこから切り替えが早くできる選手もいれば、ちょっと時間がかかってしまう人もいると思います。ただ、やるべきことというのは決まっているわけで、試合を勝ち続けることしかできません。その作業をしっかりやることに尽きるんだと思います。今日の敗戦に関しては、アントラーズが負けたというよりも、ジュビロさんがアントラーズの弱点や機能性を低下させるための作業を徹底的にやって、自分たちの長所をいかす作業をやりつづけた成果だと思います。一般的には連戦だったり、4連覇出来なかったことが影響していると考えられるかもしれませんが、今日に関してはジュビロさんが、多分8回対戦していますけど、そのなかでもいちばんやるべき作業をやった試合ではないかと思います」

Q:試合が終わったあと、サポーターの前に行ったと思います。それはどういう気持ちで行った行動だったのかということと、スタンドをしばらく見ていたと思いますが、どんなことを思いましたでしょうか?
「これは毎回やっていることです。勝ったときは選手のメリットです。選手を讃える、と。負けたときは自分も責任を持って取り組んでいるんだというのを、選手にも伝えたいし、サポーターの皆さんにも伝えたいということでの行動です。当たり前のことと思います。あと、しばらくサポーターの皆さんを見るとことには意味があります。当然ながらサポーターの中には協力的で、僕を含めたこのクラブの人間と、真剣に勝利を目指して取り組んでいる人がいます。そういう真のサポーターと、ただ勝っているときだけ、勢いがあるときだけしかいないサポーターもいるわけです。ですので、真のサポーターは誰なのか、それを3年もいれば、今年でもう4年目ですけど、顔を見ればわかります。名前はわかりませんけれど顔はわかります。そういう真剣に応援して、愛情をもって接してくれる人に、努力はしましたけど残念ながら期待に答えることが出来ませんでしたという、お詫びの気持ちと感謝を示したかっただけです」

Q:今日は、ロスタイムあたりまでほとんどベンチから出てこなかったように見えたのですが、あれは意味のある行動だったのでしょうか?
「基本的に僕が出ていったとしても、指示を出すのは通訳です。特別になにか、ベンチを出るか出ないか、そんな回数で試合の勝敗が決まるわけなら、ずっと出っぱなしにすればいいわけです。ただ、やるべき作業を選手がやっているときは、出ていく必要はないですし、やっていないときには指示や要望を出していくわけです。そのために通訳やコーチングスタッフがいるわけで、今日、敗戦の理由を皆さんはお探しかと思いますが、それが僕がベンチを出た回数、レフリング、相手キーパーの川口選手のファインセーブとか、運に見放されたとか書きたいのだと思いますが、それはすべて間違いです。やはりジュビロさんがやった作業を讃えなければいけないと思いますし、一人ひとりがやるべき作業というものを徹底的にやり続けることが出来るかどうか。やるだけ、一時的にやることは誰でもできるわけですが、やり続けることができるかが重要になってきます。レフリングに関しては、今日はなにも申し上げることはないです。負けたときにはコメントしたくないと思います。人によっては敗者の弁を悪意を持って受け止める方もいますので、僕はコメントしません。勝ったときにはコメントすることもありますが、そのことについては今日に関しては話しはしません。
ただ、今日は、ジュビロさんが勝利に値する内容、作業をしたと思っております」


以上

【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(10.11.23)
●佐々木竜太選手(鹿島):
「入れるとこ入れなくちゃ…。フェリペがいたとこにそのまま入りました。大樹さんがあがってきてパワープレーになったときはスリートップみたいになったので、そのこぼれを狙ってました。監督は『負けることもある。次にいこう』と話していました」

●小笠原満男選手(鹿島):
「残念です。判定がどうのこうのより負けたという事実が…。(ACL圏内も危ういが?)圏内とか圏外とかは関係ない。あと3つ勝って、2つになってしまったけれど、ここを勝って、天皇杯を含めて全部勝ちたいです」

●岩政大樹選手(鹿島):
「違いがないと言えば嘘になる。僕自身はタイトルがかからない試合にどういうパフォーマンスが出せるかがプロ選手として大事だと思っている。そういう試合でどういうプレーができるかを心がけているのでいつも以上に心がけて入りました。(そのなかで得点を奪った)2点、3点、取れました。力不足だと思います。(ACLもおしりに火が点いたが?)自分たちが招いた結果。優勝が決まって中二日ということで、どういう試合が出来るかだった。サポーターのショックを和らげる試合が出来なかった。申し訳なく思います」

●伊野波雅彦選手(鹿島):
「運動量が足りなかった。自爆でしょ。マークに着くところで着いていなかったり、しっかりクリアするところで出来なかったりすると、こういう結果になってしまう」


[ J1:第32節 鹿島 vs 磐田 ]

ホームの鹿島は44分、野沢の左CKから、ニアに飛び込んだ岩政大樹がヘッドで合わせて1点を返す。
写真は前田遼一(磐田)と競り合う岩政(鹿島)。


鹿島ACL出場権確保へ尻に火/J1
<J1:磐田2-1鹿島>◇第32節◇23日◇カシマ

 鹿島のACL出場権確保へ向け尻に火がついた。2点を追って猛反撃を仕掛けるも、磐田GK川口能活(35)に阻まれ、DF岩政大樹(28)の1得点止まり。後半41分には岩政のシュートが相手DFの手に阻まれ、直後にFW佐々木のシュートがゴールラインを割ったように見えた場面もあったが、主審に流された。岩政は「タイトルがかかっていない試合で、どう気持ちを出すかもプロ」と反省しきりだった。

 [2010年11月24日9時20分 紙面から]

【鹿島】DF岩政追撃弾も黒星/J1

磐田に敗れピッチでうなだれる鹿島イレブン(撮影・下田雄一)

<J1:磐田2-1鹿島>◇第32節◇23日◇カシマ

 鹿島はDF岩政大樹(28)が、追撃弾を決める活躍をみせたが、チームを勝利に導くには至らなかった。0-2の前半44分に、見事なダイビングヘッドでCKを押し込み得点。さらに後半41分にもヘディングシュートが枠をとらえたが、ゴールライン上で相手DFに手で止められた。「周りに聞いたら、ハンドだったみたいですね」と振り返ったが、主審はハンドがなかったとの判定。同ロスタイムには、GKとの1対1でのシュートも磐田GK川口のスーパーセーブにあい「2、3点は取れましたね」と苦々しげだった。
 [2010年11月23日17時51分]

鹿島にV逸ショック…集中力欠き「自滅」
2010.11.23 18:40


前半4分、先制ゴールを決め駆けだす磐田・前田。右は鹿島・岩政=カシマ
 J1第32節(23日、鹿島1-2磐田、カシマ)4連覇を逃したショックからか鹿島は序盤、集中力を欠いた。前半4分、13分といずれもフリーにした前田、ジウシーニョに決められ連続失点。伊野波は「自滅」と自嘲気味だった。
 浴びせたシュートは相手の3倍以上の22本だったが、ゴールは岩政の1点のみ。「(優勝を逸した)サポーターのショックを和らげる試合ができなかった」と岩政も頭を垂れた。(カシマ)


後半、競り合う鹿島・マルキーニョス(18)と磐田・西=カシマ

伊野波「自爆」…鹿島、守備崩壊で3位転落

<鹿島・磐田>磐田に敗れ肩を落とす鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 【鹿島1-2磐田】鹿島はリーグ最少失点の守備が崩壊し、3位に転落した。

 中2日の試合で中盤の運動量が足りず、前半13分までに2失点した。日本代表DF伊野波は「自爆。付いていくところで付いてなかったり、クリアするところでクリアしなかった」と敗因を分析した。前半44分にヘディングでゴールを決めたDF岩政は、「(名古屋の)優勝が決まって、サポーターのショックを和らげる試合ができなかった。反省しているし、申し訳ない」と厳しい表情だった。
[ 2010年11月24日 ]

痛恨黒星で3位後退…鹿島
 ◆J1第32節 鹿島1―2磐田(23日・カシマ) 鹿島は磐田戦の判定についてJリーグに意見書を提出することを決めた。1―2で迎えた後半41分、DF岩政が放ったヘディングシュートがMF那須の左手を直撃。そのはね返りをFW佐々木が押し込んだが、ゴールイン後に相手がクリアした一連のプレーについて、文書で説明を求める。試合は敗れ、3位に降格。佐々木は「あれは決めないと」と嘆いた。

(2010年11月24日06時02分 スポーツ報知)

オリヴェイラ監督の申すように、誤審について述べたところで結果は変わらぬ。
今年はラインを割ったゴールを無効にされる試合が多かったように思える。
試合を左右する重要なジャッジ故に、細心の注意を願いたい

山形をJ1残留に導く

2010年11月24日 | Weblog
【J1:第32節 山形 vs 京都】試合終了後の各選手コメント(10.11.23)
●石川竜也選手(山形):
Q:アシストのシーンは宮沢選手とアイコンタクトがありましたか?
「アイコンタクトというか、流れで。そのまま出たので。一応、流れでチャンスのような形だったから、そのまま走ってボールが出てくればどうかなというのはありましたけど、いい形でフリーになれました。あとは中でニアに2枚入ってきたので、それは最近、中の入り方を、3枚入ってくるようにという基本的なところをみんなで意識をしていて、そういう形で点が取れたのでよかったと思います」

Q:いつもより上がる時間がないなかでの先制点でしたが?
「僕の前にドゥトラが張ってたので、あまりリスクを負って上がることもできなかったので、前半はあまりスペースはなかったし、まずはしっかり守備をしてゼロで抑えていれば後半少しずつスペースは空いてくるなと思っていたので。ま、ディフェンダーですからね(笑)。ウィングじゃないので、そんなに前に上がれないですけど、何回か上がっていくチャンスで点に絡めれば一番いいので、そういう意味では、今日のアシストはいいタイミングで上がれたので、すごくよかったです」

Q:残留が決まって、正直ほっとしたのでは?
「周りの結果も聞こえてくるので。FC東京が勝ったとか、最後で力を出してくるので、僕たちも最後頑張んなきゃいけないし、自力で決めれるというのはわかってましたし、ホームというのがあったので。最近すごく、点取れたり、失点したり、0-0だったり、撃ち合いしたり、うちにとっては珍しい試合もありましたけど、だいぶチームとして戦える感じは最近持ってたので、今日も90分とおして落ち着いて戦えたと思うし、結果も出せてよかったです」

Q:残留が決まったことについての感想は?
「正直、うちのチーム力というか、規模というところを考えると、なかなか勝ちきっていく試合というのは大変ですし、ひとつひとつしっかり戦っていかないと結果が出ないというのもわかってるので、ほんとに1年1年しっかり、ひとつひとつ大切に戦うということをやってきましたけども、去年は1年目だったからなんとか残ろうというところで残ることができて、今年は2年目は1年目より厳しいということも言われましたし、難しいところはあったし、なかなか点が取れなかったので先制されると難しい試合もたくさんありましたけど、だいぶ去年に比べて攻撃というところで自分たちの時間を増やしたりとか、そういうところがだいぶできてきた。夏場以降、少しずつできてきて、チームとして成長してるなと思ったし、今年残ってまた来年J1で戦えれば、3年目なのですごく楽しみなシーズンになると思っていました。今年も『残る』というところが一番大きいところだと思うし、2試合残してしっかり決めれたので、ひとつはほっとしてます」

●増田誓志選手(山形):
「よかったですね。(いや、長かった?)長くないですよ。神戸が急に勝ちだしたので、ここ2、3試合のことでしょう」

Q:他会場の結果は情報を入れてましたか?
「わからなかったですね。とりあえず、勝てばつながるかなと思っていました」

Q:最終節には鹿島戦も控えてますが?

「あと2連勝したいです。みんな次はのびのびやれると思うので。(解放された感じは?)
正直、それはありますね。のびのびやれると言っても、基本的な部分は、守備というのは変わらずにやっていかなきゃいけないというのは、忘れてはいけないと思います。練習したいですね」

[ J1:第32節 山形 vs 京都 ]

51分、ヘディングで決勝点を挙げた山形のFW田代有三。今季9点目は、チームのJ1残留を決める貴重なゴールとなった。

山形のJ1残留に尽力した鹿戦士たちである。
特に田代は二桁得点も狙える位置におる。
これは来季の凱旋もあり得るのでは無かろうか。
田代が尊敬する鈴木隆行が如き救世主となって欲しいところ。
楽しみである。

強力CBコンビで完封を

2010年11月23日 | Weblog
伊野波 前田を警戒…リーグ最少失点守る
 鹿島DF伊野波が磐田のFW前田との日本代表対決を制して、リーグ最少失点をキープする。23日の磐田戦では「すべてに気をつけないといけない選手」(岩政)という前田と対戦するが、伊野波は「クロスを上げられたら決定力がある。みんなを動かして上げさせないことが一番」とクロスの出どころをつぶすことを注意点として挙げた。

 現在の27失点はJ1最少だけに、自慢の守備を見せつける。

[ 2010年11月23日 ]

昨季の得点王・ジュビロの前田を警戒する両CBである。
最少失点率を更新するには、この巨大なる敵を抑えきらねばならぬ。
ここ二年、ホームに於けるジュビロ戦では完封を果たしておる。
つまり、岩政+イノパンコンビを結成してからは無失点を続けておるのである。
今日もこの記録を継続して欲しい。
期待しておる。

岳くん、自分たちのスタイルで

2010年11月23日 | Weblog
青森山田・柴崎いきなり強豪/高校サッカー
2010.11.23 05:01


青森山田を率いる柴崎主将(左)は、初戦の相手・広島皆実の森重主将と握手 (撮影・吉澤良太)

 第89回全国高校サッカー選手権(12月30日-来年1月10日)の組み合わせ抽選会が22日、東京都内で行われた。来季J1鹿島への入団が決定済みのMF柴崎岳(3年)が率いる前回準優勝の青森山田(青森)は、08年度優勝の広島皆実(広島)と初戦の2回戦で対戦するなど、初戦から好カードが続出した。

 壇上で、主将として挑む大会への強い意気込みを拳に込めた。柴崎が高らかにV宣言だ。

 「国立に、忘れ物を取り戻しにきた」

 昨年は2年生ながら主力で奮闘。決勝戦は山梨学院大付(山梨)に0-1で敗れ、涙をのんだ。それから1年。早々とJ1鹿島への入団が決まるなど注目が高まる中、選手権に駒を進めた。

 初戦の相手・広島皆実も強豪だ。2大会前の優勝校。主将のDF森重瑞紀(3年)はJ1・FC東京DF森重真人(23)の実弟で「青森山田に決まってビックリしたが、楽しみたい。目標はもちろん優勝です」と、こちらも負けていない。

 超高校級プレーヤーと呼ばれる柴崎も、ここまでタイトルには無縁。今年のインターハイ、高円宮杯も敗退し、今回がラストチャンス。高校日本一の肩書を、Jリーグへの手みやげとする。(宇賀神隆)

全国高校サッカー選手権の組み合わせが決定

青森山田・柴崎(左)と中京大中京・宮市の注目の2人が壇上で握手

 第89回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕)の組み合わせ抽選会が22日、東京・汐留の日テレで行われた。イングランド・プレミアリーグのアーセナルに入団が内定しているFW宮市亮(3年)が主将を務める中京大中京(愛知)は、1回戦で久御山(京都)と対戦。前回準Vで鹿島入りが決まっているMF柴崎岳(3年)擁する青森山田(青森)は、初戦で前々回王者・広島皆実(広島)とぶつかる。

 ◆中京大中京・宮市 名古屋に「乗っかる」 ○…宮市がアーセナル入団前の手土産に、優勝を勝ち取る。前回は初戦の神村学園戦で2―10とまさかの大敗。「あのことは一生忘れない。今回は日本一を目指す」と気合を込めた。プロ野球で中日、J1で名古屋が優勝を決めたこともあり、「名古屋も盛り上がっているし、その流れに乗っかっていければ」と笑顔を見せた。

  堂々V宣言!! ○…初戦は前々回優勝の広島皆実と激突。鹿島入団が内定する柴崎主将は、「どことやってもスタイルを変えることはない。頂点しか考えていない」と、準Vに終わった前回大会を超える初優勝を誓った。中京大中京FW宮市と2ショット撮影し「持ち味をチームで発揮するのが互いにとっていいこと」と健闘を誓い合っていた。

(2010年11月23日06時01分 スポーツ報知)

青森山田・柴崎「優勝しか考えてない」
 第89回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が22日、都内で行われ、J1鹿島入り内定のMF柴崎岳を擁する前回準優勝の青森山田(青森)は、初戦の2回戦で2大会ぶり制覇を狙う広島皆実(広島)との対戦が決まった。柴崎は注目される中での優勝を手土産に、常勝軍団・鹿島入りを目指す。12月30日の開会式(国立競技場)に続いて行われる開幕戦では、駒大高(東京B)と大津(熊本)が激突。選手宣誓は鹿島学園(茨城)の請川順也主将が務める。

  ◇  ◇

 高校No.1司令塔が有終の美を飾り、優勝を手土産に常勝軍団入りする。前回大会は準優勝。今回は頂点しか見ていない。青森山田のMF柴崎は「この大会のためにやってきた。目標が優勝。それしか考えてない」と言い切った。

 1月に異例の早さでJ1鹿島入団が内定。以来注目を浴び続け、今大会も“柴崎の大会”ともいわれる。「注目の中で戦いながらチーム、自分も精神的に成長できる。プラスに考えて一戦一戦頑張りたい」と、すべてを糧とする心意気だ。

 初戦の相手は強豪・広島皆実。主将で、FC東京DF森重真人の弟・瑞紀から「僕らも優勝を目指している。勝てない相手とは思わない」と宣戦布告された。注目に比例して厚くなる“柴崎包囲網”。だが4連覇を逃した鹿島に代わり、重圧をはねのけて頂点に立つ腹積もりだ。

(2010年11月22日)

自分たちのサッカーで優勝を目指す岳くんである。
今大会こそはと意気込んでおる。
昨年の大会は悔しい思いをした。
忘れ物を取り戻して欲しい。
楽しみである。

岳くん、全国高校選手権へやってきた

2010年11月22日 | Weblog
高校No1司令塔・柴崎「忘れ物を取り返そうとやってきた」
 【全国高校サッカー選手権抽選】J1鹿島入りが決まっている大会屈指のMF柴崎が主将を務める青森山田と、2大会前に全国制覇を果たした強豪の広島皆実の好カードが実現すると、抽選会場が大きくどよめいた。

 昨年から注目を浴びている柴崎は「(敗れた前回決勝の)国立競技場に忘れてきたものを取り返そうとやってきた」と落ち着いた表情。広島皆実の森重主将は「びっくりしたが、いい相手だと思う。優勝を狙う」と闘志を燃やしていた。

[ 2010年11月22日 17:55 ]

「忘れてきたものを取り返そうとやってきた」と語る岳くんである。
今年1月の決勝戦は悔しい思いをした。
その気持ちをバネにここまで来たのである。
身体だけでなくメンタルも成長したことであろう。
今年の高校選手権は何時になく楽しみである。

昌子くん、ゴツい身体

2010年11月22日 | Weblog
[鹿島]入団内定選手たちの高校選手権、それぞれの対戦校は・・・?
サッカー選手権の組み合わせが発表された。
来季より鹿島に入団する柴崎岳、昌子源、梅鉢貴秀の3人の対戦校はそれぞれ以下のようになった。
広島皆実(広島)vs.青森山田(青森)
静岡学園(静岡)vs.米子北(鳥取)
羽黒(山形)vs.関西大第一(大阪)
「自分でお願いして来ました」
現在、鹿島のクラブハウスで治療を受けて高校選手権に備えている昌子選手は、夏に見たときよりもさらに体が大きくなった印象。ガタイの良さではチーム随一とも言える川俣選手と並んでも遜色ないゴツさ。
開幕は12月30日。3人がどのような活躍を見せるか楽しみだ。

(鹿島担当 田中滋)2010年11月22日 18:24

クラブハウスで治療に勤しむ昌子くんである。
高校最後の選手権に備え、身体のケアも十分と言えよう。
そして、この成長期にかなりゴツくなっておるとのこと。
まさに鹿島のCBとしてレギュラーを狙う男である。
顔もディフェンダー顔をしており期待が持てる。
昌子くんのヘディングにフィードが見られる日が近い。
まずは選手権で確認したいと思う。
楽しみである。

練習中の一コマ

2010年11月22日 | Weblog
2010年11月22日(月)

明日の磐田戦に向けて、クラブハウスにて最終調整を行いました。

練習の合間の岩政、大迫、ユダである。
気持ちは吹っ切れ、新たなる目標に向かって気持ちは切り替わっておる様子。
岩政は最小失点率という、DFならではの目標があり、ユダも守備的なポジションであり、ベテランとして貢献してくれるであろう。
大迫に関しては、来季以降のレギュラー・ポジション奪取へ気持ちが盛り上がっておるのでは無かろうか。
神戸戦に於いても、素晴らしい突破からシュートを放っておった。
惜しくもサイドネットを揺らすだけに留まっており、勝利に繋げることは適わなかったが、才能の片鱗を見せつけられたと言って良かろう。
今季、9得点は難しい目標となったが、来季の二桁得点の難度は低いのでは無かろうか。
大迫の更なる新化に期待したい。

ジュビロ戦プレビュー

2010年11月22日 | Weblog
【J1:第32節 鹿島 vs 磐田】プレビュー:事実を受け入れることの難しさ。先に一歩を踏み出すのは鹿島か、それとも磐田か。(10.11.22)
優勝は人を変え、チームを変え、クラブを変える。鹿島にとってリーグ戦3連覇という前人未踏の偉業は、10冠目をなかなか獲得することができなかった4年間の傷を埋めるには、十分なものだった。それによりクラブに係わるすべての人が誇りを取り戻し、「王者・鹿島」という立場で振る舞うことを許されてきた。しかし、前節の結果により名古屋が優勝、王者の行進は3年でその歩みを止めることになった。

3連覇の経験が前人未踏であるならば、3連覇で途絶えた経験もいまだ誰も味わったことがない苦さだ。選手たちは、その事実を受け入れようと必死だった。
「受け入れるというか前に進んでいくしかない。ここでどういう風に対処するかでチームの力が計れる。受け入れる努力をどれだけ早くできるか、だと思う」
試合直後は悔しさで目を腫らした新井場徹は、「受け入れる」という言葉を何度も使った。3連覇してきたことも事実なら、そこで連覇が止まったことも事実。今の自分たちの力をしっかりと見定め、その上でピッチの上で全力を出し切る。新井場の言葉は、今やるべきことが何なのかを教えていた。

受け入れる難しさを痛感しているのはジュビロ磐田も同じだろう。ヤマザキナビスコカップ決勝でJリーグ史に残る壮絶な打ち合いでサンフレッチェ広島を下し、2003年以来の国内3大タイトルを獲得した。しかし、ナビスコカップを優勝した後の公式戦を2分2敗と、一度も勝てていない。気持ちを切り替え、現状を受け入れることの難しさを如実に著している。
なかでも決勝戦でも大活躍した前田遼一が対戦相手から徹底マークを受けている。その結果、4試合で奪った得点はわずかに1。得点力不足は深刻な状態だ。さらに、リーグ戦では、現在勝点41の11位。降格の危険性もないため、下位のチームが持つ危機感もなく、上位進出を伺うにも微妙な位置。モチベーションの置き所は非常に難しい。
ただ、残り3試合の対戦相手は鹿島、名古屋、C大阪と続く。ジウシーニョは 「次から2位のチームと優勝したチームが相手で、ジュビロの力を見せるには非常に良いチームだと思います。そこで良い試合をすれば、自分たちにも同じような力があるということを見せられるので、そういう強い気持ちを持って戦いたいと思います」と話し、上位のチームだからこそ、そこに挑んでいく気持ちを前面に押し出していた。鹿島にとっても、ナビスコ杯王者ではなく、リーグ戦11位のチームとして挑まれた方が嫌だろう。

鹿島としては、優勝は無くなってしまったが、来季のACL出場権(※)を巡る戦い、そして天皇杯というタイトルが残されている。そのため、「3試合全勝で」という声は多くの選手から聞こえてきた。中二日の4連戦目で疲労はピークに達している。しかし、この試合でチーム力が試されているというのも過言ではない。

新たな一歩を、先に踏み出すチームはどちらだろうか。

以上

※編集部注:ACLの出場枠は11/24に正式決定されます


2010.11.22 Reported by 田中滋

リーグ優勝が決まった直後の試合であり、モチベーションの持って行きどころが難しいと言えよう。
しかしながら、鹿島はACL出場権の獲得、最小失点率の更新とまだまだ目標に事欠くことはない。
強い気持ちで、ジュビロを完封し、聖地に歓喜の渦を巻き起こすのだ。
スタジアムに訪れれば、素晴らしい時間を共有できる、そういうコンテンツとして鹿島アントラーズは存在し得るのだ。
極東の地に有るこの希有な存在を崇め讃えるのだ。
我等は集う、雨の日も晴れの日も。
そこにアントラーズがある限り。
アントラーズも勝利を積み重ねていくのだ。
楽しい日々である。

イノパン、最少失点を目指す

2010年11月22日 | Weblog
伊野波狙う最少失点率鹿島V逸も目標あり
 鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)がクラブ史上最少失点率を狙う。前日20日に神戸と0-0に終わり、名古屋の優勝決定を許したが「落ち込むことはない。最終節でひっくり返されたら、もっとへこむけど、まだ最少失点という目標もある」。DF李正秀、内田が移籍しながら、ここまで31試合27失点。これまでのクラブ記録、国内3冠を達成した00年の1試合平均0・9(30試合27失点)をも下回るペースで、更新は十分可能だ。
 [2010年11月22日8時53分 紙面から]

最少失点を狙うイノパンである。
目標であったリーグ優勝こそ果たせなんだが、守備陣の奮闘は一つのステータスと言えよう。
守りに守りきった2000年以上の成績を残すことが出来れば、今季のDFラインは歴史に名を刻む。
特に夏場以降、移籍で選手が切り替わりながらも破綻することなく、守り続けたことは賞賛に値する。
守備の問題を方々で言われ続けておるジウトンも、戻りは早く、言われるほどの綻びはないと言えよう。
残り三試合、そして天皇杯三試合全てを完封し、鹿島のDFを崩すことが容易でないことを証明して欲しい。
イノパンがその中心となることは言うまでもない。
快足を飛ばし、攻守に絡んで欲しい。
鹿島・イノパンの名を世間に轟かすのだ。
我等も、聖地に、国立に駆けつけ、刻を共有したい。
楽しみである。

気持ちを切り替えた岩政

2010年11月21日 | Weblog
【鹿島】岩政V逸の借り年内全勝で返す
 鹿島DF岩政大樹(28)が「年内全勝」でV逸の借りを返すことを誓った。前日の20日には、神戸と引き分け、名古屋の優勝決定を許してしまった。一夜明けた21日の練習後も「(優勝を報じる)テレビも新聞も見ていません」と4連覇を逃した悔しさを言葉ににじませた。それでも「中2日で(23日)磐田戦があるのが今回は幸いだと思う。次の試合に気持ちを切り替えられるから。ホームでも2試合あるし、全部勝ちたい」とリーグ戦残り全勝に目標を切り替えた。

 さらには「名古屋が昨日リーグ優勝を決めた今は、ナビスコ杯で磐田が優勝した印象は比較的薄くなっている。サッカー界はどんどん先に進む。すぐに次のタイトルがあるのだから、それを取りさえすれば、鹿島が強いという印象を取り戻すことはできる」とも。12月25日の準々決勝で、因縁の名古屋と対戦することが決まっている天皇杯にも、照準を合わせた。

 [2010年11月21日19時21分]

気持ちを切り替えたと語る岩政である。
ジュビロ戦へ照準を合わせ、気合いを入れておる模様。
そして、リーグ戦の優勝を過去とすべく、天皇杯への意欲を見せておる。
リーグ優勝を果たした名古屋にシーズン3戦全勝をし、本物というものを見せつけたい。
そして、来年のゼロックス・スーパー杯でも土を付けるのだ。
気持ちで上を目指そうではないか。
我等も聖地へ駆けつける。
共に勝利を共有したい。