2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第3節
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・金崎選手はクロスボールに対して、待つことなく向かっていくことが特長としてある。そのアグレッシブさを持っている選手。それはFWとしては非常に重要なことだ。
・梅鉢選手は前半でイエローカードをもらっていた。彼はまだ若くて、勢いやアグレッシブさ、闘争心がある。2枚目のカードをもらう危険性があったので、交代させた。そこで山村選手を入れる決断をした。1つは、名古屋の高さへの対策で、ノヴァコヴィッチ選手と川又選手がいるので、高さで対抗する形を採った。ある程度、相手のサイドのスピードやクロスに対応することが狙いだった。もう1つは、土居選手に非常に疲労が溜まっていたので交代させたかった。水曜日の試合でもかなり負荷がかかってしまっていて、疲労が色濃くあったところで交代させようとしていたが、先に遠藤選手が違和感を感じてしまって交代をすることになった。そこで、違う決断をせざるを得なかった。
・後半は我々の方が少し動きが重かったという印象。当然ながら、水曜日のACLの試合の疲労が影響したと思う。それはやむを得ない部分と考えている。その中でも多くのチャンスを作ったが、チャンスの数と得点の数の比率が見合っていない。
・(途中から4-1-4-1を採用したことについて)今に始まった問題ではなく、去年やおととしの途中から始まっていることで、自分としてはボックス型の4-4-2でやりたいところもあるが、組み合わせによっては、後半に運動量が不安定になってしまって、センターバックの前のバイタルエリアをどちらかのボランチが見なければいけないのに、そこを使われて点を取られて引き分けたり逆転されたりする状況があった。小笠原選手と柴崎選手の組み合わせでずっとやっている中で、連戦や年齢という部分、小笠原選手には守備への意識はしっかりとあるが、後半になるとどうしてもパワーダウンしてしまうところがある。そこで対策を採るというところで、違う選手を使うことになるが、なかなかうまくいっていない。自分は選手への敬意を持っているし、徐々に育成をしていかなければいけない。そこで4-1-4-1というオプションを採っているが、ピッチ上での約束事を確認する作業を少しずつやっている中で、まだ正直、彼らが習得していないということが実感としてはある。ただ、抱えている課題を改善しなければいけないし、後半に見せる守備の不安定さを何とかチームとして改善できればという思いで必死にやっている。柴崎選手と山村選手、土居選手が中央にいることで少しでも相手に自由にやらせないということができればと思っていた。機能した試合もあるし、そうでない試合もある。来週、1週間あるので、やってはいけないミスの修正をできればと思っている。その後は連戦になって時間が無くなるし、映像で修正していく方法しかなくなる。梅鉢選手は前半は良いが、後半になって疲労が溜まった結果、不注意によって約束事を守れなくなる時間が見受けられる。成長する時間が必要だと思う。とはいえ、時間は止まらないし、我々は戦っていかなければならない。ただ、自分は4-4-2でやっていきたいが、他の選手が育っていないから、違う方法で対策を採っている。4-4-2でやるためには、守備能力があってビルドアップができる選手が必要だ。
・どの試合を観てもらってもわかることだが、質が悪いわけではなく、チャンスも作っている。1週間空くので、そして完璧なチームではないので、それを修正して良い形を披露できればと思う。
【柴崎 岳】
セットプレーの守備についてはチーム内で試合前から話していた。広州恒大戦でやられていたので、声を掛け合おうと話をしていたが、注意力がまだまだ足りない。リードしていたわけだし、勝てる試合を落としたというところが強い。
【昌子 源】
セットプレーでやられることが多くて気を使っていたけど、マークをしていた選手を責めるのではなく、まずは不用意なファウルを避けることが第一だと思う。仕方がない部分もあるけど、ゴールに近い位置でのセットプレーが多かった。
【山本 脩斗】
リードしている中でのセットプレーでやられた。悔しさしかない。セットプレーでやられていることが多い中で、反省しかない。1ポイントを取れたことは良かったとも言えるけど、勝ちたかった。悔しさしかない。
J1 1st 第3節 名古屋戦
本日行われたJ1 1st 第3節 名古屋戦は1-1で引き分けに終わりました。
鹿島は連敗ストップもリード守れず…名古屋また“恩返し弾”浴びる
15/3/22 19:04
[3.22 J1第3節 名古屋1-1鹿島 瑞穂陸]
名古屋グランパス対鹿島アントラーズの一戦は、1-1の引き分けに終わった。公式戦開幕5連敗だった鹿島は、連敗こそストップさせたが、相変わらず勝利なし。18日のナビスコ杯川崎F戦で今季初勝利を挙げた名古屋も、リーグ戦の初勝利はお預けとなった。
序盤は名古屋がボールを保持してゲームを進めたが、試合を動かしたのは鹿島だった。前半32分、DF西大悟が右サイド深い位置まで切り込んでクロスを入れると、ニアのFW金崎夢生にピンポイントで合う。ヘディングシュートは右ポストを叩いたが、そのまま枠内に収まった。金崎はリーグ戦2試合連続ゴール。名古屋は前節の甲府戦でもOBの阿部翔平にゴールを許しており、2試合連続の“恩返し弾”を浴びた。
ただ、これが今季ここまで鹿島が勝利がない理由か。リードを奪うと明らかに守りに入ってしまう。そして、名古屋は後半開始からDF竹内彬を下げてMF小屋松知哉を投入。攻撃意識を高めると、同24分、CKをDF矢野貴章が合わせて、試合を振り出しに戻した。
両チームには27日と31日にバヒド・ハリルホジッチ新監督を迎えた日本代表の初陣を戦う本メンバー31人に選出された3名がスタメンに名を連ねていた。鹿島はDF昌子源が体を張った守備を見せ、MF柴崎岳が中盤をコントロールする。しかし勝利に導くことは出来ない。対する名古屋も5年ぶりA代表招集となったFW永井謙佑が自慢のスピードを武器に突破を図るが、後半44分のミドルシュートが力なくGKに収まるなど、決定力を見せることは出来なかった。
名古屋、鹿島ドロー…初勝利持ち越し/名-鹿3節
[2015年3月22日22時19分]
前半32分、先制ゴールを決め笑顔の鹿島FW金崎(右から2人目)(撮影・上田博志)
<J1:名古屋1-1鹿島>◇第3節◇22日◇瑞穂陸
試合開始は、様子を見ながらの展開。両チーム決定機がないまま迎えた前半32分、右サイドから抜けだした鹿島DF西大伍(27)のクロスをFW金崎夢生(26)が頭で決めて先制ゴール。先制を許し少し引く名古屋にドリブルで攻めるMFカイオがシュートを放つもゴールならず。前半は鹿島リードで折り返す。
後半5分、鹿島は右サイドからFW金崎夢生がクロスを入れ、MFカイオ(20)がフリーになるもシュートは枠をとらえられず。
後半12分、名古屋DF牟田雄祐(24)がFWカイオを倒しイエロー。後半24分、名古屋は左CKから得意のセットプレーで名古屋DF矢野貴章(30)が頭で同点ゴールを決める。動きが鈍る鹿島イレブンの隙を付き名古屋は攻め続けるもゴールはならず。1-1で引き分け、リーグ戦勝ち星がない両チームは勝ち点1を分け合った。
鹿島昌子、最少失点に「この勝ち点1はプラスに」
[2015年3月22日23時1分]
名古屋対鹿島 前半、ロングパスを出す鹿島DF昌子源(撮影・上田博志)
<J1:鹿島1-1名古屋>◇第3節◇22日◇瑞穂陸
鹿島DF昌子源(22)は名古屋とのドローをチームの浮上のきっかけとする考えを示した。
前半32分、FW金崎夢生(26)のゴールで先制しながら、後半に名古屋が得意とするセットプレーから失点。
昌子は「相手のセットプレーが強ければ、不用意なファウルをしないことが必要」と話した。しかし、最少失点に抑えたことには「ディフェンスとしても最後まで耐え1点に抑えることができた。この勝ち点1はプラスに考えてもいいと思う」。リーグ戦で勝ち星はないものの、3節目でようやく獲得した勝ち点を浮上の足がかりにする。
鹿島、敵地で名古屋とドロー 今季公式戦連敗ストップ
名古屋と引き分けに終わった鹿島イレブン=瑞穂競技場
明治安田J1第1ステージ第3節(22日、名古屋1-1鹿島、瑞穂陸)鹿島は22日、敵地で名古屋と1-1で引き分け、アジア・チャンピオンズリーグを含めた今季の公式戦の連敗を5でストップさせた。
前半32分、FW金崎がDF西の右クロスを頭で合わせて先制。この日は1トップで先発し、前節・湘南戦に続く2戦連発を決めた。だが後半24分、左CKを相手MF矢野がヘディングで決め同点に追いつかれ、その後も防戦を強いられる展開。日本代表MF柴崎は「セットプレーの守備は試合前からしっかりやろうと声は掛け合っていた。集中力が足りない部分があった」と悔やんだ。
これでリーグ戦は開幕から1分け2敗の17位。敵地で何とか今季初の勝ち点は手にしたが、苦しい戦いが続いている。
後半、攻め上がる鹿島・柴崎。右は名古屋・永井=瑞穂競技場
前半、先制ゴールを決め、祝福される鹿島・金崎(中央)=瑞穂競技場
鹿島、連敗5で止まるも 柴崎「勝てる試合を落とした」
後半、攻め上がる鹿島・柴崎。右は名古屋・永井=瑞穂競技場
明治安田J1第1ステージ第3節(22日、名古屋1-1鹿島、瑞穂陸)鹿島は、前半32分にFW金崎のゴールで先行したが後半24分に追いつかれ、日本代表MF柴崎は「勝てる試合を落とした」と悔しがった。それでも、アジア・チャンピオンズリーグを含めた公式戦の連敗は5でストップさせ、同DF昌子は「チームとしては第一歩」と、ホッとひと息。日本代表合宿へ、柴崎は「しっかりやりたい」と気合を入れた。
(紙面から)
鹿島 公式戦連敗5でストップも…柴崎不満「集中力足りない」
J1第3節 鹿島1―1名古屋 (3月22日 瑞穂陸)
<名古屋・鹿島>前半、ノヴァコヴィッチ(右)とボールを競り合う柴崎
Photo By スポニチ
鹿島が開幕から続いた公式戦の連敗は5で止めたが、勝ち点3にはあと一歩届かず。中盤でゲームをコントロールした日本代表MF柴崎は「勝てた試合だった。まだまだ集中力が足りない」と不完全燃焼気味。
日本代表DF昌子は「この引き分けをプラスに考えたい」と切り替えるのに必死だった。2人は日本代表合宿に参加。柴崎は「僕は僕で切り替えて、チームはしっかりやって、また勝てるようにしたい」とA代表で勝ち癖をつけてチームに帰ってくることを誓った。
<名古屋・鹿島>前半32分、金崎(左から2人目)は古巣・名古屋から先制ゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ
名古屋と引き分けに終わった鹿島イレブン
Photo By 共同
[ 2015年3月23日 05:30 ]
J1・第1ステージ第3節 鹿島 遠い白星
名古屋-鹿島 後半23分、名古屋・永井(右)と競り合う鹿島・高崎=名古屋市瑞穂陸上競技場、鹿嶋栄寿撮影
明治安田J1第1ステージ第3節(22日・名古屋市瑞穂陸上競技場ほか=9試合)鹿島は名古屋に1-1で引き分け、開幕3連敗を免れた。通算成績は1分け2敗、勝ち点1で17位のまま。
鹿島は前半32分、金崎の2試合連続ゴールで先制。後半25分に左CKから失点し同点に追い付かれた。その後、相手の攻勢を受けたが、無失点に抑えた。
初昇格の松本は清水に1-0で守り勝ち、3戦目でJ1初勝利を挙げた。昨季覇者のG大阪は日本代表の宇佐美の得点などで甲府に2-0と快勝し、今季初めての白星を手にした。
広島と浦和は0-0で引き分け、勝ち点7で首位に並んだ。J1は日本代表の活動により中断し、4月3日に再開する。
バチの交代は後半になって集中力を欠く傾向にあることと二枚目のイエローを恐れてのこと、ヤスの交代は違和感を訴えたため、聖真の疲労を考慮して替えたかったが出来なかったと述べるトニーニョ・セレーゾ監督である。
サッカーは刻一刻と試合が流れるため、思い通りの采配を行うことは出来ぬ。
ベストではなくベターにせざるを得ないもの。
また、選手への敬意を払いつつもチームの変革に挑んでおることを示唆しておる。
そして、4-4-2システムの採用も考えておるとのこと。
今月は思うような試合結果を得られなかったが、チームの成長と共に、シーズン中盤には面白いチームへと変貌を遂げるのではなかろうか。
楽しみである。
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・金崎選手はクロスボールに対して、待つことなく向かっていくことが特長としてある。そのアグレッシブさを持っている選手。それはFWとしては非常に重要なことだ。
・梅鉢選手は前半でイエローカードをもらっていた。彼はまだ若くて、勢いやアグレッシブさ、闘争心がある。2枚目のカードをもらう危険性があったので、交代させた。そこで山村選手を入れる決断をした。1つは、名古屋の高さへの対策で、ノヴァコヴィッチ選手と川又選手がいるので、高さで対抗する形を採った。ある程度、相手のサイドのスピードやクロスに対応することが狙いだった。もう1つは、土居選手に非常に疲労が溜まっていたので交代させたかった。水曜日の試合でもかなり負荷がかかってしまっていて、疲労が色濃くあったところで交代させようとしていたが、先に遠藤選手が違和感を感じてしまって交代をすることになった。そこで、違う決断をせざるを得なかった。
・後半は我々の方が少し動きが重かったという印象。当然ながら、水曜日のACLの試合の疲労が影響したと思う。それはやむを得ない部分と考えている。その中でも多くのチャンスを作ったが、チャンスの数と得点の数の比率が見合っていない。
・(途中から4-1-4-1を採用したことについて)今に始まった問題ではなく、去年やおととしの途中から始まっていることで、自分としてはボックス型の4-4-2でやりたいところもあるが、組み合わせによっては、後半に運動量が不安定になってしまって、センターバックの前のバイタルエリアをどちらかのボランチが見なければいけないのに、そこを使われて点を取られて引き分けたり逆転されたりする状況があった。小笠原選手と柴崎選手の組み合わせでずっとやっている中で、連戦や年齢という部分、小笠原選手には守備への意識はしっかりとあるが、後半になるとどうしてもパワーダウンしてしまうところがある。そこで対策を採るというところで、違う選手を使うことになるが、なかなかうまくいっていない。自分は選手への敬意を持っているし、徐々に育成をしていかなければいけない。そこで4-1-4-1というオプションを採っているが、ピッチ上での約束事を確認する作業を少しずつやっている中で、まだ正直、彼らが習得していないということが実感としてはある。ただ、抱えている課題を改善しなければいけないし、後半に見せる守備の不安定さを何とかチームとして改善できればという思いで必死にやっている。柴崎選手と山村選手、土居選手が中央にいることで少しでも相手に自由にやらせないということができればと思っていた。機能した試合もあるし、そうでない試合もある。来週、1週間あるので、やってはいけないミスの修正をできればと思っている。その後は連戦になって時間が無くなるし、映像で修正していく方法しかなくなる。梅鉢選手は前半は良いが、後半になって疲労が溜まった結果、不注意によって約束事を守れなくなる時間が見受けられる。成長する時間が必要だと思う。とはいえ、時間は止まらないし、我々は戦っていかなければならない。ただ、自分は4-4-2でやっていきたいが、他の選手が育っていないから、違う方法で対策を採っている。4-4-2でやるためには、守備能力があってビルドアップができる選手が必要だ。
・どの試合を観てもらってもわかることだが、質が悪いわけではなく、チャンスも作っている。1週間空くので、そして完璧なチームではないので、それを修正して良い形を披露できればと思う。
【柴崎 岳】
セットプレーの守備についてはチーム内で試合前から話していた。広州恒大戦でやられていたので、声を掛け合おうと話をしていたが、注意力がまだまだ足りない。リードしていたわけだし、勝てる試合を落としたというところが強い。
【昌子 源】
セットプレーでやられることが多くて気を使っていたけど、マークをしていた選手を責めるのではなく、まずは不用意なファウルを避けることが第一だと思う。仕方がない部分もあるけど、ゴールに近い位置でのセットプレーが多かった。
【山本 脩斗】
リードしている中でのセットプレーでやられた。悔しさしかない。セットプレーでやられていることが多い中で、反省しかない。1ポイントを取れたことは良かったとも言えるけど、勝ちたかった。悔しさしかない。
J1 1st 第3節 名古屋戦
本日行われたJ1 1st 第3節 名古屋戦は1-1で引き分けに終わりました。
鹿島は連敗ストップもリード守れず…名古屋また“恩返し弾”浴びる
15/3/22 19:04
[3.22 J1第3節 名古屋1-1鹿島 瑞穂陸]
名古屋グランパス対鹿島アントラーズの一戦は、1-1の引き分けに終わった。公式戦開幕5連敗だった鹿島は、連敗こそストップさせたが、相変わらず勝利なし。18日のナビスコ杯川崎F戦で今季初勝利を挙げた名古屋も、リーグ戦の初勝利はお預けとなった。
序盤は名古屋がボールを保持してゲームを進めたが、試合を動かしたのは鹿島だった。前半32分、DF西大悟が右サイド深い位置まで切り込んでクロスを入れると、ニアのFW金崎夢生にピンポイントで合う。ヘディングシュートは右ポストを叩いたが、そのまま枠内に収まった。金崎はリーグ戦2試合連続ゴール。名古屋は前節の甲府戦でもOBの阿部翔平にゴールを許しており、2試合連続の“恩返し弾”を浴びた。
ただ、これが今季ここまで鹿島が勝利がない理由か。リードを奪うと明らかに守りに入ってしまう。そして、名古屋は後半開始からDF竹内彬を下げてMF小屋松知哉を投入。攻撃意識を高めると、同24分、CKをDF矢野貴章が合わせて、試合を振り出しに戻した。
両チームには27日と31日にバヒド・ハリルホジッチ新監督を迎えた日本代表の初陣を戦う本メンバー31人に選出された3名がスタメンに名を連ねていた。鹿島はDF昌子源が体を張った守備を見せ、MF柴崎岳が中盤をコントロールする。しかし勝利に導くことは出来ない。対する名古屋も5年ぶりA代表招集となったFW永井謙佑が自慢のスピードを武器に突破を図るが、後半44分のミドルシュートが力なくGKに収まるなど、決定力を見せることは出来なかった。
名古屋、鹿島ドロー…初勝利持ち越し/名-鹿3節
[2015年3月22日22時19分]
前半32分、先制ゴールを決め笑顔の鹿島FW金崎(右から2人目)(撮影・上田博志)
<J1:名古屋1-1鹿島>◇第3節◇22日◇瑞穂陸
試合開始は、様子を見ながらの展開。両チーム決定機がないまま迎えた前半32分、右サイドから抜けだした鹿島DF西大伍(27)のクロスをFW金崎夢生(26)が頭で決めて先制ゴール。先制を許し少し引く名古屋にドリブルで攻めるMFカイオがシュートを放つもゴールならず。前半は鹿島リードで折り返す。
後半5分、鹿島は右サイドからFW金崎夢生がクロスを入れ、MFカイオ(20)がフリーになるもシュートは枠をとらえられず。
後半12分、名古屋DF牟田雄祐(24)がFWカイオを倒しイエロー。後半24分、名古屋は左CKから得意のセットプレーで名古屋DF矢野貴章(30)が頭で同点ゴールを決める。動きが鈍る鹿島イレブンの隙を付き名古屋は攻め続けるもゴールはならず。1-1で引き分け、リーグ戦勝ち星がない両チームは勝ち点1を分け合った。
鹿島昌子、最少失点に「この勝ち点1はプラスに」
[2015年3月22日23時1分]
名古屋対鹿島 前半、ロングパスを出す鹿島DF昌子源(撮影・上田博志)
<J1:鹿島1-1名古屋>◇第3節◇22日◇瑞穂陸
鹿島DF昌子源(22)は名古屋とのドローをチームの浮上のきっかけとする考えを示した。
前半32分、FW金崎夢生(26)のゴールで先制しながら、後半に名古屋が得意とするセットプレーから失点。
昌子は「相手のセットプレーが強ければ、不用意なファウルをしないことが必要」と話した。しかし、最少失点に抑えたことには「ディフェンスとしても最後まで耐え1点に抑えることができた。この勝ち点1はプラスに考えてもいいと思う」。リーグ戦で勝ち星はないものの、3節目でようやく獲得した勝ち点を浮上の足がかりにする。
鹿島、敵地で名古屋とドロー 今季公式戦連敗ストップ
名古屋と引き分けに終わった鹿島イレブン=瑞穂競技場
明治安田J1第1ステージ第3節(22日、名古屋1-1鹿島、瑞穂陸)鹿島は22日、敵地で名古屋と1-1で引き分け、アジア・チャンピオンズリーグを含めた今季の公式戦の連敗を5でストップさせた。
前半32分、FW金崎がDF西の右クロスを頭で合わせて先制。この日は1トップで先発し、前節・湘南戦に続く2戦連発を決めた。だが後半24分、左CKを相手MF矢野がヘディングで決め同点に追いつかれ、その後も防戦を強いられる展開。日本代表MF柴崎は「セットプレーの守備は試合前からしっかりやろうと声は掛け合っていた。集中力が足りない部分があった」と悔やんだ。
これでリーグ戦は開幕から1分け2敗の17位。敵地で何とか今季初の勝ち点は手にしたが、苦しい戦いが続いている。
後半、攻め上がる鹿島・柴崎。右は名古屋・永井=瑞穂競技場
前半、先制ゴールを決め、祝福される鹿島・金崎(中央)=瑞穂競技場
鹿島、連敗5で止まるも 柴崎「勝てる試合を落とした」
後半、攻め上がる鹿島・柴崎。右は名古屋・永井=瑞穂競技場
明治安田J1第1ステージ第3節(22日、名古屋1-1鹿島、瑞穂陸)鹿島は、前半32分にFW金崎のゴールで先行したが後半24分に追いつかれ、日本代表MF柴崎は「勝てる試合を落とした」と悔しがった。それでも、アジア・チャンピオンズリーグを含めた公式戦の連敗は5でストップさせ、同DF昌子は「チームとしては第一歩」と、ホッとひと息。日本代表合宿へ、柴崎は「しっかりやりたい」と気合を入れた。
(紙面から)
鹿島 公式戦連敗5でストップも…柴崎不満「集中力足りない」
J1第3節 鹿島1―1名古屋 (3月22日 瑞穂陸)
<名古屋・鹿島>前半、ノヴァコヴィッチ(右)とボールを競り合う柴崎
Photo By スポニチ
鹿島が開幕から続いた公式戦の連敗は5で止めたが、勝ち点3にはあと一歩届かず。中盤でゲームをコントロールした日本代表MF柴崎は「勝てた試合だった。まだまだ集中力が足りない」と不完全燃焼気味。
日本代表DF昌子は「この引き分けをプラスに考えたい」と切り替えるのに必死だった。2人は日本代表合宿に参加。柴崎は「僕は僕で切り替えて、チームはしっかりやって、また勝てるようにしたい」とA代表で勝ち癖をつけてチームに帰ってくることを誓った。
<名古屋・鹿島>前半32分、金崎(左から2人目)は古巣・名古屋から先制ゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ
名古屋と引き分けに終わった鹿島イレブン
Photo By 共同
[ 2015年3月23日 05:30 ]
J1・第1ステージ第3節 鹿島 遠い白星
名古屋-鹿島 後半23分、名古屋・永井(右)と競り合う鹿島・高崎=名古屋市瑞穂陸上競技場、鹿嶋栄寿撮影
明治安田J1第1ステージ第3節(22日・名古屋市瑞穂陸上競技場ほか=9試合)鹿島は名古屋に1-1で引き分け、開幕3連敗を免れた。通算成績は1分け2敗、勝ち点1で17位のまま。
鹿島は前半32分、金崎の2試合連続ゴールで先制。後半25分に左CKから失点し同点に追い付かれた。その後、相手の攻勢を受けたが、無失点に抑えた。
初昇格の松本は清水に1-0で守り勝ち、3戦目でJ1初勝利を挙げた。昨季覇者のG大阪は日本代表の宇佐美の得点などで甲府に2-0と快勝し、今季初めての白星を手にした。
広島と浦和は0-0で引き分け、勝ち点7で首位に並んだ。J1は日本代表の活動により中断し、4月3日に再開する。
バチの交代は後半になって集中力を欠く傾向にあることと二枚目のイエローを恐れてのこと、ヤスの交代は違和感を訴えたため、聖真の疲労を考慮して替えたかったが出来なかったと述べるトニーニョ・セレーゾ監督である。
サッカーは刻一刻と試合が流れるため、思い通りの采配を行うことは出来ぬ。
ベストではなくベターにせざるを得ないもの。
また、選手への敬意を払いつつもチームの変革に挑んでおることを示唆しておる。
そして、4-4-2システムの採用も考えておるとのこと。
今月は思うような試合結果を得られなかったが、チームの成長と共に、シーズン中盤には面白いチームへと変貌を遂げるのではなかろうか。
楽しみである。
ペース配分もカードも。同期の中では少し遅れをとっているけど満男君が離脱してる今バチ、山村、青木らに頑張って貰わないと困るので
安易なファール、カードや飛ばしすぎての体力消耗での交代は減らして欲しい。
ヤスの違和感もこの中断中で良かったと思うので再開されるまでには大丈夫であって欲しい!
優勝してた時の鹿島は平均失点0位でしても1とかだったのが今は2、3とかだから先制して勝っている時や1点差でのリードはあってないようなものと考えせめて2点差はつけていられるように頑張って!(今までの鹿島は3失点はほとんどないから3点とれば負けることはないと思ってました。)