鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

タルタ、源と仲良し

2011年08月07日 | Weblog
[ J1:第20節 鹿島 vs 山形 ]

試合前にはタルタ選手の加入記者会見が行われました。仲が良い選手を問われると、ちょうど新人研修を行っていた昌子源選手の名前をあげていました。なお、タルタ選手はオリヴェイラ監督の強い意向により試合は出場できませんが試合前のアップに他の選手と一緒に参加しました。

最も仲の良い選手に源を挙げるタルタである。
真面目な性格チームに溶け込もうとする姿勢で、ゴールという結果を残して欲しい。
楽しみにしておる。

山形戦レポート

2011年08月07日 | Weblog
【J1:第20節 鹿島 vs 山形】レポート:効果的に得点を積み重ねた鹿島。流れを引き寄せる戦いで45日ぶりの連勝をあげる。(11.08.07)
8月6日(土) 2011 J1リーグ戦 第20節
鹿島 3 - 1 山形 (18:34/カシマ/13,139人)
得点者:16' 野沢拓也(鹿島)、24' 大迫勇也(鹿島)、49' 太田徹郎(山形)、58' 新井場徹(鹿島)


直接FKでの先制点も、ピンチから一転して生まれた追加点も、これまで相手に決められるばかりだったスーパーゴールの3点目も、オリヴェイラ監督の言う"流れ"というものなのかもしれない。
「サッカーというのは作ったチャンスをものにする。それができなければ代償を払う世界。そういう流れがあるわけです。その流れに沿ったとき、あるいは自分たちがつくった状況のときに点が取れれば、よりよい自分たちのサッカーができる。それがサッカーというものだと思います」
シーズン序盤から悩まされ続けてきた決定力不足。そのせいで落としたゲームも多く、順位は降格圏目前まで落ちていた。しかし、その状況から目をそらさず、もがき続けたことで自ら流れを引き寄せた。じつに45日ぶりの連勝をあげた鹿島が、順位を11位に押し上げた。

とはいえ、すべてがすんなり流れたわけではない。木曜日の練習で田代有三が左足首を捻挫。復調しつつあるチームを支えていたのは田代の高さを基本に据えた戦い方だっただけに、チームに暗雲が立ちこめた。しかし、それを救ったのが大迫勇也。
「得点するなりアシストするなり、あるいはチャンスメイクするという部分にしても、あるいはボールに対する執着心、守備に対してもそうですけど、高いレベルのプレーが見られたと思います」
オリヴェイラ監督が賞賛したとおり、FWの位置に入ったフェリペ・ガブリエルのサポートを受けながら、田代と興梠の両FWがいない危機的状況に、見事なパフォーマンス。1点目の野沢拓也のFKを呼び込んだのも大迫の突破からだった。
序盤は山形の守備が機能、鹿島は突破口を見つけるのに苦労していた。しかし、大迫の強引とも思える仕掛けがファウルを誘発。ゴール左で得たFKを野沢が直接決め、試合の主導権を握ることに成功した。「ひとつのミスで失点してしまった」と山形の太田徹郎がふり返ったとおり、悔やまれる失点だった。
さらに2点目も大迫。中盤でボールを奪った山形が速攻に移ろうとしたところを中田浩二が、体を投げ打って阻止。ボールを奪うとすばやく右サイドに展開し、フェリペからパスを受けた遠藤康がタッチライン際をドリブル突破。鋭い折り返しに大迫が詰め、前半24分という早い時間で鹿島が2点のリードを奪った。
 
しかし、後半は山形が攻勢を仕掛ける。
「ボールを落ち着いて動かせばチャンスはくる」
「戦う気持ちをもっと強く出していこう」

そう小林監督に後押しされた山形の選手たちは、アグレッシブにゴールを目指した。49分に、長谷川悠の強烈なシュートが鹿島ゴールに襲いかかる。このシュートは何とかGK曽ヶ端準が弾いたもののボールはゴール真上へ。曽ヶ端が「リバウンドに行こうと思ったらちょっと滑ってしまった」ところを、太田が逃さず頭から飛び込み、1点を返すゴールを決めた。
「前半の途中から(鹿島の)足が止まってきているので恐らくバイタルも入る、ということで、そういう攻撃ができたということと、そこで点が取れたところまでは良かったと思います」
そう手応えを感じていた小林監督が「次の1点をどう取っていくか」に頭を巡らせていたとき、新井場徹が追加点を決め鹿島が余裕を取り戻す。最後は青木剛を投入し、危なげなくゲームを締めくくった。
 
出場時間はわずかだった青木だが、試合後は充実感を漂わせていた。
「連勝すると勢いが出るし、チームの雰囲気も良くなる。次を勝てば連勝できていくと思う」
控え選手に漂う雰囲気はチーム全体のものに等しい。掴んだ"流れ"はすでに次の試合に向けられていた。


以上
2011.08.07 Reported by 田中滋


2011年08月07日(日)

本日はチームオフとなっています。写真は昨日行われた山形戦より。

充実の青木である。
途中出場ながら、素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれた。
青木が駆け上がった際に、もう一人ゴール前へ走っておれば、更なる追加点が生まれたことであろう。
青木を含めた控えの選手もチームの調子の向上と共に良い雰囲気を作っておる。
この勢いで8月の攻勢を仕掛けたい。
楽しみにしておる。

山形戦報道

2011年08月07日 | Weblog
野沢30m弾!鹿島3-1快勝/J1

前半、FKで先制ゴールを決める鹿島MF野沢(撮影・たえ見朱実)

<J1:鹿島3-1山形>◇第20節◇6日◇カシマ

 立ち上がりはホーム鹿島のペース。前半3分、DF新井場が左サイドでパスを受け、ドリブルで中に切れ込む。間髪入れずに右足でシュートを放ったが、わずかにサイドネットに外れた。やはり先制は優位に試合をすすめた鹿島。16分、約30メートルのFKをMF野沢が決めた。8分後には、MF遠藤の低いクロスに、FW大迫が右足で合わせて2点目を奪う。山形は敵陣でチャンスを作れず、前半は無得点に終わった。

 後半は2点を追う山形が仕掛けた。2分、FW山崎がトリッキーなフェイントで相手をかわしシュート。ゴールはならなかったが、反撃ののろしを上げた。すると2分後、FW長谷川が放った強烈なミドルシュートをGK曽ケ端がはじく。ルーズボールをMF太田が頭で押し込み1点を返した。しかし鹿島は13分、MFフェリペ・ガブリエルのパスを受けたDF新井場が、左サイドからペナルティーエリア内に切れ込み、ゴール右隅にシュートをたたき込んだ。その後は反撃を退け、3-1で鹿島が勝利した。
 [2011年8月6日21時41分]

【鹿島】大迫、新井場ら3発で連勝/J1

後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島DF新井場(撮影・たえ見朱実)

<J1:鹿島3-1山形>◇第20節◇6日◇カシマ

 3発快勝で今季2度目の2連勝。前半16分、MF野沢拓也(29)が約30メートルのFKを直接決めて先制すると、8分後にはFW大迫勇也(21)がダメ押しゴールを挙げた。1点を返された後半13分には、DF新井場徹(32)が左サイドからペナルティーエリアに侵入し、右足で鮮やかな得点を決めた。2点目を決めた大迫は「良い場面で決められて、チームの勝利に貢献できた」と喜んだ。
 [2011年8月6日21時44分]

鹿島・大迫、チームの連勝に貢献
2011.8.6 22:04


前半、競り合う鹿島・大迫(左)と山形・秋葉=カシマ

 J1第20節第1日(6日、鹿島3-1山形、カシマ)鹿島は田代、興梠の両FWをけがで欠く中、U-22(22歳以下)日本代表の大迫がチーム最多の4本のシュートを放ち、今季リーグ戦3点目を決めた。

 前半24分に遠藤の低い右クロスを冷静に蹴り込んだ。チームの連勝に大きく貢献し「きょうはゴールに近い位置でプレーできた。内容はよくなっているので、どんどん勝っていくしかない」と手応えを口にした。(共同)


後半、3点目のゴールを決め祝福される鹿島・新井場(7番)=カシマ


前半、先制のFKを決める鹿島・野沢(左)=カシマ


大迫がけん引!リーグ戦3点目で連勝に貢献
J1第20節第1日 鹿島3―1山形 (8月6日 カシマ)


<鹿島・山形>ドリブル突破を図る鹿島・大迫
Photo By スポニチ


 鹿島は田代、興梠の両FWをケガで欠く中、U―22日本代表のFW大迫がチーム最多となる4本のシュートを放ち、今季リーグ戦3点目を決めた。

 前半24分に遠藤の低い右クロスを冷静に蹴り込んでチームの連勝に大きく貢献し「きょうはゴールに近い位置でプレーできた。内容はよくなっているので、どんどん勝っていくしかない」と手応えを口にしていた。
[ 2011年8月7日 06:00 ]

FW不足なんの!大迫弾で連勝…鹿島
 ◆J1第20節 鹿島3―1山形(6日・カシマスタジアム) 気持ちがプレーに表れた。前半24分、鹿島のFW大迫はゴール前右でMF遠藤がボールを受けた瞬間、「ヘイ、ヘイ」と大声でパスを要求しながらゴール前へと走り込む。遠藤が「シュートしようと思ったら、サコ(大迫)の必死な形相が見えた」と思わずパスに変更してしまうほどの迫力でパスを呼び込み、最後は倒れ込むように右足で押し込んだ。「点を取れて良かった」と笑った。

 FW興梠、FW田代が負傷で戦線を離脱し、残されたFWはルーキーのイゴールと2人だけ。「自分が点を取らなきゃいけない」試合だった。さらに、U―22日本代表ではFW永井(名古屋)からポジションを奪うために「点を取り続けないといけない立場にある」。近頃、口を開けば「点」「ゴール」と重ねる大迫は「1点じゃ、満足感はない」と振り返ったが、ゴールへ向かう姿勢で2連勝に導いた。

(2011年8月7日06時01分 スポーツ報知)

報知の大迫が白眉である。
ヤスが必死の形相と語り、本人も1点では満足感はないと言う。
この貪欲な気持が結果につながっておる。
得点を重ね、エースとして成長して欲しい。
若きストライカーの成長を目の当たりに出来る我等は幸せである。

山形戦コメント

2011年08月07日 | Weblog
J1リーグ 第20節


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
今日の大迫選手は、得点やアシスト、チャンスメイク、攻守にわたってのボールへの執着心が高いレベルで見られた。ただ、彼の課題はそれを持続できるかどうか。できるようになれば、高い競争力を持った選手になるし、そうなるように大きく期待したい。今日は、3点目を取れたことで、チームは安定や自信を取り戻すことができた。後半立ち上がりの失点は、不安定になるもの。今までは失点して、不安定なまま連続して失点してしまうことが多かった。これまでも、失点してしまった時は、みんなで一度気を引き締め直そうと言ってきたが、今日はそれが上手く実践でき、耐えて3点目を取ることができた。

【小笠原 満男】
2連勝が目標ではないけれど、勝ててよかった。チームの調子は非常にいい。もう残りすべて勝つしかない。

【曽ヶ端 準】
後半のスタートでちょっと相手の勢いに負けてしまった部分があって、うまく防げず失点してしまった。完全に手に当たっていたので、技術的なものでもう少しうまくはじけたかと思う。また1週間空いて連戦が続くので、連勝できればチームとしてもさらによくなるし、勢いもつく。大迫のように点を取って、プレーもよくなっていくというような流れがチームでも出てくるようになればいい。セットプレーも有三だけでなく取れたので、勝ちが続けばいい。

【大迫 勇也】
相手が引いてきた時に運動量を上げてチャンスができていた。もっと決めたかった。まだまだ決められたと思う。ヤスさんとはずっとやってるのでいい形ができたと思う。勝てたことがよかった。連勝し続けたい。

【遠藤 康】
(ゴールシーンでは)シュートを打とうと思ったけど、サコがボールを欲しそうにしていたのが見えたので出した。若手でゴールを取れたのがよかった。周りの運動量が多くてスペースを見つけやすかった。ボールをもっとさわりたかったし、消えている時間が多く、70分くらいから疲れて動けなくなってしまった。今日はサコ、イバさんに助けられた。正直なところ、イバさんの点がなければ、けっこうキツイところがあった。勝ってよかった。

【小谷野 顕治】
もっと切り込んでシュートまでいきたかった。(なかにいた野沢選手は)見えていた。ドリブルがもたついてしまった。まずはシュート打たないとダメだと思うので、次に向けて練習していきたい。最初の(入った直後のチャンスメイク)だけしかなかった。もっと長い時間出られるようにがんばりたい。


2011年08月06日(土)

本日行われたJ1第20節山形戦は、3-1で勝利しました。

【J1:第20節 鹿島 vs 山形】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.08.06)
8月6日(土) 2011 J1リーグ戦 第20節
鹿島 3 - 1 山形 (18:34/カシマ/13,139人)
得点者:16' 野沢拓也(鹿島)、24' 大迫勇也(鹿島)、49' 太田徹郎(山形)、58' 新井場徹(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:後半の立ち上がりに、一番気をつけなければいけない時間帯で、ああいうゴールを決められてしまった要因は何だと思いますか?

「逆側に相手がいるということを考えてもらえれば、と思います。相手にも長所がありメリットがあるわけですから、すべて我々側のミスとか、我々が悪いという見方はおかしいのではないかと思います。相手に対する敬意というものを考えなくてはいけないと思います。アルビレックス新潟戦の試合のビデオを見ましたけど、山形さんが多くのチャンスをつくりながら、それを決められず、アルビレックスさんのひとつのチャンスで失点をして、そこからなかなか自分たちのペースをつくれませんでした。我々の試合だけでなく、他の試合でも、強豪との試合でも勝点を拾っていますし、順位が下だからといって、相手の力が下ということは間違った評価、あるいは見方です。相手にも力があって、能力のある選手が揃っており、彼らの場合は我々と同様、作ったチャンスを得点できるか、できないか、という部分が課題です。今日は我々は多くのチャンスを作りながら、それをしっかり得点に結びつけることができた場面もあれば、できなかった場面もあります。逆に失点しそうな場面のあとに2得点目を決めましたし、あるいは相手の2得点目のチャンスもありました。競争のレベルというところで相手を上回ることができたということで、ハードワークであったり献身的にひとつひとつのことに、ひとつひとつの置かれる状況に対して対応できた、ということがあります。ですので、我々だけが悪いというわけではなく、相手にも力があるということを理解してもらえればな、と思います。サッカーというのは作ったチャンスをものにする。それができなければ代償を払う世界というか、そういう流れがあるわけです。その流れに沿ったとき、あるいは自分たちがつくった状況のときに点が取れれば、よりよい自分たちのサッカーができるようのが、サッカーというものだと思います」

Q:今日の大迫選手なんですけど、ドリブル、ポストプレー、非常にアグレッシブで、ディフェンスもがんばっていましたが、監督の評価をお聞きしたいと思います。先ほど、競争のレベルと仰っていましたが、競争のチャンスを得て、非常にいい出来だったと思いますが、監督の評価をお聞かせ下さい。

「正直、今日に関しては本当に高いレベルでの競争意識のプレーを、得点するなりアシストするなり、あるいはチャンスメイクするという部分にしても、あるいはボールに対する執着心、守備に対してもそうですけど、高いレベルのプレーが見られたと思います。以前よりは良くなってきているんですけど、彼の課題はいかにしてそれを持続できるか、ということであって、それが大きな大きな課題である、と。1試合良くて、次の試合が悪い。あるいは試合中でも一瞬、集中や注意力が欠けてしまう時間帯とか、そういった姿勢があるので、要は90分持続できるか、集中とか気持ちとか戦う姿勢を持続できるか、ということであって、それができるようになれば、高い競争力のある選手になっていくのではないかと思います。能力的には高いわけであって、それを持続する作業を継続して、試合で発揮してくれればと大きく期待したいと思います」

Q:2-1から踏みとどまれたのは3点目が大きかったと思います。その3点目についてお願いします。
「3点目というのが、チームにとっては安定というか自信を取り戻すことができたのではないかと思います。どのチームでも後半の立ち上がりの、確か3分くらいだと思うんですけど、そこで失点すれば不安定になってしまいます。いままでであればそこから不安定になり、連続して失点してしまう、ということがありました。ただ、そういった時にもう一度みんなで気を引き締めて、安定させようということを以前から話をしていました。それを実証することができ、耐えて、自分たちの3点目を取ることができました。そのあと2、3回のチャンスがあって4点目を取るチャンスもありましたけど、その3点目がチームに安定だったり、自信を与えた形になったと思います」

Q:タルタ選手は合流して間もないと思うのですが、タルタ選手の使い方とか、特長とか、どういうところに期待するとか、監督の目から見た評価をお願いします。
「左利きセカンドストライカーだと思います。ドリブルと左足の決定力を武器としている選手であって、我々が抱えている選手のなかで彼の特長を生かせる形があるということで連れてきたわけであって、あとは22歳なので、まわりの選手が快く、スタッフを含めて彼を温かく迎え入れることでスムーズに日本のサッカーになれて、本来の力を発揮できるようなことになれば、なおさら彼らしいプレーができるのではないかと期待しております。そういった形にチーム全員で繋げ、チームの力になるようにできればと思っております」


以上

【J1:第20節 鹿島 vs 山形】試合終了後の各選手コメント(11.08.06)
●小谷野顕治選手(鹿島):
(交代直後の得点機について)
もっと中に切り込めたかな…。あれ、なんで横に誰もいなかったんですか?ドリブルもちょっともたついちゃって、パスしかなかった。シュートを打たないと。次、そこを練習したいですね。たぶん、あれしか触ってないんでもっとがんばります」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「良い形で点も取れましたし。後半はスタートがちょっと良くなかった。相手の勢いに負けた部分もある。でも失点は僕の技術的なところ。うまくはじけなかった。リバウンドに行こうと思ったらちょっと滑ってしまったところもあった。まあ、シュートも良いコースにきたけど、もう少し弾けたかな、と思います。
これからまた1週間ありますし、そのあとはまた連戦がある。連勝出来ればよくなるし勢いもあると思います。サコ(大迫)みたいに点を取るだけで変わるし、今日はすごく良かったと思います。
(だいぶ調子も戻ってきた?)
失点は続いてますけど、点も取れている。(田代)有三の高さだけじゃなく、今日はうまく崩して取れたので勝ちが続けば良いと思います」

●遠藤康選手(鹿島):
(セカンドボールをよく拾っていたが)
目の前にボールがよく来た。切り替えを早くしようと思ってました。
(控えが続いたが?)
自信がなかったわけじゃないので気にはならなかった。
(得点の場面は?)
シュートを打とうと思ったけど、サコの形相が見えたので。若手で取れたのが良かった。もっとボールに触りたかった。消えてる時も多かったし。正直、70分くらいから疲れて動けなかった。今日はサコに助けられたし、イバさん(新井場)にも助けられた。正直、岩さんの点がないとキツイところもあったし」

●岩政大樹選手(鹿島):
「特別意識したわけじゃないと思います。これくらいで満足できません。順位も順位ですし、それを考えると不満が残る内容でした。2点取ってからの流れがいつもと同じというか、2~3mのポジショニングを取ることをみんながサボり始める。そうなるとだんだん相手に流れが行き始めてしまう。前半の終わりの方が後半よりひどかった。声はかけてますけど、一度落ち込んだ意識はなかなか戻せない。2-1になってからまた頑張ろう、となる」

●青木剛選手(鹿島):
「連勝すると勢いが出るし、雰囲気も良くなる。仙台まではまた1週間あるし、そこからは連戦になるのでしっかり準備することができなくなる。でも、1週間あれば試合に出てる選手は調整できるし、試合に対しても準備ができるので、この1週間でコンディション調整と準備ができたら良いと思います。次を勝てば連勝出来ると思います」

●川島大地選手(山形):
(遠藤選手とのマッチアップは意識した?)
そうでもないんですけどね。でも1回行っても取れないんで苦労しました。(プレーで)なにかやってやろうと思ってたんですけどね…。
(カシマスタジアムでの試合出場については?)
鹿島にいる頃よりは圧迫感を感じずにプレーできたと思います」


[ J1:第20節 鹿島 vs 山形 ]

今季2度目の連勝を狙う鹿島は16分、野沢拓也(写真)が見事なFKを決めて幸先よく1点を先制した。

[ J1:第20節 鹿島 vs 山形 ]

興梠慎三に続き田代有三まで怪我で欠くことになり、前線が非常事態の鹿島にあって先発出場の大迫勇也(写真)は貴重な追加点となるゴールを決めるなどしっかりと結果を残した。

[ J1:第20節 鹿島 vs 山形 ] WOWプレーヤーズアワード

本日の試合で決勝点をあげた大迫勇也選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


90分間持たなかったヤスである。
ゲーム終盤のチャンスに於いて、ゴール前へ誰も走りこまなかったのはそういうわけである。
青木の踏ん張りが得点につながらなかったことにはガッカリさせられた。
ヤスには精進を重ね、90分間戦える身体を手に入れて欲しいと願う。
さすればチームはさらなる上へと進化するであろう。
期待しておる。