鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

大迫、9針を縫う裂傷

2011年08月24日 | Weblog
大迫負傷に怒りのオリベイラ監督「ラグビーと格闘技がまざっている」
J1第23節 鹿島1―1甲府 (8月24日 中銀スタ)

 鹿島はU―22(22歳以下)日本代表の大迫が前半36分に負傷交代した。相手のタックルを受けて両脚の付け根を合計9針も縫う裂傷を負い、オリベイラ監督は「こんなけがは見たことがない。日本のサッカーにはラグビーと格闘技がまざっている」と試合後の会見で怒りをあらわにした。

 チームの連勝も5で止まり、監督は「勝てた試合を自分たちで手放してしまった」と不機嫌だった。

[ 2011年8月24日 22:52 ]

負傷退場した大迫は9針も縫う裂傷だったとのこと。
これには怒り心頭である。
ジャッジ的にはノーファールであったが、明らかに悪質であり、カードの対象であったと言えよう。
ここは主審の見逃しも含めJリーグの未熟さを感じたところである。
チームも痛いが、好調であった大迫本人はもっと痛い。
日本サッカーの成熟のため、向上を促したい。

大迫、昔の感覚を思い出す

2011年08月24日 | Weblog
[鹿島]絶好調のFW大迫選手「昔の感覚を思い出しました」
 前節、広島に快勝し破竹の5連勝。いつしかの奇跡を思い浮かべているファンもさぞ多いのではないでしょうか。「いまは負ける気がしない」(遠藤選手)のも手応えと自信を掴んでいる証拠なのでしょう。
 さて、この5連勝を支えている男と言えば、なんといっても絶好調のFW大迫選手。確実に結果を残し、チームを牽引しているその姿は、もはや「第87回全国高等学校サッカー選手権大会」で鹿児島城西高校を準優勝へと導いた時の“怪物ぶり”を自然と想起させるもの。“超高校級”と呼ばれ、いまだ破られていない「1大会最多得点記録の樹立。多くのサッカーファンを席巻したあの衝撃から3年、いよいよプロの世界でも「半端ねえなんて声が聞こえてきそう。
23日の今日、そんな高校時代のプレーに話がのぼると、
「昔(高校の時)の感覚を思い出しました」
そう話してくれた大迫選手。そういえば……。
 第21節の仙台戦。2つのPK獲得に絡み、ほぼ自身の得点ともいえるMFフェリペ選手の決勝PKをアシスト未遂したあと、その活躍ぶりを問われた大迫選手は、「自分の持ち味は仕掛けだと思う。仕掛けていこうと思った。(中田)浩二さんのアドバイスが大きかった。『失ってもいいから』という思い切りが出た」と話していました。
 結果、第9節のC大阪戦では強烈な無回転ミドルでのゴラッソに加え、驚異的なドリブル突破からMF増田選手の決勝点をアシスト。続く前節の広島戦でも、絶妙なポストプレーでMF野沢選手の追加点をアシストし、終始エースの風格漂う圧巻のプレーを披露してくれました。
 ただ、それでも広島戦に限っては「(シュート)4は少ないッスね……。5か6は撃ちたい」と本人は意外にも反省しきり。アシストよりもノーゴールに終わったことを悔やんでいました。
 このゴールへの飽くなき貪欲さこそ“昔の感覚”なのだと、大迫選手の言葉を聞いてそう思いました。

(鹿島担当 村本裕太)

絶好調の大迫にスポットが当たっておる。
中田コのアドバイスで、昔の感覚を取り戻し、攻撃の核となっておる。
しかしながら、広島戦では無得点に終え、シュート数も少なかったと悔やんでおる。
FWとしてゴールという結果は最も重要なファクターである。
大迫も得点にこだわり、相手に更に脅威を与える存在となって欲しい。
大迫がゴールを量産するストライカーとなれば、チームの勢いは更に増すであろう。
期待しておる。

福西氏が語るJ1前半戦ベストゴール

2011年08月24日 | Weblog
福西崇史「磐田の山田は勢いに乗っている」
元日本代表が語るJ1前半戦ベストゴール

2011年8月24日(水)

 2011年のJ1もシーズンの半分を折り返し、今季もさまざまなスーパーゴールが生まれるなか、世界を舞台に戦ってきた元日本代表MF福西崇史氏が前半戦のベストゴールをセレクト。かつてジュビロ磐田で中心選手として黄金時代を築き、現在は解説者としてもその落ち着いた口調と冷静な分析力でサッカーの魅力を発信し続けている福西氏が選ぶゴールとは!?

■福西氏のベストゴールセレクション(前半戦)

ベストゴール:山田大記/磐田 第18節 vs.福岡


 相手を誘ってまたを抜き、あの角度からのループシュートはイメージがないとできない。非常に難しい選択だし、チャレンジして結果を残したのは素晴らしい。完全に今の磐田を引っ張っているし、10番という重い番号を背負いながらしっかりプレーできる落ち着きは新人離れしている。コントロールからのターン、体の持って行き方、GKの動きを見てループシュートに決めた判断、メンタル面の強さ含め、総合的に前半戦ベストゴールにふさわしいゴールだった。

乾貴士/C大阪(現ボーフム/ドイツ2部) 第19節 vs.鹿島

 ターンから2人の間を抜けて、相手のコースを邪魔しながらスピードに乗ったままボールに力を伝えている。しっかり止めて蹴る、ドリブルする、基本的なことの大事さが凝縮されている得点だった。止めて蹴るで言えば、ヤット(遠藤保仁/G大阪[第17節 vs.柏])のゴールとも悩んだが、こちらの方が『こういうドリブルをしてしっかり練習しなさい』というメッセージが伝えられるかなという点で選択させてもらった。

小笠原満男/鹿島 第19節 vs.C大阪

 ボールを奪った瞬間にGKを見られる視野の広さと枠に入れる裏づけされた技術、シュートを選択した決断力、簡単そうに見えて非常に難しい得点だし、何よりワクワクさせてくれるゴール。サッカーは遠いから入らないとかではないし、サッカーの醍醐味(だいごみ)を伝えてくれる1つの得点だったと思う。


ハーフナー マイク/甲府 第5節 vs.G大阪

 敵を抑えながら自分の体を支えられる強さと、その中でボールを向こうに運ぶ技術、感覚というのは、高さのない日本の中ではなかなか見られないもの。ボールの勢いは比較的そのまま伝えられるが、ボールの角度を変える当て感、力加減は非常に難しいだけに、こういうシュートを決めてくれると周りの選手は楽になる。

石原直樹/大宮 第3節 vs.G大阪

 ストライカーらしい動きと、とっさの判断、動きながら自分の考えていたボールが来なかった中でのアイデア。試合を見ている人は思わず『えっ』となるプレーが楽しいわけで、このアイデアは好きですね。外れたら外れたで「アイデアはすごいね」となるが、結果を出さなければいけない世界でアイデアと結果が一致した面白いゴールだった。

■駆け引きの重要性と面白さ

 今季のゴールの傾向は、斜め45度の巻くシュートが多いこと。もちろんボール自体の影響、意識の問題もあるが、外国に比べるとミドルシュートが少なかったなか、技術は格段に上がってきている。ただ、ゴールの選定について言うと、やはりサッカーは11人でやるものだし、シュートまでのつくり、つくってくれている人の動き、そういうものに目がいってしまう。あとは基本がちゃんとできているかと、駆け引き。乾のゴールにしても、自分の体をしっかり整えて蹴らないと力は入らなかったし、山田のゴールはもしGKがじっと立っていて上を狙っていたら無理だった。そういったところに面白さを感じる。

 現役時代の自分のスタイルをあらためて分析すると、僕自身、駆け引きが好きだった。ボールを取る前に体を当てにいったり、相手のスピードを殺すためにコースに入っておくとか、自分のところでボールを取るために前の選手にコースを切らせたり、逆に僕が誘い込んで後ろの人に取ってもらうとか、そういうプレーに魅力を感じていた。選手としては自分を知るというのはひとつ大事なところで、僕は走れないというのが分かっていたし、じゃあ走らなくていいためには、チームとして力を出すためにはどう協力すればいいかを考えた。個人競技じゃないし、それを補ってチームとしての力にすればいい。今はサッカーをやっていて本当に良かったなと思う。

 チームを作り上げる上で、選手として一緒にやりやすかったのは言葉で言わなくても分かり合える選手。あの磐田の黄金時代の選手たち(当時中山雅史、名波浩、藤田俊哉、奥大介らが在籍)は言葉いらずでサッカーができるので、OBになって動けなくなってもいまだにやれる。イメージが合う選手とはボールを蹴るだけで分かるし、日本代表で言えばヤットはやりやすかった。反対に相手選手としてやりにくかったのは、裏を突こうとする選手。俊輔(中村/横浜FM)は技術もしっかりしていて、相手との駆け引きで局面を変えるし、個人個人でやっていても嫌な選手だった。ただ、一番はやはりあの黄金時代の磐田の選手たち。敵にしたら絶対に嫌だし、もうお手上げだと思う(笑)。

■若手の勢いとベテランの経験、サッカーの醍醐味

 今季のJ1を眺めると、ベストゴールにも選ばせてもらった山田は勢いに乗っているなと感じる。もちろん柏の田中順也や川崎の小林悠ら結果を出している選手たちというのは、それが自信になって思い切りのいいプレーが出ている。そういうことが成長を助けるし、新人なのでミスをして当たり前。思い切りのよさは新人の特権だし、柏の酒井宏樹が右サイドを駆け上がっていく姿なんていうのは、彼は最初ケガをしていたわけだけど、プレーしていくなかで自分の思った通りのプレーができて、そこで生まれた自信が彼の良さを引き出していると感じている。

 ベテランで言えばヤットは当然見るべき選手だし、見る側としては経験豊富な選手が新人をコントロールしているところまで見られれば面白いし、サッカーをより知ることができる。僕がボランチをしていたこともあって後ろで安定感を作るところに目が行ってしまうが、楢崎(正剛)が落ち着いてやっているところや闘莉王(以上、名古屋)が指示している姿、中澤(佑二)がうまく栗原(勇蔵=以上、横浜FM)のカバーをしているとか、そういうところに魅力を感じる。外国人選手では、レアンドロ ドミンゲス(柏)が気に入っている。基本に忠実なところと献身的なところ。組織の重要性が増す中、助っ人がなじめないこともよくあるが、チームの一員として技術をいかんなく発揮しているし、チームの躍進に大きな影響を与えている。

 チームとして今見ていて面白いのは、やはり柏。J2から昇格したばかりでJ1の上位にいられるのは力がないとできないし、全員守備、全員攻撃というJ2で戦ってきた力がそのまま出ている。あとは広島もこの4、5年ずっとやってきて、誰が出ても同じようなサッカーができるのは見ていて面白い。僕の理想のチーム像は、自分たちでボールを奪いにいって奪えて、攻撃では相手に触らせずにゴールを決められるようなチーム。選手としてやっている中で「サッカーは楽しくないと」と思ってずっとやっていたが、そういう方が見ている人も応援したくなるだろうし、面白いと思う。ただ、相手がいればうまくいかないし、それをうまくいかせようと駆け引きする。やっぱり、それがサッカーの醍醐味だと思う。


<了>
(取材日:2011年8月9日)


2011年Jリーグ前半のベストゴールに満男を銅像ゴールを選ぶ福西氏である。
簡単そうに見えて難しい得点と語っておる。
子のゴールは胸をすく気持の良いものであった。
満男の視野の広さと技術が生んだこの素晴らしいゴールを、福西氏はサッカーの醍醐味と称した。
このようなプレイを堪能すべく、我等はスタジマムに向かう。
そして、また素晴らしいゴールに出会えるであろう。
楽しみにしたい。

シャルケ・篤人、のんびりやりますよ

2011年08月24日 | Weblog
【ドイツ】リーグ戦スタメン落ちが続く内田篤人の変化と復活のきざし
了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
木場健蔵●写真 photo by Koba Kenzo



出場機会がなかったマインツ戦だが、その表情は明るかった

 内田篤人が少しずつ復活に向けて動き出している。
 今季に入ってからの公式戦出場は、UEFAヨーロッパリーグプレイオフのヘルシンキ戦に左サイドバックで先発したにとどまっている。それも決して出来が良かったとは言えず、ビルト誌では最低評価に相当する6点をつけられるなど、まるで戦犯扱い。格下のヘルシンキに敗れたうっぷんを晴らされているかのようでもあった。
 その週のリーグ戦、つまり第3節マインツ戦では再び先発から外れている。これで開幕から3戦連続のスタメン落ちとなった。
 それでも少しずつ上昇モードにあると感じさせるのはなぜなのだろうか。まずは見た目の違いだ。ドルトムントとスーパーカップを戦った7月下旬は、華奢(きゃしゃ)な内田にしてはいくぶんぽっちゃりとしているように見えた。本人も「このオフで2キロ増えました」と打ち明けている。体型にはさほど影響は現れないようではあるが、顔つきは一目瞭然だった。それがだいぶ引き締まり、頬(ほお)はこけ、鋭い目つきが戻ってきたように思う。
 ただ単に身体をしぼっているのではなく、自分のサッカー人生で初めて、チーム練習以外に筋トレを行なっているのだそうだ。「体をでっかくしたいなと思って、ユリアン(・ドラクスラー)と、『たいしたことないなあ』とか言ったりしながらやっている。それにしても外国人って、すぐ筋肉がつくんですね。あそこまでムキムキになりたいわけじゃないけど。まあ、楽しみながらできればね」と、笑いを交えながら、筋肉強化に取り組んでいることを語る。

 また、そんな話をする内田の表情も、これまでと変わったように見える。一時は、下を向きながら「まあまあのんびりやりますよ」と、現状を気にしていない風を装いながら、なんだかうしろめたそうな様子がありありと見えた。だが先発から外れ、悔しい思いをしている分、それを自分自身のパワーアップにつなげたいという意識が生まれてきたようだ。内田は「この時間をムダにしたくないなと思って」と言う。昨季までの、「欲がない」「向上心がない」などと自分を評していたころからすると、大きな変化だ。
 マインツ戦でシャルケは、前半に2点をリードされるも、後半に4点を返す大逆転劇を演じた。後半開始と同時にドラクスラーとファルファンを投入し、一気に流れをひっくり返した。「自分がもしも交代出場を命じられたらどういうプレイをしようとイメージしていた?」と聞かれた内田は、「もう、ハーフタイムの時点で今日はないなと思った」と苦笑いした。
 この日の試合は午後3時半キックオフ。30度を超える暑さだったが、「ドイツ人は暑い、暑いと言ってるけれど、この程度で暑いの? 日本じゃプレイできないね、みんな」と、楽しそうに話していた。そんな雰囲気も、「まあのんびりやりますよ」と自嘲気味に話していた1ヵ月前とは違う。
 久々に与えられたヘルシンキ戦のチャンスはものにできなかった。それでもこのまま上昇モードを続けていけば、再びシャルケの先発として必要とされる日は、案外、遠くなさそうだ。


レギュラー落ちも筋力強化に励むシャルケの篤人である。
篤人本人はのんびり構えておるように語るが、内心は出場意欲に燃えておるであろう。
是非とも、出場機会を得、再びレギュラーを奪い取って欲しいところ。
スピードにパワーを付けた、新たなる身体で欧州を跋扈するのだ。
楽しみにしておる。

興梠、先発復帰へ

2011年08月24日 | Weblog
興梠、先発復帰も!大迫と2トップで連勝街道だ
 鹿島は24日のアウェー甲府戦でFW興梠がリーグ7試合ぶりに先発復帰する可能性が高まった。右ふくらはぎ肉離れから復帰後は3試合連続で途中出場が続いていたが、負傷離脱中のMFフェリペ・ガブリエルに代わりFW大迫と2トップを組む。

 「途中出場よりも先発の方が試合に入りやすい。連勝を止めないようにしたい」と力を込めた。チームは5連勝中で、甲府戦と28日の福岡戦に勝てばクラブ史上7度目の7連勝となる。過去7連勝以上を記録した6シーズンのうち5シーズンで優勝しており、今後を占う重要な連戦になる。

[ 2011年8月24日 06:00 ]

興梠が先発復帰との報。
これは頼もしい。
本人も途中出場よりも試合に入りやすいと述べており、気持ちは高ぶっておろう。
前節でも、交代直後守備に追われたものの、徐々に大迫との連携が深まっていった。
その結果、大迫のパスに飛び出して先制点につながるファールをゲットした。
そして、試合終盤には追加点の起点となるクロスを大迫へ送っておる。
興梠のスピードで甲府DFを切り裂くのだ。
勝利のために疾れ。
楽しみである。

鹿島、ナビスコ杯に無料招待

2011年08月24日 | Weblog
ナビスコ杯準々決勝にサポーター2万人招待…鹿島
 鹿島がナビスコ杯準々決勝(10月5日・相手未定)に2万3000人を無料招待することが分かった。クラブ初の試みで、今月末からクラブ広報誌FREAKS会員を対象に観戦券の配布を始める。08年から3年連続準々決勝で敗退中。関係者は「勝ち抜くために多くのサポーターに集まってほしい」と話した。
(2011年8月24日06時01分 スポーツ報知)

10月5日のナビスコ杯緒戦に2万3千人のサポーターを招待とのこと。
これは良い企画である。
平日のナビスコ杯は客入りが悪く、選手のモチベーションを維持するのが難しい。
そこに、大人数の観客が入れば、気持ちは高揚するというもの。
無料招待されずとも、多くの者共が集まるスタジアムは雰囲気も良い。
是非とも聖地へ足を運びたい。
今季は久し振りにこのタイトルを手にしたいのだ。
秋空の国立で、ナビスコのお菓子を食べながら声援を送りたい。
まずは緒戦に大勝を飾るのだ。
気合を入れなおしたい。