鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山形戦コメント

2011年08月07日 | Weblog
J1リーグ 第20節


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
今日の大迫選手は、得点やアシスト、チャンスメイク、攻守にわたってのボールへの執着心が高いレベルで見られた。ただ、彼の課題はそれを持続できるかどうか。できるようになれば、高い競争力を持った選手になるし、そうなるように大きく期待したい。今日は、3点目を取れたことで、チームは安定や自信を取り戻すことができた。後半立ち上がりの失点は、不安定になるもの。今までは失点して、不安定なまま連続して失点してしまうことが多かった。これまでも、失点してしまった時は、みんなで一度気を引き締め直そうと言ってきたが、今日はそれが上手く実践でき、耐えて3点目を取ることができた。

【小笠原 満男】
2連勝が目標ではないけれど、勝ててよかった。チームの調子は非常にいい。もう残りすべて勝つしかない。

【曽ヶ端 準】
後半のスタートでちょっと相手の勢いに負けてしまった部分があって、うまく防げず失点してしまった。完全に手に当たっていたので、技術的なものでもう少しうまくはじけたかと思う。また1週間空いて連戦が続くので、連勝できればチームとしてもさらによくなるし、勢いもつく。大迫のように点を取って、プレーもよくなっていくというような流れがチームでも出てくるようになればいい。セットプレーも有三だけでなく取れたので、勝ちが続けばいい。

【大迫 勇也】
相手が引いてきた時に運動量を上げてチャンスができていた。もっと決めたかった。まだまだ決められたと思う。ヤスさんとはずっとやってるのでいい形ができたと思う。勝てたことがよかった。連勝し続けたい。

【遠藤 康】
(ゴールシーンでは)シュートを打とうと思ったけど、サコがボールを欲しそうにしていたのが見えたので出した。若手でゴールを取れたのがよかった。周りの運動量が多くてスペースを見つけやすかった。ボールをもっとさわりたかったし、消えている時間が多く、70分くらいから疲れて動けなくなってしまった。今日はサコ、イバさんに助けられた。正直なところ、イバさんの点がなければ、けっこうキツイところがあった。勝ってよかった。

【小谷野 顕治】
もっと切り込んでシュートまでいきたかった。(なかにいた野沢選手は)見えていた。ドリブルがもたついてしまった。まずはシュート打たないとダメだと思うので、次に向けて練習していきたい。最初の(入った直後のチャンスメイク)だけしかなかった。もっと長い時間出られるようにがんばりたい。


2011年08月06日(土)

本日行われたJ1第20節山形戦は、3-1で勝利しました。

【J1:第20節 鹿島 vs 山形】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.08.06)
8月6日(土) 2011 J1リーグ戦 第20節
鹿島 3 - 1 山形 (18:34/カシマ/13,139人)
得点者:16' 野沢拓也(鹿島)、24' 大迫勇也(鹿島)、49' 太田徹郎(山形)、58' 新井場徹(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:後半の立ち上がりに、一番気をつけなければいけない時間帯で、ああいうゴールを決められてしまった要因は何だと思いますか?

「逆側に相手がいるということを考えてもらえれば、と思います。相手にも長所がありメリットがあるわけですから、すべて我々側のミスとか、我々が悪いという見方はおかしいのではないかと思います。相手に対する敬意というものを考えなくてはいけないと思います。アルビレックス新潟戦の試合のビデオを見ましたけど、山形さんが多くのチャンスをつくりながら、それを決められず、アルビレックスさんのひとつのチャンスで失点をして、そこからなかなか自分たちのペースをつくれませんでした。我々の試合だけでなく、他の試合でも、強豪との試合でも勝点を拾っていますし、順位が下だからといって、相手の力が下ということは間違った評価、あるいは見方です。相手にも力があって、能力のある選手が揃っており、彼らの場合は我々と同様、作ったチャンスを得点できるか、できないか、という部分が課題です。今日は我々は多くのチャンスを作りながら、それをしっかり得点に結びつけることができた場面もあれば、できなかった場面もあります。逆に失点しそうな場面のあとに2得点目を決めましたし、あるいは相手の2得点目のチャンスもありました。競争のレベルというところで相手を上回ることができたということで、ハードワークであったり献身的にひとつひとつのことに、ひとつひとつの置かれる状況に対して対応できた、ということがあります。ですので、我々だけが悪いというわけではなく、相手にも力があるということを理解してもらえればな、と思います。サッカーというのは作ったチャンスをものにする。それができなければ代償を払う世界というか、そういう流れがあるわけです。その流れに沿ったとき、あるいは自分たちがつくった状況のときに点が取れれば、よりよい自分たちのサッカーができるようのが、サッカーというものだと思います」

Q:今日の大迫選手なんですけど、ドリブル、ポストプレー、非常にアグレッシブで、ディフェンスもがんばっていましたが、監督の評価をお聞きしたいと思います。先ほど、競争のレベルと仰っていましたが、競争のチャンスを得て、非常にいい出来だったと思いますが、監督の評価をお聞かせ下さい。

「正直、今日に関しては本当に高いレベルでの競争意識のプレーを、得点するなりアシストするなり、あるいはチャンスメイクするという部分にしても、あるいはボールに対する執着心、守備に対してもそうですけど、高いレベルのプレーが見られたと思います。以前よりは良くなってきているんですけど、彼の課題はいかにしてそれを持続できるか、ということであって、それが大きな大きな課題である、と。1試合良くて、次の試合が悪い。あるいは試合中でも一瞬、集中や注意力が欠けてしまう時間帯とか、そういった姿勢があるので、要は90分持続できるか、集中とか気持ちとか戦う姿勢を持続できるか、ということであって、それができるようになれば、高い競争力のある選手になっていくのではないかと思います。能力的には高いわけであって、それを持続する作業を継続して、試合で発揮してくれればと大きく期待したいと思います」

Q:2-1から踏みとどまれたのは3点目が大きかったと思います。その3点目についてお願いします。
「3点目というのが、チームにとっては安定というか自信を取り戻すことができたのではないかと思います。どのチームでも後半の立ち上がりの、確か3分くらいだと思うんですけど、そこで失点すれば不安定になってしまいます。いままでであればそこから不安定になり、連続して失点してしまう、ということがありました。ただ、そういった時にもう一度みんなで気を引き締めて、安定させようということを以前から話をしていました。それを実証することができ、耐えて、自分たちの3点目を取ることができました。そのあと2、3回のチャンスがあって4点目を取るチャンスもありましたけど、その3点目がチームに安定だったり、自信を与えた形になったと思います」

Q:タルタ選手は合流して間もないと思うのですが、タルタ選手の使い方とか、特長とか、どういうところに期待するとか、監督の目から見た評価をお願いします。
「左利きセカンドストライカーだと思います。ドリブルと左足の決定力を武器としている選手であって、我々が抱えている選手のなかで彼の特長を生かせる形があるということで連れてきたわけであって、あとは22歳なので、まわりの選手が快く、スタッフを含めて彼を温かく迎え入れることでスムーズに日本のサッカーになれて、本来の力を発揮できるようなことになれば、なおさら彼らしいプレーができるのではないかと期待しております。そういった形にチーム全員で繋げ、チームの力になるようにできればと思っております」


以上

【J1:第20節 鹿島 vs 山形】試合終了後の各選手コメント(11.08.06)
●小谷野顕治選手(鹿島):
(交代直後の得点機について)
もっと中に切り込めたかな…。あれ、なんで横に誰もいなかったんですか?ドリブルもちょっともたついちゃって、パスしかなかった。シュートを打たないと。次、そこを練習したいですね。たぶん、あれしか触ってないんでもっとがんばります」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「良い形で点も取れましたし。後半はスタートがちょっと良くなかった。相手の勢いに負けた部分もある。でも失点は僕の技術的なところ。うまくはじけなかった。リバウンドに行こうと思ったらちょっと滑ってしまったところもあった。まあ、シュートも良いコースにきたけど、もう少し弾けたかな、と思います。
これからまた1週間ありますし、そのあとはまた連戦がある。連勝出来ればよくなるし勢いもあると思います。サコ(大迫)みたいに点を取るだけで変わるし、今日はすごく良かったと思います。
(だいぶ調子も戻ってきた?)
失点は続いてますけど、点も取れている。(田代)有三の高さだけじゃなく、今日はうまく崩して取れたので勝ちが続けば良いと思います」

●遠藤康選手(鹿島):
(セカンドボールをよく拾っていたが)
目の前にボールがよく来た。切り替えを早くしようと思ってました。
(控えが続いたが?)
自信がなかったわけじゃないので気にはならなかった。
(得点の場面は?)
シュートを打とうと思ったけど、サコの形相が見えたので。若手で取れたのが良かった。もっとボールに触りたかった。消えてる時も多かったし。正直、70分くらいから疲れて動けなかった。今日はサコに助けられたし、イバさん(新井場)にも助けられた。正直、岩さんの点がないとキツイところもあったし」

●岩政大樹選手(鹿島):
「特別意識したわけじゃないと思います。これくらいで満足できません。順位も順位ですし、それを考えると不満が残る内容でした。2点取ってからの流れがいつもと同じというか、2~3mのポジショニングを取ることをみんながサボり始める。そうなるとだんだん相手に流れが行き始めてしまう。前半の終わりの方が後半よりひどかった。声はかけてますけど、一度落ち込んだ意識はなかなか戻せない。2-1になってからまた頑張ろう、となる」

●青木剛選手(鹿島):
「連勝すると勢いが出るし、雰囲気も良くなる。仙台まではまた1週間あるし、そこからは連戦になるのでしっかり準備することができなくなる。でも、1週間あれば試合に出てる選手は調整できるし、試合に対しても準備ができるので、この1週間でコンディション調整と準備ができたら良いと思います。次を勝てば連勝出来ると思います」

●川島大地選手(山形):
(遠藤選手とのマッチアップは意識した?)
そうでもないんですけどね。でも1回行っても取れないんで苦労しました。(プレーで)なにかやってやろうと思ってたんですけどね…。
(カシマスタジアムでの試合出場については?)
鹿島にいる頃よりは圧迫感を感じずにプレーできたと思います」


[ J1:第20節 鹿島 vs 山形 ]

今季2度目の連勝を狙う鹿島は16分、野沢拓也(写真)が見事なFKを決めて幸先よく1点を先制した。

[ J1:第20節 鹿島 vs 山形 ]

興梠慎三に続き田代有三まで怪我で欠くことになり、前線が非常事態の鹿島にあって先発出場の大迫勇也(写真)は貴重な追加点となるゴールを決めるなどしっかりと結果を残した。

[ J1:第20節 鹿島 vs 山形 ] WOWプレーヤーズアワード

本日の試合で決勝点をあげた大迫勇也選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


90分間持たなかったヤスである。
ゲーム終盤のチャンスに於いて、ゴール前へ誰も走りこまなかったのはそういうわけである。
青木の踏ん張りが得点につながらなかったことにはガッカリさせられた。
ヤスには精進を重ね、90分間戦える身体を手に入れて欲しいと願う。
さすればチームはさらなる上へと進化するであろう。
期待しておる。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2011-08-07 00:26:43
もたついたとき中田選手が最後にクリアしてくれたのが多く、あの安定感、読みの夜さがすごく良かったと思いました。
返信する
Unknown (789)
2011-08-07 03:03:17
久々にらしさが見れた試合運びだったと思います。

こんなのも見つけました。

なかなかの切り口の様ですよ。この人。

http://ameblo.jp/mas-a-hiro-com/
返信する