鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

PSM JEF戦プレビュー

2010年07月02日 | Weblog
【2010Jリーグプレシーズンマッチ 鹿島 vs 千葉】プレビュー:中断期間中のキャンプの成果を活かし、リーグ戦への勢いをつけるのはどちらだ!?(10.07.02)
南アフリカの地に大きな足跡を残した日本代表が帰国し、ワールドカップも残すところ8試合。7月11日の決勝戦が終わると、翌週からはいよいよJリーグが再開する。それを前にJ1、J2の3位同士がプレシーズンマッチで顔を合わせることとなった。

4連覇を目指す鹿島は、この中断期間にJヴィレッジで1週間(6/21~26)のキャンプを行った。そこには元フィジカルコーチであるオズワルド・オリヴェイラ監督が持つ独特の哲学が色濃く反映されていた。というのも、監督はシーズンが始まるとほとんどフィジカル強化のメニューを選手に課さない。では、いつ行うのかというと、このキャンプのときにまとめて行っているのだ。シーズン前の宮崎キャンプとシーズン途中のJヴィレッジでのキャンプで、選手の足が動かなくなるほど走って走って走りまくるハードなトレーニングを課し、シーズンを戦いきることができる体力を身につけようとしている。
特に夏場で失速することが常の鹿島。さらに、この中断期間で長らく右サイドバックのレギュラーを務めてきた内田篤人がシャルケへ移籍。チームは“新たなカタチ”を模索しなければならなくなったため、今回のキャンプは苛烈を極めた。

それは、最終日の練習が終わり、キャンプの締めの口上を述べた野沢拓也選手会副会長の言葉からもよくわかる。
「みんなの努力を試合に活かそう。後半戦はACLを獲れなかった分、全タイトルを獲ろう!今日の努力を無駄にするな!」
そして鹿島に戻ってきた今週、チームは徐々に紅白戦の時間を延ばし、プレシーズンマッチ、そしてシーズン開幕に備えている。

そんななか、“新たなカタチ”も見えてきた。本山雅志が中盤に復活したことにプラスし、内田が抜けた右サイドバックには新井場徹がまわり、左サイドバックはジウトンが入ることが決定的となっている。大きな期待を担うジウトンだが、楽しみな存在となりそうだ。これまでは少し重そうだった上半身の肉付きもスッキリ。軽快な動きを見せるだけでなく圧倒的な体力で長距離走もチーム有数の成績を残してきた。
普段からジウトンを可愛がっている中田浩二は「いまは一番走れるんじゃないかな? 体もだいぶ絞れてきたし、もともと持久系は強かったからね。ジウを活かせればいい」と期待を寄せると同時に、ジウトンのフォローを約束していた。ジウトン自身も紅白戦の中でも積極的に攻撃に参加し好クロスを供給するなど、主力組の中で目立った動きを見せている。いきなり抜群のプレーを見せるのは難しいかもしれないが注目したい。

ただ、キャンプで激しい練習を課してきただけに、主力の動きは正直言って重たい。まだキャンプ明けから1週間しか経っておらず、選手たちからも「カラダ的にはきつい」「疲労困憊だよ」という声が聞かれる。そのなかで実りある試合内容を期待するのは酷だろう。ただ、選手たちは「勝ちにこだわってやりたい」(新井場)とも話している。鹿島らしい強さを見せてほしいところだ。

対する千葉も館山でキャンプ(6/27~7/1)。通常の練習だけでなく江尻篤彦監督が、今キャンプのテーマに掲げる『チームワーク』『一体感』の醸成のため、グループワークを行ったようだ。グループに分かれて様々な課題をクリアしていくプログラムだけでなく、飯ごう炊さんを行うなどチームの一体感を高めた模様。J1昇格のためには首位の柏から離されないことが大切なだけに、キャンプの成果をこの試合で出したいのは千葉も同じ。両クラブともリーグ戦につながる結果が望まれている。


以上

ジウトンこそ後半戦のキーマンと言えよう。

笑顔のダブルボランチ

2010年07月02日 | Weblog
2010年 7月2日(金)

プレシーズンマッチのジェフ千葉戦を明日に控え、セットプレーの確認などで最終調整を終えました。

笑顔で休息を取る新旧キャプテンである。
思い起こせば5年前、あの移籍がなければ、不動のゲームキャプテンを務めておったのである。
懐かしい話と言えよう。
フェルナンドとのダブルボランチが熟成され、青木が右SBに固定されておれば、別の歴史が刻み込まれたやも知れぬ。
しかしながら、それは叶わぬ夢となった。
何もかも過去の話である。
今はこの二人のダブルボランチで勝利を積み重ね、栄冠を得ていきたい。
一つ一つ、一歩一歩歴史を作っていくのだ。

大東社長、Jリーグチェアマン有力候補

2010年07月02日 | Weblog
犬飼会長がJリーグチェアマン兼任も
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)がJリーグのチェアマンを兼任するウルトラCプランが浮上していることが1日、分かった。Jリーグは鬼武健二チェアマン(70)が定年で退任することを受け、20日のJリーグ理事会・総会で新チェアマンを決定する。

 歴代チェアマンは日本協会副会長を兼任してきたが、会長兼任は初。剛腕と言われる犬飼会長がJリーグ改革に本腰を入れる。最優先課題は何度も暗礁に乗り上げてきた、シーズンを秋に開幕させ春に終了させる秋春シーズン制への移行だ。欧州主要リーグと同じ日程のため強豪国との強化試合が組みやすく、また日本人が海外移籍しやすい環境が整うため代表強化にもプラスになる。

 もちろん協会とJリーグのトップを兼任した例は過去にないためハードルは高い。鹿島の大東和美社長も新チェアマンの有力候補に挙がっている。関係者は「Jリーグはまだ問題を多く抱えている。行動力のある犬飼会長がチェアマンを兼任するのがベスト」と話しているが…。総会の行方が注目される。

[ 2010年07月02日 ]

大東社長がJリーグチェアマンの有力候補に挙がっているとのこと。
昨日の監督に続き、経営力も評価される鹿島である。
強いだけでなく、企業としての優良であると言えよう。
アジア一の、そして世界へ名を馳せるリーグとするためには正しい考え方やも知れぬ。
しかしながら、大東社長には鹿島をアジア征圧させ、世界へ飛び出させる使命があろう。
今少し、鹿島で手腕を発揮して欲しいと願う。
とはいえ、Jリーグチェアマン候補の対抗馬が悪名高きサッカー協会会長とあっては、我等も手を拱いておるわけにはいかぬ。
最悪の人事にならぬよう、最高の人材を提供することも仕方のないことである。