鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

篤人の気持ち

2010年01月23日 | Weblog
内田篤人 気持ちとトラップは、前へ
2010年1月22日

2009年11月、香港戦でゴール前に速いクロスを入れる内田篤人=越田省吾撮影

自主トレでジョギングをする内田


 内田篤人(21)が今年初めてJ1鹿島の練習場を走ったのは、昨年の最終戦から1カ月以上を経た15日だった。プロになり迎える5度目のシーズン。ちょうど1年前は、すでに日本代表合宿でサッカー漬けになっていた。「オフがこんなに長かったのは初めて。いやぁ、のんびりできたな」

 2006、07年度は天皇杯で年末まで勝ち残っていた。08年度は試合日程の都合で代表合宿開始が年明けに早まった。加えてシーズンが本格化すれば、Jリーグだけでなく、各年代の国際大会が待ち受けていた。07年は20歳以下ワールドカップ(W杯)、08年は北京五輪、そしてA代表のW杯予選。

 すべてで不動のレギュラーを担った。だからプロ入り後、時間をかけて心と体を休ませることはできなかった。過密日程の影響を質問されると、決まって「大丈夫。若いから」と繰り返してきた。

 年末年始は実家がある静岡県東部の函南(かんなみ)町で過ごした。「一番ほっとできる」という故郷は慣れ親しんだ山や川に囲まれている。幼い頃、大好きだったのはザリガニ捕り。このオフは友人たちと旧交を温め、家庭の味だという母手作りの鶏のから揚げをほおばった。

 もちろん、サッカーは頭から離れない。「休みといっても、体は動かしておかないと」。自宅近くの山道を走った。「中学、高校の時に使っていたコースだから」。同じ鍛えるにしても、慣れない場所で汗をかくのと、少年時代に上り下りした道を走るのとでは気分が違うものだ。「いいリフレッシュ」。鹿島の練習場に戻った日、いきなりシュート練習をこなした。

 幕を開けたW杯イヤー。代表合宿は25日に始まる。

    ◇

 「悪かったことはすべて忘れ、よかったことだけを引き継ぎたい」

 新しい年が明け、試練の09年を改めて思い起こした。

 食べても太らない細身の176センチ、62キロ。持ち場の右サイドバックは、タッチライン際の絶え間ない往復が求められる。3月のJリーグ開幕早々、左脇腹と右太もも裏を負傷した。痛み止め薬の飲み過ぎと蓄積疲労で胃が荒れ、吐き気に悩まされた。

 「やたらとのどが渇いて水を飲みたくなる。で、少し走るとすぐ戻したくなる繰り返し」。4月22日のアジア・チャンピオンズリーグで試合中に吐いた。5月2日の千葉戦を欠場し、病院で胃カメラをのんだ。

 だましだまし試合に出続けるから、吐き気は治まらない。顔には吹き出物。さらに右ひざも痛めた。次第にプレーは正確さを欠いていった。「心身ともに疲れている」と日本代表の岡田武史監督(53)。10月14日のトーゴ戦では先発落ちを味わった。

 持ち味の積極性が消えかけたのもこの頃。パスを受けるトラップの動作について岡田監督から言われた。「前から来る相手を怖がって体の横に球を置くのではなく、きっちり体の前で止めるように。そうしないと前を向けずパスコースが狭まる。ウッチー、以前はできていたんだけどね」

 「大事にいこうとしすぎているのかな。サッカーを楽しめてないな」と本人。思い悩みつつ、何とかシーズンを走りきった。鹿島の公式戦48試合中43試合、日本代表17試合中13試合、合わせて4778分間をプレーした。鹿島でリーグ初の3連覇を成し遂げた瞬間、涙があふれ出た。

 「相手がどうというより、自分との闘いだった。優勝できてうれしいというか……。とにかくほっとした」

    ◇

 当たり前のような日々の積み重ねが、そんな内田をずっと支えてきた。

 小学4年生から中学3年生まで6年間にわたって指導した佐藤文昭さん(63)は「さぼろうとする姿を見たことがない」。練習を締めくくるグラウンド10周走を、内田は音をあげず、手を緩めず黙々とこなしていたという。

 清水東高時代に監督だった梅田和男さん(45)は、内田の持久力とスピードに目をつけてFWからサイドバックに転向させた人物だ。「配置転換をはじめ、どんな指示も素直に受け入れた。そして課題を克服するまで反復練習をやめなかった」。函南町の自宅で朝5時に起きなければ、2時間後に始まる早朝練習には間に合わない。遅刻は一度もなかった。「クロスをけれ」と言えば、練習後、コーチ相手に1人でけり続けた。

 その姿勢は鹿島に入っても変わらなかった。鈴木満強化部長(52)は「一歩ずつ階段を上っていける子。まるでコツコツ受験勉強するように」。1、2季目は戦況を見極めて右から左に大きく展開するサイドチェンジ。3、4季目は浮き球の処理とMFを使った細かいパス回し。一つずつプレーの幅を広げてきた。

 けがや体調不良に悩まされながら、長期離脱せず試合に出続けられたことが09年の誇りでもある。「苦しんで、耐えて、負傷してもミスをしても後に引きずらなくなった。ちょっとは精神的にタフになれたかな」

    ◇

 W杯は5カ月後。8年前の日韓大会は「ベッカム(イングランド)、格好いいな」、4年前のドイツ大会は「鹿島の先輩が戦う場所」というほどの印象しかなかった舞台が、すぐそこに迫っている。心と体の充電は終わった。「昨季も忙しかったけど、今季はもっと忙しくなる」と覚悟を決める。

 誓いは「もっとタフに」

 新年に入って最初に驚いたのは、岡田監督から年賀状が届いたことだった。自筆で「自分を信じて、ぶれることなく進んでください」としたためられていた。「慌てて返事を書きましたよ。でも、普通の文言じゃつまらないから、しゃれた返事を考えた」

 その中身は?


 「『トラップは前にしろ』と教えてもらったでしょ。だから……」

 〈気持ちとトラップは前へ。 頑張ります。 内田篤人〉
 (中川文如)

朝日新聞のコラムである。
篤人の半生が垣間見える。
今年は、否、今年も飛躍の年である。
今日も明日も走り続けよ。
気持ちを更に前へ。
楽しみな一年が始まる。

フェリペ・ガブリエル獲得

2010年01月23日 | Weblog
フェリペ・ガブリエル選手が加入
ブラジル・ポルトゲーザからフェリペ ガブリエル選手が完全移籍で加入することになりましたのでお知らせします。
宮崎キャンプよりチームに合流いたします。

■選手名:
フェリペ ガブリエル デ メロ エ シウバ
Fellype Gabriel de Melo e Silva

■登録名:
フェリペ ガブリエル Fellype Gabriel

■生まれ:
1985年12月6日、リオデジャネイロ出身

■サイズ:
176センチ、68キロ

■ポジション:
ミッドフィールダー

■経歴(カッコ内は加入年)
フラメンゴ(2005)─クルゼイロ(2007)─ナシオナル・マデイラ(2007、ポルトガル)─ポルトゲーザ(2008)
※2005年U-20ワールドカップブラジル代表(5試合0得点)

■公式戦成績
ブラジル全国リーグ 1部通算56試合5得点
ブラジル全国リーグ 2部通算31試合10得点(09年ポルトゲーザ)
コパ・ド・ブラジル通算6試合1得点
リオデジャネイロ州リーグ通算17試合2得点(フラメンゴ)
サンパウロ州リーグ通算17試合2得点(ポルトゲーザ)
ミナスジェライス州リーグ通算2試合0得点(クルゼイロ)
ポルトガル1部リーグ通算14試合2得点(ナシオナル・マデイラ)


1月18日に報知に報じられたフェリペ・ガブリエルの獲得が決定した。
報知ではレンタルでの獲得を目指しておったようであるが、完全移籍での獲得となった。
心身共に鹿島の選手として来日して欲しい。
背中に羽があるような軽やかなプレースタイルから「天使」の愛称を持つフェリペ・ガブリエルには、アジア征圧の大いなる力となって欲しいのだ。
天使・ガブリエル共に今年は羽ばたきたい。

恐怖、始動本山

2010年01月23日 | Weblog
2010年 1月 23日(土)

午前中のクラブハウスでは、本山、小谷野、野沢の3選手が談笑しながらランニングを行っていました。

本山も自主練に加わり、チーム始動も近付いて来た。
オフももう終了である。
我等もウカウカしておれぬ。
聖地へ通うべく、鈍った身体を鍛え直そうではないか。

小笠原満男、長春戦出場停止

2010年01月23日 | Weblog
小笠原、来月ACL初戦に出場停止…鹿島
 鹿島MF小笠原満男(30)が今季公式戦初戦となるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)長春戦(2月24日・カシマ)で出場停止となることが22日、分かった。鹿島関係者がアジアサッカー連盟に確認したもの。昨年のACL決勝トーナメント1回戦FCソウル戦で退場処分を受けており、規定通り直近のACLで処分が科せられる。

 今季はリーグ4連覇と、ACL初制覇をクラブの2大目標に設定。大事な初戦で大黒柱を欠くが、日本代表招集(25日~)に伴いフィジカルトレーニングが不足するだけに、体をつくる機会にもなり得る。代役候補のMF青木は「昨年、自分のせいでリーグ戦の苦戦を招いた。借りを返すチャンス」と自主トレに取り組んでいる。

(2010年1月23日06時01分 スポーツ報知)

今年最初の公式戦はキャプテン・小笠原満男が出場停止となる。
代役の第一候補は青木となろう。
青木本人も「借りを返すチャンス」と燃えておる。
是非とも大活躍をし、レギュラーを奪い返す気概を見せて欲しい。
しかしながら、このポジションに殴り込みを掛けるのはセレッソで実績を積んで戻ってきた船山である。
満男の代役としては船山の方が一歩秀でておると言えなくもない。
メンタルだけの勝負であれば、満男に引けを取らぬのは船山となろう。
どのような選択になるのかは、PSM水戸戦に於いてヒントが与えられると思われる。
今年を占う試合となるに違いない。
要チェックである。

満男招集から刺激

2010年01月23日 | Weblog
憲剛、小笠原招集を歓迎「刺激受けます」
 川崎Fの日本代表MF中村憲剛が、鹿島のMF小笠原が岡田ジャパンに初招集されたことを歓迎した。25日から日本代表合宿が始まるが、同じポジションの小笠原の招集に「今まで入ってなかったから“えっ?”って思ったけど、代表にいい選手が入ってくるのは当たり前。刺激を受けます」と“ライバル参戦”を前向きにとらえた。

 宮崎合宿2日目の22日も厳しいフィジカルメニューを消化。「競争があるのは前から分かっていること。代表での役割を理解しているし精度や質を上げることが大事」と、代表生き残りに向け気合を入れ直していた。

[ 2010年01月23日 ]

闘莉王香川に続き中村憲剛も小笠原満男の代表入りを歓迎したとのこと。
やはりクオリティの高い選手が代表に入ることは必然なのである。
今年は代表でも一仕事してきて欲しい。