鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

余裕のユダ

2009年11月24日 | Weblog
28日にも史上初V3!鹿島が自然体で調整
 史上初のリーグ3連覇を狙う鹿島は24日、茨城県鹿嶋市内で28日のホームG大阪戦に向けた調整練習を行った。G大阪戦に勝ち、2位川崎Fが同日の新潟戦に引き分け以下ならば3連覇達成となるが、DF岩政大樹が「優勝するにふさわしい準備をしてやるしかないので」と冷静に話せば、MF中田浩二は「気持ち的な部分では1位にいることでウチには余裕があると思う」と自然体を貫いていた。
 [2009年11月24日20時49分]

首位に立ったことで余裕を見せるユダである。
余裕と言っても、奢りではなく精神的な安定感という言い方に替えても良かろう。
残り二試合についてしっかり準備し、勝ち点をきちんと積み重ねたい。
我らが望むのは勝利である。
勝利を続けた先には、歓喜の栄冠が待っておる。
地道に努力し、最後に笑いたい。

リラックス調整

2009年11月24日 | Weblog
リラックスムードの鹿島「向こうも負けたら終わり」
 3連覇を狙う鹿島は24日、優勝が決定する可能性のある28日のG大阪戦(カシマ)に向けて本格的な練習を再開した。この日はミニゲームなどを行い、ピリピリ感はなくリラックスムードで約2時間の調整を行った。

 2位の川崎Fとは勝ち点2差で、対戦相手の3位のG大阪とは同3差。1節ごとの結果で順位が大きく変動するが、GK曽ケ端は「向こうも負けたら終わり。そういうチームとできるのは楽しみですね」と闘志を燃やしていた。

[ 2009年11月24日 13:55 ]

リーグ戦残り二節は緊張感のある戦いとなる。
しかしながら、練習時から張り詰めておっては、出来ることも出来ずに終わるであろう。
試合に集中出来るよう、練習では肩の力を抜いて調整をするのだ。
その戦いに最後尾から参加する曽ケ端準は楽しみにして織る模様。
ここ数試合はディフェンスが機能しキーパーとしては仕事が少なかったが、ガンバ戦はそうも行くまい。
必死のセービングもあろうかと思われる。
曽ケ端の力で完封を達成して欲しい。
我等も週末に向けて徐々に緊張感を高めていきたいと思う。

勝負の美学

2009年11月24日 | Weblog
【後藤健生コラム】1-0こそ勝利の美学?
「バランスを崩さない」ゲームプランで首位奪回の鹿島

寒い寒い香港から帰国した。

今回の遠征は、初夏の南アフリカと香港ということで、暖かいところを旅行するつもりで支度をしていったら、南アフリカ(ポートエリザベス)も風が強くてかなり涼しく、さらに香港も寒波でコートが手放せない状態で、毎日夏用のシャツやカーディガンなどを重ね着してすごす毎日だった(中国全土が寒波で大雪が降ったりしていたらしい)。

さて、帰国してみると、香港からの飛行機を乗り間違えてしまったらしく、到着したのは成田空港ではなく関西国際空港だった。

「おお、大阪は香港より暖かいぞ!」というのが第一印象。で、調べてみると、週末に京都でJリーグの首位争いをしている鹿島アントラーズの試合があるというので、ついでに鹿島の試合を見てから東京に帰ってきた。土曜日の昼ごろまではけっこう暖かかったが、午後になると風も強くなり、京都は香港並みに寒くなった。

一時の不調は脱出した鹿島。中断前は2連勝していたが、相手は下位の千葉と山形だったから、まだ「本調子」とは断言できない。そのうえこの試合は鹿島はDFの岩政とFWのマルキーニョスという中心選手2人が出場停止で不在で、岩政の代わりにはベテランの大岩が入り、トップには日本代表で帰国したばかりの興梠と田代。中盤は小笠原、本山、中田という懐かしい顔ぶれが並んでいた。

案の定、立ち上がりは京都が攻め込んだ。左右のスペースを使ってチャンスをつかみ、また、鹿島のミスパスをカットしてのカウンターのチャンスもあったが、決めきれない。16分にはクリアボールを柳沢が落として林がドリブルで攻め込んで鹿島のDF伊野波に止められたチャンスがあったが、京都の攻勢はここまでで打ち止め。その後は、鹿島にスペースを埋められてしまって、ボールを持ち込むことは持ち込めるのだが、ゴール前には入れさせてもらえない状態が続いた。

一方、ゲームはコントロールしたものの、鹿島の攻めも迫力がない。もともと、運動量があるというチームではないが、ボールが回っても選手の動きが少なくすぎて、攻撃は単発のものばかり。開始3分、小笠原が正面やや右のスペースを狙ってスピードを殺したパスを送り、興梠が回り込むようにしてスペースに入り込んだり(シュートがはずれる)、6分に本山がDFとDFの間を通す縦パスを入れて興梠が飛び込んだり(GKがカット)と、小笠原や本山のセンスでチャンスを作るが、全体的に動きが悪い。

本来なら、鹿島の攻めにダイナミズムを与えるはずの右サイドバックの内田は、日本代表の遠征でほぼフル出場しており、案の定お疲れの様子で攻め上がりの回数も少ないし、上がっていってもパスの精度も落ち、ミスも多い。左サイドバックの新井場も、かつてのような精力的な攻撃参加は見られない。というわけで、まったりとした空気の中で試合は進んでいった。

そして、36分、大岩の縦パスを田代が高い打点のヘディングで落としたボールを拾った野沢が持ち込み、マークしていた水本が突破を防ぎ、シュートコースを消そうとした瞬間に、ペナルティーエリアの外からシュートを放った。右足でひっかけて回転をかけたボールが大きなカーブを描いてGKの頭上を抜き、ファーサイドのポスト内側に当たってゴールに飛び込んだ。これは、見事なシュート。相手としては、防ぎようのないシュートである。

こうして、前半のうちに守備の安定している鹿島がリードしてしまったのでは、ゲームの行方は決まってしまったも同然。京都は、攻め込んではいても、クロスが単調すぎてことごとく撥ね返されてしまう。「90分やっても、180分やっても、これでは点は入らないだろうな」という展開がその後も延々と続いた。

膠着状態を破るには、メンバー交替などなんらかの変化が必要だったが、京都の加藤監督は「流れ自体は悪くなかった。経験の少ない選手を入れてリズムを壊したくなかった」として、増嶋の足がつって交替を余儀なくされた82分に金成勇(キム・ソンヨン)を入れるまで動かなかった。ちょっと消極的という気もしないではないが、結局は「先発メンバーに替えて勝負を託すに足るだけのコマがなかった」ということだろう。

鹿島のオリヴェイラ監督は、「やるべきことはバランスを崩さない」だったという。京都はホームなのだから攻めに出てくる。そこで、そのスペースを利用すれば、いつか点は取れる。「だから」というのである。そして、「相手には明らかなチャンスはなかったんじゃないか?」と涼しい顔。つまり、最初から、「バランスを崩さず、しっかり守る」が鹿島のゲームプランだったということになる。その鹿島が先制してしまったのだから、その後スペクタクルとは無縁のゲームになってしまったのは当然だろう。

中心選手の出場停止といった状況にあったことを考えれば、当然の策だとも思うが、「1-0こそ勝負の美学」とはまるでイタリア人監督のようだ。そして、1-0というスコアは不運あるいは事故が起これば、容易に0-0または1-1になってしまう危険とも裏腹である。

こうして、予定通り鹿島アントラーズは勝点3をゲット。翌日には川崎フロンターレが最下位の大分トリニータに完敗したおかげで、鹿島は首位に返り咲いたのだ。

徹底したリアリズムに徹して勝点を積み重ねる鹿島。先日のナビスコカップに続いて、優勝は手の届くところにありながら、なかなか勝ちきれずに苦しむ川崎。そして、リアリズムより攻めの美学を貫いて盛り返してきたガンバ大阪。さて、もう一波乱があるのかどうか……。次週は、いよいよ「リアリズム対美学」の直接対決である。

あ、それから、冒頭の香港で飛行機に乗り間違えたというのは、もちろんジョークです。大阪で仕事があったので、香港から直接大阪に行っただけです。


後藤 健生 11月24日01:38

「リアリズムに徹する鹿島」とは言い得て妙である。
特にオリヴェイラ監督就任後はバランスを重視しており、大幅に崩れることは希である。
安定した戦いこそ王者の戦い方と言えよう。
今季の戦いも残り少なくなってきた。
気を引き締めて、一つ一つ勝利を積み重ねていきたい。

パク・チュホ、ジュビロ移籍か

2009年11月24日 | Weblog
磐田に3人目韓国人、鹿島MFパク獲得へ
 磐田が、鹿島の元U-20韓国代表MFパク・チュホ(22)を獲得することが23日、濃厚となった。浦和も獲得に乗り出していたが、Jリーグ関係者は「磐田入りするようだ」と、移籍先を決断したもよう。シーズン終了後に発表される見通し。正確な左足キックが武器のレフティーで、高いキープ力があり左サイドで持ち味を発揮する。08年にJ2水戸へ入団し、今季移籍した鹿島では19試合に出場。日本語も堪能だという。磐田にとってはFWイ・グノ(24)と、来季の獲得が決まっている同代表DFイ・ガンジン(23=釜山)に続く3人目の韓国人になる。
 [2009年11月24日8時21分 紙面から]

浦和移籍は白紙になり一安心しておったパク・チュホであるが、今度はジュビロ移籍濃厚との報道である。
確かにパク・チュホはサブに甘んじておる実力の持ち主では無かろう。
レギュラーを保証してくれるクラブへの移籍は間違っておると断言するものでもない。
しかしながら、優勝から遠のき、アジアもないクラブへの移籍にどのようなメリットがあるのか理解に苦しむところもある。
とはいえ、人間は簡単な生き物ではないのである。
人それぞれ生き方があり、深いものを内に秘めておるのだ。
どのような結果になろうとも、それがサッカー人生なのである。
最終回に全く老けておらぬ初音が出てきてしまうくらい意味不明で深みにないドラマも世の中にはあるので、どのようなことも許すしかないと言えよう。

カズV予想再び

2009年11月24日 | Weblog
カズ、鹿島のV3達成を予言「堅いのでは」
2009.11.24 05:04

鹿島の3連覇に太鼓判を押したカズ(右)は岩政と握手(撮影・川口良介)
 カズが太鼓判! 史上初のJリーグ3連覇を次節28日にも決める首位・鹿島が23日、J2横浜FCとサブ組同士の練習試合を行い3-0で勝利。90分間出場した横浜FCの元日本代表FW三浦知良(42)は鹿島の選手層の厚さを肌で感じ、「堅いのでは」とV3達成を予言した。

 日本サッカー界最高のカリスマ、カズが、鹿島の偉業達成を予告した。

 「強さを感じた。V3? もちろん何が起こるか分からないけど、堅いのではないかと思う」

 秋晴れの鹿嶋市での練習試合。右足首痛などで公式戦ベンチ外の続くカズも復帰を目指して90分間出場したが、0-3完敗。鹿島の底力を肌で感じての言葉だった。サブ組同士の一戦。だが鹿島はMF青木やダニーロ、FW大迫、前節出場停止だった日本代表DF岩政ら、他クラブならレギュラー確実な強者ぞろい。「これでAチームでないとはね」とさすがのカズも舌を巻くばかりだ。

 試合後、11番のもとには鹿島選手が集まった。岩政はユニホームをもらって大喜び。主力組のDF内田やMF野沢らは試合に出ていないのにわざわざ足を運び、記念撮影を願い出た。現役選手にとっても英雄的存在のカズのV予告に野沢は「うれしい」とほほ笑んだ。

 28日、勝ち点3差で3位のG大阪との天王山に勝ち、2位川崎が引き分け以下なら最終節を待たずに優勝。数字上近いのも間違いないが、キングの言葉がさらに強く後押しした。
(須田雅弘)


“おねだり”した岩政はカズのユニホームをゲット(撮影・川口良介)


岩政は誰にも渡さないぞとばかり、抱きしめた(撮影・川口良介)


岩政 志願の練習試合でコンディション確認
 21日の京都戦で出場停止だった鹿島のDF岩政が23日、J2横浜FCとの練習試合に出場した。日本代表の南アフリカ・香港遠征は出場機会がなく、8日の山形戦以来実戦から遠ざかっていたことから出場を直訴。守備では危ない場面をつくらず3―0の勝利に貢献し「コンディションを含めて確認できて良かった」と笑顔で話した。

 昨季は11月以降のリーグ戦は4戦連続無失点。今季もここまで2試合連続無失点と守備陣は終盤戦で無類の強さを誇る。3連覇が決まる可能性のある28日のG大阪戦に向けて岩政は「気持ちは少しずつ高ぶってきてる」と意気込んでいた。

[ 2009年11月24日 ]

カズ予言「鹿島がV3」…横浜C
 カズが鹿島の3連覇を予言した。横浜CのFW三浦知良(42)が23日、鹿島との練習試合にフル出場。サブ組中心の鹿島に0―3で敗戦後、「小笠原選手や曽ケ端選手がいない中でもこれだけのチーム力がある。サテライトというのは失礼」と絶賛し、3連覇の実現性について「何が起こるか分からないけど、僕はそうなると思う。堅いんじゃないか」と話した。

 鹿島は22日に川崎から首位の座を奪回。次節G大阪戦(28日)で勝利し、川崎が新潟に引き分け以下で優勝が決まる。「鹿島のサッカーが好きで、スカパーでいつも見ている」というカズは「連敗もあったけど、今は勝者のメンタリティーを取り戻している」と説明。試合後にはDF岩政にユニホームをプレゼント、DF内田らとの記念撮影に応じていた。

(2009年11月24日06時01分 スポーツ報知)

岩政、軽快な動き J1鹿島練習試合
2009/11/24(火) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 Jリーグ1部(J1)鹿島のDF岩政大樹が23日、優勝の懸かった次節・G大阪戦への調整を兼ねて、クラブハウスグラウンドで行われたJ2横浜FCとの練習試合(45分ハーフ)に出場。「調整試合としてはいい確認ができた」と軽快な動きを見せた。
 先週まで同行していた日本代表遠征では出番がなく、21日の京都戦も出場停止。「実戦から遠ざかっていたし、ガンバ戦に不安を残したくなかった」とオズワルド・オリベイラ監督に直訴しての出場だった。
 鹿島が圧倒的にボールを支配して守備機会こそ少なかったが、球際では圧倒的な強さを披露。実戦での感覚を確認しながら、後半27分まで出場した。残り2試合で、次節に3連覇が決まる可能性もあり、「首位に立つのは予想していた。次は間違いなくすごい試合になると思う。選手としては幸せな1週間を過ごせるのでいい準備をしたい」と静かな闘志を燃やしていた。


【写真説明】
〈練習試合〉鹿島-横浜FC G大阪戦に向けて軽快な動きを見せた鹿島・岩政=クラブハウスグラウンド


昨季も鹿島の優勝を予言したキング・カズであるが、今季は練習試合の手応えを感じ、更に重みのある言葉を発しておる。
そして報知によれば、鹿島のサッカーが好きで試合をチェックしているとのこと。
ここまで来るとサポーター認定である。
2007年最終節で浦和の阿部をぶっちぎってアシストしたことも頷ける。
スターの後押しを受け、更なる上を目指していきたい。