無知の知

ほたるぶくろの日記

東京の現状2

2020-04-11 20:08:47 | 日記
とうとう緊急事態宣言が出て店舗が次々に営業自粛しています。それでも、私も例外ではないですが勤務に出なくてはならない人々は結構いて、今週は今ひとつの人出減少だったかと思います。

なかなか前もっての準備をする組織はIT関連くらいでしょうか。古い体質の組織ですと、職員のITリテラシーが低いこともあり、テレワークをなかなか進めてくれません。いろいろとヘルプが必要なのが大変なのだと思います。
しかし、そうは言っても現在の状況では必須です。テレワークの一層の推進が望まれます。

私も来週は週数日のみ出勤予定です。あとは在宅。ただし、慣れないので皆さんけっこう苦労されています。今週金曜日に試しましたがどたばた過ぎてかえって疲れました。これなら出勤した方がまし!と思ったことです。それもこれも、テレワークの方法論の説明に明け暮れていたからです。(疲れました)


スーパーなどは自粛対象になっていないため、もの凄く忙しいようです。お惣菜など、大変かも知れません。自営の飲食店の方の協力を得て、この際ですから、お惣菜売り場に近隣の飲食店からのお弁当やお惣菜を置くのもいいのではないでしょうか。

今の状況はこれまでの営業、仕事のやり方をガラっと変えるよう促されているように思われます。

自然からの挑戦ですね。
受けて立つしかないでしょう。

と、いうことで

にんにくたっぷりのアリランラーメンを頂いてきました。
右手前の塊はすりおろしにんにく。半端じゃない量でした。
まあ、たまにはこんなガツンと来るものも必要なのかもしれません。

でも生にんにくはちょっと胃に堪えますね。次はやっぱり塩ラーメンにします。


さて、キヤノンと長崎大のLamp法での検査キットが厚労省から行政検査方法として認められたようです。また栄研化学も製造販売承認を取得、体外診断用医薬品として発売されるようです。
これはPCRよりもかなり軽量でコンパクトな機械で増幅ができます。RNAを抽出する必要はありますが、その後はリバーストランスクリプターゼ(逆転写酵素)を追加で入れておくことで、逆転写、そして遺伝子増幅が連続的に行われるようです。

おそらくいろいろあっても1時間くらいで検出まで行くかと。サンプルの移動も一回ですし、誤差が出難いのも素晴らしい。検査技師さんの手間も減ります。

やっと無症状の方は自宅待機、軽症の方はホテルなどの一般宿泊施設で、という運用になりましたので、これからはウイルス検査数も拡大されるはずです。

喉よりも鼻からのサンプルが良い、とか今はかなりの情報が集まってきています。一部ではサイトカインストームも起こす方がいるようですし、その転帰の分別のためのマーカー探索も進んでいます。

そして、何よりも抗ウイルス薬の研究、抗サイトカインストーム薬の研究も特別の予算がつきそうですから、これは鳥インフルエンザに対する防御の研究も一気に進むことになります。

あまり明るくない見通しですが、このウイルスに対しては、結局ワクチンができるか、弱毒株が出てきて人々の間に広がり自然に収まるか、しかないように思われます。

どちらにしても長期的な闘いになると思います。
私は今年度の仕事の予定について、その予想のもと計画変更していくと決心しました。
一部には秋には収まる、等の予想を立てる方もいますが、そうはならないでしょう。

中国の今後の状況も参考になります。武漢の封鎖が解除になり、人々が移動し始めました。その影響がどの程度であるのか。興味深く見守っています。