読書:「オードリー・タン」の誕生

2022年06月24日 13時15分00秒 | エンタメのかけら



こんな本を読みました。

「なぜオードリーが、それらの考えをつかむにいたったか」

あとがきにこんな一文が出てきますが、
僕も最近、番組の企画案を考えていて、
似たようなことを思っていました。

「どうやってオードリー・タンは出来上がったのだろうか」

そんな矢先に、
宣伝のお手伝いをしている友人から、本書を送ってくれたのです。
(僕が上記のようなことを考えていたとは話していないので…
 こんな偶然もあるんですね)

とても高度な問題の数々を
小学生でも理解できるように書かれた良書でした。

読み終えて思うのは、
ギフテッドが与えられた力を十分発揮できるようになるためには、
環境、すなわち親、家族、学校、社会…が、重要だということでした。

ただし、オードリーの場合は、最初から100%環境に恵まれていたわけではありません。
本人が、そして両親が、開拓し、良き環境を作り上げていったというところもあります。

ギフテッドはある一定の割合で誕生しているはずです。
そこには国や人種、民族などの差異はないと思います。
(裏は取っていませんが)

日本にもギフテッドは誕生しているわけですが、
環境面を考えると、
残念ながら今の日本では、オードリー・タンは登場しないだろうと思い、
なんとも寂しくなりました。

彼女の成長と功績とともに綴られる台湾の政治や社会も、
今の日本と比べると、
もちろん、良き部分だけが挙げられているということはありますが、
それを差し引いたとしても、
なんとも羨ましく、どんよりとした気分になりました。

本書を読んだ子どもたちが、
僕と同じように寂しい気持ちになったり、
どんよりとした気分になるのか、
それとも幼き日のオードリーのように、
現状に疑問を感じ、
「いつか自分で変えたい」と考えるのか、
とても興味のあるところです。



2022年6月23日の備忘録(六本木でスパイスカレーを食べる)

2022年06月24日 08時53分05秒 | 日々のかけら


Jun.23(Thu.)

■今日という日。

家人(小)、23歳の誕生日。

午前中から市ヶ谷の銀行へ。暗い知らせしかないが、とりあえずしばらく放置しておくことにする。

六本木へ移動。六本木ヒルズの『ヤミーズ 旧ヤム邸』でスパイスカレー。美味。


J-WAVEへ一昨日の収録時に忘れた領収書を届けに行く。『BIBLIOTHECA』の参考図書は、僕が自費で購入し、後で精算するシステム。5月分は6月中に処理しないといけないと言われ、こういうことになった。それにしても自費で資料を買って精算してもらうのって久しぶりだなあ。駆け出しの頃はよくあったが。当時は、「自分用の買った本の領収書も持ってきていい」と言ってくれるディレクターが何人もいて、何冊も買わせて頂いた。おおらかな時代だった。



続いてNHKへ。『Covers』の収録。今日はMC打ちとトーク収録、しっかり立ち会うことができた。

18時、オンライン会議。

今日は自宅で夕食の予定だったが、気分が変わり、家人(大)と『中山商店』へ。後から隣に来た女性客、聴こえてきた話から察するに、制作会社のAPかAD。隣の話が気になってしまうし、こちらもちょっと話しづらいので、早々退散する。