働き方改革

2017年12月28日 10時05分06秒 | 業界のかけら

某制作会社のプロデューサーが、
年末の特番に社員ADを使おうとしたら、
社員ADはレギュラー番組だけで許される残業時間いっぱいいっぱい、
これ以上、使わないで欲しいと上司に言われ、
かといって外部から人を雇うほどのの予算がないからと、
本来はADに頼む仕事を自らやっていると嘆いていた。



という話をしたら、
ディレクター陣から同様の話が続々。
特に今、大変なのが編集の現場だそうだ。
番組の編集は、オンエアギリギリになることが多く、
朝までの作業になることが多い。
しかしADを働かせすぎるにわけにはいかないと、
彼らは電車のある時間に帰し、
40代50代のディレクターやプロデューサーが徹夜で作業をしているという。

ちょっとおかしなことになっていないか。
これで40代50代が過労死したら、今度はどうするんだ?


本気で働き方改革をするなら、こんな小手先ではダメ。
もっと根本的なところから変えていかなければいけないと思うが、
それには時間がかかるし、人件費=金もかかる。

この先、どうなっていくんだろうか。