某制作会社のプロデューサーが、
年末の特番に社員ADを使おうとしたら、
社員ADはレギュラー番組だけで許される残業時間いっぱいいっぱい、
これ以上、使わないで欲しいと上司に言われ、
かといって外部から人を雇うほどのの予算がないからと、
本来はADに頼む仕事を自らやっていると嘆いていた。
という話をしたら、
ディレクター陣から同様の話が続々。
特に今、大変なのが編集の現場だそうだ。
番組の編集は、オンエアギリギリになることが多く、
朝までの作業になることが多い。
しかしADを働かせすぎるにわけにはいかないと、
彼らは電車のある時間に帰し、
40代50代のディレクターやプロデューサーが徹夜で作業をしているという。
ちょっとおかしなことになっていないか。
これで40代50代が過労死したら、今度はどうするんだ?
本気で働き方改革をするなら、こんな小手先ではダメ。
もっと根本的なところから変えていかなければいけないと思うが、
それには時間がかかるし、人件費=金もかかる。
この先、どうなっていくんだろうか。