家人(小)が腕の骨を折り、
ギプスをすることになった。
数日後、整形外科に行くと、
「かゆがっていますか」
たしかにかゆいようなので、
そう答えると、
「棒など入れて掻かないでくださいね」
ギプスの腕の間になにかを差し込んで、
掻くなと注意された。
「どうしてもかゆい時は言ってくださいね。
かゆみ止めのスプレーがありますから」
そんな便利なものがあるのか。
でも、売ってくれるわけではないらしい。
ということは、
かゆがるたびに病院に来いということか。
そもそも「かゆい」というのは、
その時になんとかしたいものだろう。
だからダメだとわかっていても掻いてしまうというのに。
なんとも解せない話だ。