早いもので、今日で9月も終わります。
明日から10月ですが長年続いた「松下・ナショナル」のブランドが
なくなって「パナソニック」に統一されます。
家電やAV機器などでは世界的な戦略の中で「パナソニック」という
名前も浸透していると思いますが、こと国内では松下・ナショナルという
名前が幅を効かせていると思います。
特に住宅関連の商品は総合的に展開しているので
今まで見覚えのあるシステムキッチンやシステムバスのブランドが
パナソニックということではピンっと来ない時間があるでしょうね。
世界戦略に向けてのブランド統一ということなのですが
社名ひとつ変更する費用も我々の想像を超える費用がかかるのだろうなと
余計な心配をしてしまいますね。
それを超える費用対効果があるから実行するのでしょうけどね・・
社名変更と言えば、20年ほど前に「長屋製材」から「ヤマジョウ建設」に
名称を変更した時のことを思い出します。
先代から言うと「長屋木材」を「長屋製材」にそして「ヤマジョウ建設」に。
当時はとにかく「長屋」という文言を名称から外したいという
気持ちがとっても強かったのだと記憶しています。
当時の会社は板取地区の社員さんばかりで親戚関係も多かったですね。
それはそれで良いのですが、なんだか「長屋」という名前が社名に入って
いることが、会社組織を小じんまりさせたり、経営や運営に”長屋”以外が
意見を言いにくかったりするんじゃないかという危惧する気持ちが強かった
のかな・・と思っています。
社名のせいかどうかはわかりませんが、おかげ様で
岐阜市から地区外社員が入社してくれて今では中心的に活躍してくれて
いますし、岐阜どころか東海の枠まで越えて東京からまた埼玉から岐阜へ
転居してきてくれている社員までできました。
経営ということでは無いけれども、ヤマジョウの家の性能向上のため、
技術的サポートや商品開発、顧客対応も含めてすべての面で
多観点からみえる人材が入ってくれたことがこれまで事業を進めて
これたことになっていると思っています。
近年の性能表示では次世代省エネ基準の認定工法取得に至るまで。
弊社の社名変更は世界戦略とは全く関係のない話ですが（笑）
一定の社名変更の効果はあったのかなと20年経過して感じています。
「ヤマジョウ」は初代の屋号です。
改めて「長屋」だけでなく「ヤマジョウ」という旗の下で目的に向かって
進めようとした時は個人の名前でなくてよかったなと思っています。
本当は「建設」も消したほうがいいかな・・なんて思っていたのですが・・
語感が固いのでね。
＊＊＊＊＊＊ http://www.yamajo-cons.co.jp ＊＊＊＊＊＊＊