ヤマジョウ建設

岐阜県産木材で外断熱工法の健康住宅!

暑い夏・・吉田兼好にならう家づくり

2008-07-20 17:30:02 | 家づくりアドバイス

今日は朝一番からハードです。
8時からTJ様地鎮祭、10時からIT様打合せ、13時から産直組合の
平成住まい塾セミナー開催、19時からTU様訪問。
夕方にちょっと余裕が出来るので一休みしよう!

平成住まい塾セミナーはたくさんの参加者というわけではなかったですが
まあまあの人数でよかったと思います。
今日は、県産材の活用についての意義と県の支援制度の説明が第1部。
続いて、家づくりにおいて換気の観点から分析した考えを換気扇を開発している
立場の方からお話を聞きました。

昔昔の登呂遺跡の頃の家づくりが、自然の気化蒸発熱の作用で自然の
クーラーみたくなっている話や、家づくりの基本は自然の風がうまく流れる
事が大切だということや、高気密高断熱の高性能の家は決して寒さ対策では
なく、むしろ暑い夏に対しての最高の家づくであるということ。
ちょっと見逃しがちな常識的な話も含めて面白いお話をいっぱい聞くことが
できました。

断熱性能を良くすることは冬の寒さに耐えれるように・・なんてイメージしている
人が案外多いのではないかと思います。
今、外気が35度ぐらいあると普通の家の天井裏は60度~70度ぐらいになって
いるのではないでしょうか??
エアコン設定28度としてもその差40度ぐらいはありますね。
一方、冬は外気ー5度としても設定室温20度だとその差は25度ぐらい。
屋根の遮熱、外壁の遮熱、窓からの遮熱が高性能に出来ていることは
夏の温度に対して確かに有効だということは容易に想像できます。

吉田兼好の徒然草の引用をもって説明もされていました。
”家づくりは夏をもってよしとするよう”夏向きの住宅を考えることが
たいせつであると。
寒さは色々考えれば解消できるが暑さの対策は
難しいということだね。

今年の県産材の支援事業へ申し込みをされた方々は予想以上に
多い人数みたい・・抽選なのでなんとも仕方ないですが・・・
当たって欲しいものですね。
今度外れてもなんとか3回はチャレンジできるようなので
そのうちにはもれなく当たってほしいなあ・・・

さて、これから最後の打合せに出発です!

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