サウジでブラックベリーが使えなくなるってハナシがあったんですが、
BlackBerry gets reprieve as Saudi praises progress
BlackBerry maker Research In Motion on Tuesday won a reprieve from a threatened ban on its Messenger texting service as Saudi Arabia said progress was being made on addressing its concerns.
当局とハナシがついたみたいで。
"In light of the positive developments in completing part of the regulatory requirements from the service providers, the regulatory authority has decided to allow the continuation of the BlackBerry Messenger services," the regulator said in a statement on the state-run Saudi Press Agency.
当局の要求に前向きな進展があったんで、引き続きブラックベリーのメッセージサービスの継続が認められた。
Saudi Arabia, like neighbors United Arab Emirates, Kuwait and others including India, has expressed concern that BlackBerry's encrypted messaging could be used to harm social and national security interests.
サウジや近隣諸国は、ブラックベリーの暗号化されたメッセージングが、国家の安全保障を阻害すると表明していた。
回りくどいんですが、当局が盗聴できないんでナントカしろ、と言っているってことですね。
まあ、こういうことが、表沙汰になるというのも違和感ありますな。
市販のケータイに、セキュリティが固すぎて盗聴できないじゃないか、と文句をつけてるわけで、これ、マヌケすぎですな。
『盗聴してまっせ』と世界中に発表していることにもなって、それもどんなもんなんですかね。
ブラックベリーの製造元の、RIM社の立場もビミョーな感じで、エコノミスト誌はちょっと頭に来てるみたいです。
Spies, secrets and smart-phones
All last week, as it negotiated with the Saudi, United Arab Emirates (UAE) and Indian authorities over their demands for monitoring, the smart-phones' Canadian maker, Research In Motion (RIM), was dodging journalists' demands for proper explanations about what exactly is negotiable about the phones' security. The Economist asked five times in four days for an interview, and got nowhere.
エコノミスト誌は5回にわたってインタビューを申し込んだが、無しのつぶて。
この記事では、エコノミスト誌らしく、突っ込んで、当局の盗聴についての実態や、今回のテクニカルな側面について解説をしてて、それがこの記事のメインなんですが、RIM社についてもきちんと報じてます。
The trouble is, as it notes in its statement, it has to a large degree built its brand on the supposed uncrackability of BlackBerry messages—more than rival brands have done. The feature that set its products apart fro
m other smart-phones is now being thrown into doubt: and at an especially awkward time. The launch last week of the new generation BlackBerry, the Torch, was overshadowed not just by the disputes with various governments over monitoring, but by a Nielsen survey which showed that, unlike iPhone and Android users, only a minority of BlackBerry owners are thinking of buying another BlackBerry next time. The company's evasiveness on the security issue is hardly going to encourage them to stay loyal.
暗号化がライバルより固いことがブラックベリーのブランドを構築してきたが、それに対して疑問を呈されることになった。しかも時期が悪い。先週ブラックベリーの次世代機トーチを送り出したが、この、各国政府のモニタリング問題だけでなく、次もブラックベリーを買おうと考えるブラックベリーの現オーナーは少数派にしか過ぎないというニールセンの調査もトーチに暗い影を落としているのだ。RIM社のセキュリティ問題に対する逃げ腰の態度は、オーナーの気持をつなぎとめることを難しくする。
取材を断られて悪態をついているわけじゃないんでしょうがね。
RIM社の株価ですが、もともとぱっとしてなくて、この事件はあんまし影響ないようで。
RIMM YTD
アイホンや、アンドロイドの影に隠れてしまってるんでしょう。
売上、利益は右肩上がりで、悪くないようですがね。
Income Statement
ブラックベリー手ごたえ 上野公明さん
『ブラックベリーは、もともとビジネス用にポケベルでデータを送りたいという発想から開発された。その強みを生かしたい。その一つはセキュリティー対策だ。ブラックベリーは端末とSIMカードだけでは作動しない。RIMのシステムに接続することが必要で、そこでデータを暗号化する。法人の場合は、企業内に専用サーバーを設置するため、企業のファイアウオールや既存のセキュリティーソフトを利用できる。さらに機密性を高めたい場合は、身分証と端末がそろわなければ使えないシステムにすることも可能だ』
今頃頭抱えてるんじゃないっすかね。
エコノミスト誌の記事も、■法人顧客については顧客企業内のサーバーを経由するんでそこのセキュリティが固いことが出てますな。
RIMが今回の件で出した、文書での説明では、法人顧客についての説明はあるけど、一般契約者のことについて触れてなくて、問題視してます。
The company's evasiveness on the security issue is hardly going to encourage them to stay loyal.
取材を断ったり、説明が限定的で徹底していない点を、evasivenessと批判しているわけですなってか、そんなことしてたら顧客が離れるぞ、と言ってるんですね。
ただ、■サーバー経由で固くても、スパイウェアで端末側から盗聴するんで、それはあんまし関係無い、みたいな説明も記事ではしてるんですが、
あたしゃ、このあたりチョー弱くて、しかも英語なんで、よくわからないんですがね。
BlackBerry gets reprieve as Saudi praises progress
BlackBerry maker Research In Motion on Tuesday won a reprieve from a threatened ban on its Messenger texting service as Saudi Arabia said progress was being made on addressing its concerns.
当局とハナシがついたみたいで。
"In light of the positive developments in completing part of the regulatory requirements from the service providers, the regulatory authority has decided to allow the continuation of the BlackBerry Messenger services," the regulator said in a statement on the state-run Saudi Press Agency.
当局の要求に前向きな進展があったんで、引き続きブラックベリーのメッセージサービスの継続が認められた。
Saudi Arabia, like neighbors United Arab Emirates, Kuwait and others including India, has expressed concern that BlackBerry's encrypted messaging could be used to harm social and national security interests.
サウジや近隣諸国は、ブラックベリーの暗号化されたメッセージングが、国家の安全保障を阻害すると表明していた。
回りくどいんですが、当局が盗聴できないんでナントカしろ、と言っているってことですね。
まあ、こういうことが、表沙汰になるというのも違和感ありますな。
市販のケータイに、セキュリティが固すぎて盗聴できないじゃないか、と文句をつけてるわけで、これ、マヌケすぎですな。
『盗聴してまっせ』と世界中に発表していることにもなって、それもどんなもんなんですかね。
ブラックベリーの製造元の、RIM社の立場もビミョーな感じで、エコノミスト誌はちょっと頭に来てるみたいです。
Spies, secrets and smart-phones
All last week, as it negotiated with the Saudi, United Arab Emirates (UAE) and Indian authorities over their demands for monitoring, the smart-phones' Canadian maker, Research In Motion (RIM), was dodging journalists' demands for proper explanations about what exactly is negotiable about the phones' security. The Economist asked five times in four days for an interview, and got nowhere.
エコノミスト誌は5回にわたってインタビューを申し込んだが、無しのつぶて。
この記事では、エコノミスト誌らしく、突っ込んで、当局の盗聴についての実態や、今回のテクニカルな側面について解説をしてて、それがこの記事のメインなんですが、RIM社についてもきちんと報じてます。
The trouble is, as it notes in its statement, it has to a large degree built its brand on the supposed uncrackability of BlackBerry messages—more than rival brands have done. The feature that set its products apart fro
m other smart-phones is now being thrown into doubt: and at an especially awkward time. The launch last week of the new generation BlackBerry, the Torch, was overshadowed not just by the disputes with various governments over monitoring, but by a Nielsen survey which showed that, unlike iPhone and Android users, only a minority of BlackBerry owners are thinking of buying another BlackBerry next time. The company's evasiveness on the security issue is hardly going to encourage them to stay loyal.
暗号化がライバルより固いことがブラックベリーのブランドを構築してきたが、それに対して疑問を呈されることになった。しかも時期が悪い。先週ブラックベリーの次世代機トーチを送り出したが、この、各国政府のモニタリング問題だけでなく、次もブラックベリーを買おうと考えるブラックベリーの現オーナーは少数派にしか過ぎないというニールセンの調査もトーチに暗い影を落としているのだ。RIM社のセキュリティ問題に対する逃げ腰の態度は、オーナーの気持をつなぎとめることを難しくする。
取材を断られて悪態をついているわけじゃないんでしょうがね。
RIM社の株価ですが、もともとぱっとしてなくて、この事件はあんまし影響ないようで。
RIMM YTD
アイホンや、アンドロイドの影に隠れてしまってるんでしょう。
売上、利益は右肩上がりで、悪くないようですがね。
Income Statement
ブラックベリー手ごたえ 上野公明さん
『ブラックベリーは、もともとビジネス用にポケベルでデータを送りたいという発想から開発された。その強みを生かしたい。その一つはセキュリティー対策だ。ブラックベリーは端末とSIMカードだけでは作動しない。RIMのシステムに接続することが必要で、そこでデータを暗号化する。法人の場合は、企業内に専用サーバーを設置するため、企業のファイアウオールや既存のセキュリティーソフトを利用できる。さらに機密性を高めたい場合は、身分証と端末がそろわなければ使えないシステムにすることも可能だ』
今頃頭抱えてるんじゃないっすかね。
エコノミスト誌の記事も、■法人顧客については顧客企業内のサーバーを経由するんでそこのセキュリティが固いことが出てますな。
RIMが今回の件で出した、文書での説明では、法人顧客についての説明はあるけど、一般契約者のことについて触れてなくて、問題視してます。
The company's evasiveness on the security issue is hardly going to encourage them to stay loyal.
取材を断ったり、説明が限定的で徹底していない点を、evasivenessと批判しているわけですなってか、そんなことしてたら顧客が離れるぞ、と言ってるんですね。
ただ、■サーバー経由で固くても、スパイウェアで端末側から盗聴するんで、それはあんまし関係無い、みたいな説明も記事ではしてるんですが、
あたしゃ、このあたりチョー弱くて、しかも英語なんで、よくわからないんですがね。