エルピーダメモリーの投資家説明会なんぞを拝見していると、もうじきライバルは耐えられなくなるので、それまでじっと我慢して・・・、と説明されていたわけですな。メモリー価格が落ち続けていて、いい加減厳しかったのが、この不況でPCも携帯も売れ行きが落ちている。金融危機で調達もままならぬとなると、いよいよ厳しいわけでして、そろそろか、という感じですが、
Qimonda files for bankruptcy
ヨーロッパのメモリーメーカーのキマンダが破産法を申請したとかで。これキマンダとよむんですな。去年、キモンダと書いてしまった。
The company blamed the filing on a "massive" drop in prices in the DRAM industry and "dramatically decreased" access to financing on the capital markets.
キマンダは、DRAMの価格の急落と資本市場からの調達困難をその理由としてあげた。
It added that the 325 million-euro financing package it received from the German state of lower Saxony, parent Infineon and a Portuguese bank, could not be completed in time, despite "intensive, but also very complex" negotiations.
それに加えて、325百万ユーロの資金調達パッケージも、期限には間に合わなかった。
これですな。
独Qimonda、公的資金を含む総額3億2,500万ユーロを調達
発表されたのはつい最近じゃあないですか。まさかまさかの破産法ですね。いやはや。がんばろうとしたけど、もうアカン、って感じで、本当にギリギリ感がありますなあ。
n addition, Qimonda said it recently "became apparent" it would need more money this year as a result of the collapse in prices in December.
昨年12月に、DRAM価格が暴落して、今年に入ってからもさらに資金が必要になることが明らかになったことも理由。まあ、これがホントのところですかな。もうこれ以上がんばれません。
Micron社は“特売価格”でQimonda社を買収か?
とまあ、こんな観測も出ていたわけでして、まあ、マイクロンに買われるかどうかは別として、もうもたないという見立ては正しかったわけですな。
キマンダはここしばらく赤字続きですが、資金繰りの厳しさは一目瞭然で、
As of 2008-06-30 As of 2007-06-30
Cash & Equivalents 510.00 629.00
Total Debt 631.00 149.00
借入がボンボコ膨らんでいく一方だったんですな。さすがにこういう状態では債権者も金返せ、と迫らざるを得ず、ギブアップ、ということですかね。
さて、この我慢競争生き残るのはどこで、業界再編によってDRAM価格は戻すのか、と、今年はどうなって行くかきになりますな。競争相手が減ったとしても状況は厳しいまま、みたいな感じもするんですがね。
Qimonda files for bankruptcy
ヨーロッパのメモリーメーカーのキマンダが破産法を申請したとかで。これキマンダとよむんですな。去年、キモンダと書いてしまった。
The company blamed the filing on a "massive" drop in prices in the DRAM industry and "dramatically decreased" access to financing on the capital markets.
キマンダは、DRAMの価格の急落と資本市場からの調達困難をその理由としてあげた。
It added that the 325 million-euro financing package it received from the German state of lower Saxony, parent Infineon and a Portuguese bank, could not be completed in time, despite "intensive, but also very complex" negotiations.
それに加えて、325百万ユーロの資金調達パッケージも、期限には間に合わなかった。
これですな。
独Qimonda、公的資金を含む総額3億2,500万ユーロを調達
発表されたのはつい最近じゃあないですか。まさかまさかの破産法ですね。いやはや。がんばろうとしたけど、もうアカン、って感じで、本当にギリギリ感がありますなあ。
n addition, Qimonda said it recently "became apparent" it would need more money this year as a result of the collapse in prices in December.
昨年12月に、DRAM価格が暴落して、今年に入ってからもさらに資金が必要になることが明らかになったことも理由。まあ、これがホントのところですかな。もうこれ以上がんばれません。
Micron社は“特売価格”でQimonda社を買収か?
とまあ、こんな観測も出ていたわけでして、まあ、マイクロンに買われるかどうかは別として、もうもたないという見立ては正しかったわけですな。
キマンダはここしばらく赤字続きですが、資金繰りの厳しさは一目瞭然で、
As of 2008-06-30 As of 2007-06-30
Cash & Equivalents 510.00 629.00
Total Debt 631.00 149.00
借入がボンボコ膨らんでいく一方だったんですな。さすがにこういう状態では債権者も金返せ、と迫らざるを得ず、ギブアップ、ということですかね。
さて、この我慢競争生き残るのはどこで、業界再編によってDRAM価格は戻すのか、と、今年はどうなって行くかきになりますな。競争相手が減ったとしても状況は厳しいまま、みたいな感じもするんですがね。