会計スキル・USCPA

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百度 Baidu に訴訟攻勢

2008-12-01 23:23:58 | ハイテク
検索サイトの世界シェアではGoogleが圧倒的なわけですが、中国はBaiduなんですな。

Baidu faces wave of legal challenges

Baidu holds 70 per cent of the Chinese internet search market, far ahead of Google, whose market share is estimated at 26 per cent. Baidu derives its revenues from auctioning search keywords and includes search results generated through this practice in the overall result list rather than separating them clearly.

百度と書いてバイドゥと読むみたいですが、googleのようにいろんな機能がついてるわけではないんですが、googleのようなフィルターがないようで、いろんな動画が出てくるので、私も時々遊んでいるんですが、

中国でのシェアは70%。圧倒的ですね。Googleが26%。つまりこの二つの寡占市場になっているということですね。Yahooは存在感ないですな。

中国の人口は20億人を超えているわけでして、そこで7割シェアということはかなりすごいです。


で、検索キーワードの入札とその入札によって生まれる検索リストも含めて売上を得る。ウーン、意味がよくわかりませんが、多分、キーワードの入札だけでなく、検索結果として現れるWebのリストも含めて売るってことですかな。

そのbaiduが訴訟攻勢にあっているというハナシです。

The lawyers’ initiative follows a barrage of criticism after state television in November attacked the Baidu business model and accused the company of giving top listings to unlicensed medical websites and blocking websites that refused to pay for listings.

無資格の医療サイトをトップリストに載せたり、リスティングに料金を払うことを拒否したサイトをブロックしたりしているというんですね。

まあ、google八分とか言う言葉もあって、googleから問題視されるとgoogleに乗せてもらえなくなる=Webサイトとして存在しないも同じ、とか読んだことがありますが、Baiduはもっとひどくて、

Baiduと取引しないとリストからはずされるわけで、これは露骨ですな。Googleも検索で出ないようにすることはあるにせよ、入札に応じないからという理由はさすがに無いんでしょう。

It also raises the pressure on the Chinese government to decide whether to continue supporting a company long favoured over foreign rivals as a “national champion”.

訴訟は、同時に中国当局がBaiduをこれまでどおり支援するか決断に迫られるという側面もある、まあ、中国では国産トップ企業としてひいきされてきたとか。

さて、乱暴度合いは随分違うにせよ、世界最先端の議論があの中国で行われているわけでして、これがどう裁かれるか、見ものではあります。


孫文 三民主義 読み始めます。