さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ラフォルジュルネ・オペレッタ「天国と地獄」ハイライト公演・無事終了!

2018-05-04 23:13:37 | ただの日記
毎年、短期集中で練習をこなし、GWに本番をこなすこの公演も、カルメン・魔笛・アイーダ・魔弾の射手・こうもり・・と経験してきたが、6回目の今年は「天国と地獄」。



曲目が発表された時は、「生きている間にオッフェンバックのオペレッタの舞台を経験できるなんて」と小躍りして喜んだ。

ところが、2月と4月・・・2回も体調を崩して歌えなくなるばかりか、膝も痛くて、鉄骨入りサポーターをしてもステップを踏むのがつらい日々が続いた。

そういう意味で、私にとっては過去6回の中では一番苦しんだかもしれない。特に4月30日の代沢芸術祭での公演は、私には別本番が入っていて、他のメンバーと本番の喜びを共有できなかったのは寂しかった。

でも、今日はようやくみんなと迎えることが出来る、正真正銘のメインの本番の日。


朝、西大島に集まって、最後の練習をして、アーティストパスをもらって丸の内に向かう。


さて、メイン会場の東京国際フォーラムはこんな感じ。


ここの赤い特設ステージでオペラ公演をするのだが、オペラを公演するにはいろんな制約のあるこの会場を生かすために、いつも演出の先生が、躍動感のある面白い動きを沢山作ってくださる。

今年は、合唱団全体を「天界チーム」と「冥界チーム」に分け、天界チームや白やピンクを使ったコスチューム、冥界チームは黒や紫を使ったコスチュームとし、舞台上で入れ替わったりすることで、ここは天国なのか、地獄なのかが分かるようにするという工夫がなされていた。


天界なのか冥界なのかの組み分けでは、私は、一発で冥界域。魔笛の侍女やクモのイメージを植え込んだ冥界Damenの役回りをすることになった。

もう一人その役になった方とよく相談して、衣装を考え、手作りした。ユザワヤで布や小物を買ってきて、よなよな作ってたな~。

レース地がすぐ皺になってしまうのは計算外だったので、1円玉を2個ずつグルーで留めることで重さを出し、レース地がしわにならないように工夫をした点は、団内でかなりウケた。


あとクモのぬいぐるみを買って、さらにデコレーション。この蜘蛛はかなり可愛いので、なかなかの人気者だった。

面白かったのは、練習を重ねるにつれて、天界の人達はどんどん綺麗になっていき、冥界の人達はどんどん化粧が黒く、癖が強くなっていくのであった。

ただ舞台の上では、自分でもやり過ぎかなと思うぐらいのメイクにしないと目立たない。

私も、思う限りの濃いメイクにしたのに、舞台の写真を入手したら、


こんな感じで、とっても普通。邪悪感まるでナシ。

でもレース地+一円玉は、なかなか効果的だったし、紫の布は胸でバッテンにしたので、当初狙い通り、やせて見える効果を発揮。

いろいろ大変だったけど、本番後にゾクゾクとSNSにアップされる写真群とみんなの笑顔を見て、このステージに参加させていただいて本当によかったなとあらためて噛み締める。

イイ人達ばっかりで、いろんな団内仕事関係もよろこんでテキパキとやってくださる人ばっかり。私のように、体調を崩して、練習についてくだけで精一杯だった人間にとっては、みんながまぶしく見える。


そんなチームワークが実って、本番ではこんな風に超満員のお客様に来ていただいた。

舞台も大いに盛り上がり、とてもよい公演になったと思う。





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