オケ本番〜熱狂の時間

今日はいよいよエリックさんとの本番。

休み時間にサインをいただき、ツーショットまで撮らせていただいて、準備万端！

リハーサルモードとはまるで違うすごいエリックさん。聴き惚れて出遅れないようにと指揮者の先生に散々念押しされていたので、演奏中は楽しみながらも冷静さを保つのに一苦労。この時間はおそらくお客さまの方が純粋にエリックさんの演奏を楽しめたと思う。

でも終演後の拍手・・いつものクラシックな演目の時とは違う熱狂的な拍手を聞いて、我々はまさにこの拍手や歓声を餌に生きているのだと実感した。アンコールを2曲やったが、2曲目でエリックさんが再登場された時の大歓声はクラシックの演奏会では普通聞かれないものだ。

今まで私はクラシック一筋で来たけれど、自分は本当にクラシックが好きなんだろうか・・もっと違う分野も真剣に取り組んだほうが良いのだはないか・・と練習の時から一貫して思ってきた。POPSを演奏すると、クラシックでは求められない、もしくは良いとされない演奏法もちゃんとやらなきゃいけない。音楽を愛する心は同じなのだから、そう違わないと思うこともできるし、いや違うと思うこともできる。一つ言えるのは、POPSの演奏をクラシックの演奏と比べて、どっちが良いとかどっちが簡単とかそういう尺度では比べられないということだ。ただ見てくださっていた先輩からは、「みんなとっても楽しそうに弾いていたね」というコメントをいただいた。

終演後、ほとんど歩けない状態になりながら、声楽のレッスンに行って、来週の本番のための細かい指導をいただいた。

明日は純然たるクラシックの世界・・バッハの本番だから気持ちを切り替えていこう。