スパンキー（２４５６鞍）馬場レッスン

初めてのお馬さんです。馬装の時に後肢を触られるのが嫌いで
蹴るらしくてドキドキしました。
珍しく先生が見守っててくれはりました。
いつも新馬は競走馬引退のバリバリの新馬ですが、
スパンキーはどこかで乗馬の躾をされてたそうなので
速歩から教えるとか、そんな状態じゃないみたいで安心です。
が、やっぱり先生から絶対信用するなって言われたので
まだ来て間もないんだろうなぁ。ここの環境に慣れてないだろうな。
気をつけねば。

レッスンする場所へ連れていくまでは、まだ気持ちに余裕があったのですが
乗る時に、乗られる事をけっこう拒否られたので、一瞬にしてチャンネル切り替えました。
乗られる事を拒否する馬って新馬アルアルやん！ほんまに乗馬になってんの？
絶対アヤシイわ。

乗ってすぐにコンタクト取りました。
Ｔ厩舎所属？！の私は、いつも安全な馬には乗せてもらえないし、
私がギリギリ耐えられそうかな？の馬ばかりあたって、それで
危機能力を養われています。新しいお馬さんに乗る度に
私のお尻はどんどん危機感を覚えていってます。そこだけ経験値が積まれて
馬を動かす技術が身につきません・・・。
先生は危機を感じながら乗る事が大切っていつも言ってはります。
もし馬が危ない状態になっても先生は絶対に助けてくれないし（当然だけど）
自分で何かしら対処しなければいけないので、それを身につける事が大切。だそうです。
確かにそうだと思います。

最初は右手前で蹄跡を動かしていました。
で、左手前にした時、急に頭を高く上げたと思った瞬間に挙動不審な動き発生！
「遠くへ行ったら危ないから近くで乗って。輪乗りとか」先生。
しばらく常歩をしました。かなり長い時間をかけて。
緊張の速歩。低速で動かします。コンタクト外すと絶対に危ないので
ゆずってもらっても一瞬だけゆずって、またしっかりコンタクト取りました。
この一瞬のゆずりが命取りかもしれないし、でも、ゆずらないと馬がリラックスできなくて
テンションがピリピリするから、拳はゆずっても脚だけはガッチリ密着。
これ絶対に新馬オーラ。速歩とかコンタクト取るとかは乗馬だけど
オーラが危ない。
「見てて冷や冷やする」先生。でも、そのスリルを見たい先生と体感したい私。変態かもしれない。
速歩で小回りとかは出来ました。輪乗りから少し直線をとって蹄跡に出たりして
少しずつ面積を大きくしていきました。
斜線上は少しだけ歩度をのばしたり、一定のリズムで速歩が出来るように。
たとえ低速でも一定のリズムで。
移行も丁寧に。ハミ外れないように。
出来た時に愛撫したら馬がビックリしたので、褒めるのも今日は難しいから
声をかけることにしました。前にも愛撫したらビビる馬がいたし
褒められる事を知らないのかも。
まぁ、声だけでも伝わるだろう。
速歩の反動は、ほとんどナイくらいでした。乗り心地は良かったです。

駈歩は、まだ未完成で馬体がバラバラに動いている感じ。
まとまった駈歩が出来ませんでした。コンタクトも外れまくったので
急に走られたら困るので、駈歩は両手前とも体験ぐらいで終了。

駈歩した後、ちょっとテンションが上がってきたのか口が硬くなって
速歩のコンタクトが硬くなってしまいました。
何回か乗ったらいい感じになるかも。