市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「さとにきたらええやん」上映会

2016-12-05 | 障がい者
毎年12月3日から12月9日までの1週間は「障害者週間」です。平成16年の障害者基本法の改正時に設定されました。
皆さん、ご存じでしたか?

市原市では、YOUホールで福祉ビデオ「さとにきたらええやん」が上映されました。



大阪の釜ヶ崎「子どもの里」。
「あいりん地区」とも呼ばれ、日雇い労働者が多く集うこの街で、20歳までの子どもを、障がいの有無や国籍の区別なく無料で受け入れています。
この施設を舞台に、子どもたちや職員の葛藤や成長を描いたドキュメンタリー映画です。

印象的だったのは、同地区出身のラッパー、SHINGO西成さんの歌。
「♪心とふところが寒いときこそ胸をはれ」の歌詞とリズムが、この映画とすごくリンクしていました。


明日から二日間は本会議。各会派の代表質問です。
今回の市民ネットの代表は、森山かおる議員です。登壇は明後日の11時ごろ。防災と駅前の整備について取り上げます。
ぜひ傍聴にお越しください(^^)/

房総さとやまGO体験 養老渓谷編

2016-12-05 | 観光
期間限定路線バス「房総さとやまGO」で結ぶ、市原市と君津市の観光メニュー体験。

市原市側は、養老渓谷駅近くの宝林寺で、座禅体験
今、巷で結構ブームですよね。



何も考えない。考えないということも考えない。心を無にするって、難しい・・・。



座禅体験のあと、ご住職の千葉 公慈(ちばこうじ)さんから、地域ゆかりの二人の姫の歴史物語などを聞かせていただきました。
これがまたすこぶる面白いのなんの!!

それもそのはず、ご住職はテレビ番組「ぶっちゃけ寺」に出演している人気者。駒沢女子大学教授でいちはら観光大使でもあります。


今回の観光メニューとしての座禅体験はもう行われていませんが、ぜひこれからもお勤めに支障がない限り継続していただきたいものです。
子どもたちにも絶対お勧めです!

地域ケア会議(三和・国分寺台地区)

2016-12-03 | 高齢者
地域ケア会議とは、高齢者が地域で安心して暮らせるために、地区社会協議会や介護・医療に関わる様々な立場の人たちが集まって、課題を共有したり情報交換を行うための会議です。
各地域ごとに包括支援センターが主催するのですが、今日は三和国分寺台地区の地域ケア会議が行われるということで、私も薬剤師会の立場で出席しました。

現在の高齢者福祉に関する大きな動きとしては、やっぱり来年の4月から変わる介護保険制度ですね。
いわゆる新しい「総合事業}と呼ばれるサービスでは、要支援2までの方に対するNPOやボランティア団体などによるサービスを、市が独自に介護保険事業として行うことになります(市原市はこの部分は来年度は見送り)。
出席者からは、
「財源は確保できるのか」
「制度が複雑でわかりにくい」
「小域福祉ネットの活動が総合事業になるのか」
「地域ごとの格差をどう埋めるのか」
などと不安の声が次々に上がりました。

その他、医療側の出席が私たち薬剤師だけだったことがちょっと気になりました。昼間の時間帯だから仕方なかったのかもしれませんが・・・。
地域包括ケアシステムは「医療と介護の連携」がキモなのですから、今後は医療従事者の参加も促していくことが必要だ思います。
薬局や薬剤師は、まさにその間に立って橋渡しをしなければなりませんね。


写真は、今夜開かれた辰巳台地区の合同忘年会にて。
抜群のチームワークと熱心な活動は、こうしたコミュニケーションから生まれるのですね。



市民ネットの大先輩、元議員の上符さんと。上符さんとの出会いがなければ、今の私はありませんでした。
皆に頼られ、地域活動に忙しい毎日を過ごされて、今やすっかり「辰巳台のおっかさん」です(笑)。

「房総さとやまGO」体験 久留里編

2016-12-02 | 観光
昨日開会日を迎えた12月議会。
今回の私の一般質問は、こんな感じです。

小沢美佳 個別質問
1  残土及び再生土等の埋め立て等に係る対策について
2  市立幼稚園及び市立保育所再編成にあたっての障がい児等の受け入れ体制について


持ち時間が答弁も含めての30分なので、本当にあっという間だと思います。

1番目のテーマ、これはもう市原市の長年にわたる最大の懸案事項の一つといえるでしょう。
地域住民からもこの件にまつわる様々な陳情が何度も出され、本会議や委員会では何人かの議員が幾度も行政とやり取りをしていますが、なかなか前に進みません。私もこれまで本会議で4回も取り上げてきました。
今回の私の質問で何か事態が大きく変わるとは正直思えませんが、ただこれまで住民と行政の間で冷静にこの問題を見つめてきて、私なりにどうしても腑に落ちない点を、素直に問うてみたいと思っています。
2番目のテーマは、当事者目線になれるという意味で得意な分野ですが、たぶん残り少ない時間を気にしながらの質問になると思います。

登壇日時は15日(木)の14時ごろになります。
ご都合のつく方はぜひ傍聴にいらしてください(^^)/

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さて以下の写真は、先日の議員有志による視察にて。
市原市では現在、君津市と連携した広域観光事業として、久留里~養老渓谷間を結ぶ観光バス「房総さとやまGO」の実証運行を行っていて、沿線各地では様々なおもてなしの観光メニューが用意されています。
今回は、君津市側久留里の体験をお伝えしますね。

これは古い旅館を再生し、若者を中心に様々な人々が集い商いを行う場所「商人宿(あきんどやど)」。久留里駅近くにあります。




市原市の牛久あたりでも、空き店舗を使ってこんな場所ができそうな・・・。


ここのたい焼きがもう絶品でした!今までで最高の味かも。


奥の座敷では、手作り甲冑会による甲冑試着体験も・・・。


久留里ではこのほか、和菓子手作り体験や久留里の酒蔵めぐりなどのメニューもあるそうです。
実証運行は12月11日までですので、お早めに!

薬剤師研修 創傷被覆材について

2016-12-02 | くすり
もうかれこれ1か月近くも(!)ブログを休んでしまいました。
特に大きな理由はなかったのですが、公私ともにバタバタしていて、何となく・・・。
さすがに最近「ブログどうしたの?」と聞かれることもチラホラと(*_*;。
ほんの少しずつでも書かなくちゃ、と反省したところであります。

そうこうしているうちに、実は今日から定例議会が始まってしまってたんです。
私の一般質問の通告内容や登壇日時は、また次の機会にお知らせするとして、とりあえず今日は今夜開かれた薬剤師会在宅医療研修会の様子を。

20時という遅い開始時刻にもかかわらず、勤務を終えてお疲れのところ60名近くの先生方が参集しました。
私はつたないながらも司会を担当。


研修テーマは『創傷被覆材』。要するに傷を覆う医療材料で、もっとわかりやすく言うと、古典的には包帯、身近なところでは絆創膏がありますね。
寝たきりのお年寄りの増加で褥瘡の患者さんも多い現在、実に様々な種類の創傷被覆材が開発されています。
単に皮膚を覆い保護するもの、浸みだした体液を吸収するもの、適度な湿度を維持するためのもの、疼痛を緩和するためのもの等々・・・。
傷は適度に水分が保たれている状態が最も治りやすいので、いかに創傷面の水分量をコントロールるするかが創傷被覆材の選択のポイントとなります。

講師のおひとり、帝京大学ちば総合医療センター薬剤部課長で褥瘡認定薬剤師でらっしゃる飯塚先生のご指導の下、参加者全員が実際に最新技術が駆使された様々なフィルムを腕に貼って、理解を深めました。



これまで地域の薬剤師が褥瘡など創傷の管理に携わる機会はあまりなかったのかもしれませんが、今後は在宅医療の普及でこれらのスキルも薬剤師の職能を生かす意味で大事になってくると思います。

まあ理屈はともかく、ヒトに本来備わっている傷を治す力って、実にドラマティックなんですね。
その力を最大限引き出すのが創傷被覆材なわけで、私なぞはもうストレートに「創傷管理の分野って、超面白い!!」と感じてしまいました。

今や傷の治療は「乾燥から湿潤へ、消毒から洗浄へ」が業界では常識ですが、まだまだ一般的ではないように思います。
市民向けに「正しい傷の治し方」なんて講座を開くのもいいかもしれないな・・・(^.^)

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