市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

2時間13分だけの決算審議

2019-10-03 | 議会
昨日(2日)は、実質審議1日だけの決算審査特別委員会が開かれました。
各会派の代表者が1名ずつ登壇し、総括的な質疑があれば行い、決算を認定するかしないか、その理由なども含めて結論を陳述するものです。

先日ブログでも書いたように、本来であればこの日までに各分科会に分かれてみっちり審査を行うはずでしたが、これをすっぽり落として、お尻の日だけで帳尻を合わせた「張りぼて決算委員会」です。

各会派の持ち時間は、大会派(自民・市民クラブ・公明)が30分(市の答弁含む)。二人会派である私たち市民ネットと共産が20分。無所属(一人会派)が10分です。
私は、2点だけ質疑しました。
一つは、平成29年に明るみになった水道事業のデータ改ざん問題を受けて、平成30年度はちゃんと改革を行ったの?ということ。
もう一つは、平成30年度は計画の策定業務のコンサル委託が随分多いけど(合計14計画で約1億円)、そんなにコンサルに任せて大丈夫?ということ。
すごくザックリな言い方ですが(^^ゞ。

けれど、持ち時間が少なすぎて、これで認定か不認定か判断しろと言われても、とてもじゃないけれど無理!
逆に、こんなわずかな時間で結論が出せるならすごい。これからもそうすれば?その方が市も議会もラクだし・・・と言われても仕方ない。

なので、私たち市民ネットワークは認定の可否の採決を棄権しました。
共産は「不認定」、他は全て「認定」でした。

あくまでもこれは決算委員会での議決で、12月に開かれる定例議会でこの結果が報告され、改めてそこでまた決を採ることになっています。
私たちはそれまでの期間に独自に調査したうえで、12月の本会議では結論を出したいと思っています。

この決意(?)をある方に話したら、「男らしい行動ですね~!」と言われました。
これは、固いこと抜きにして誉め言葉としておきましょう。

最後に、直前のお知らせでにもかかわらず、都合をつけて駆けつけてくださった傍聴者の皆さん、本当にありがとうございました!
時間が少ないので、猛烈に早口になってしまって・・・。わかりにくかったら申し訳ありませんでしたm(__)m

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