往々にして、ものごとを判断する時に知らず知らずのうちにこれまでの情報から先入観を持ってしまいます。
今度の母の入院でもそう!
総合病院に入院することが多く、医院では対応や設備の差に愕然としてしまう。
来院するやいなや、昭和の時代にタイムスリップでもした???と思ったほど。
病院選び(選べるほどの選択肢はなかった・・・)に失敗(?)したものの、母の病状を最優先すれば今の病院で治療を継続するしかないって何度言い聞かせたことか。
ベテラン看護師の友達に愚痴を聞いてもらったり、身内にも相談したり・・・とお騒がせしました。
規模の小さい医院で母のように動きに制限が出てしまった場合の高齢者向けの医療が行われているのも、地域になくてはならない存在なんです・・確かに。
ここ4週間あまりで、病院の様子をしっかり観察しました。病状が重い時ほど、家族としても要望めいた言葉が出てしまいます。
スタッフ個々の性格もあるので、ちょっと威圧的で異質な感じがする相手の場合には、医療の質や優しさなどといった多くは求めないことに。
ストレス度マックスになってはいけないので、先方の立場で考えてみたりも。
まあ、だいぶコツはつかめて来ました。
「ハズレ」だと思った入院だったものの、経過を見ていればそうではない面もあります。
前回の圧迫骨折でお世話になった別病院ですが、今回入院先を決める時に候補に出たものの母は「もう行きたくない」と頑な。
昨日の面会で気づいたこと。
それは、看護助手のプロ意識です。
初めから、物腰が柔らかくきちんとしているとは思っていたけれど、高齢者だからといって威圧的になったり、方言であしらうように言ったりもしません。
母の排泄のお世話をする際にも、「お待たせしました!」との言葉が出るなんて思ってもいなかったこと。
口数は少ないながらも、淡々とこなす感じの方です。
先入観がだんだんと変わってきている面も!
勝手な思い込みをされるのは誰だって好ましくもないって思う。私も、先入観で判断されるとむっとするし(・_・;)
やはり、落ち着いて様子見するのは必要な時間ですね!!もやもや、いらいらしながらも。
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