ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

グループEの衝撃再び

2022年12月02日 | サッカー
「強いチームが勝つんじゃない 勝ったチームが強いんだ」
キャプテン翼にも登場したベッケンバウアーの名言を引用し、
おだちまくるスッキリ司会の札幌サポを見届けてから就寝。ブログ更新が遅れた。

【日本2対1スペイン】

スペインのルイス・エンリケ監督曰く「後半5分間は制御不能に陥った」
プオタ流に超訳すると、

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン

という理解でよろしいか(よろしくない)。

ドイツとスペインに逆転勝ちで1位突破 コスタリカにはウノゼロ負け

4月の抽選会の時に吐血したワタシに伝えたい結末だった。
もっとも、4月の時点では伝えた人物の薬物中毒を疑って警察に通報しただろう。
何しろ当時のワタシはグループEについて、以下のような見方をしていた。

W杯優勝経験国が2国いる唯一のグループ
客観的に見て「2強2弱」と称するのが適当
西・独の立場では「E is for EASY」(Eは容易のE)

現実は「E is for ECCENTRIC」(Eは風変わりのE)だった。

スペインを混乱に陥れた「後半の5分間」を振り返ると、
堂安の同点ミドルを導いた前線の連動したプレスは見事だった。
田中碧の逆転ゴールにつながった三笘のクロスは諦めずによく追いついた。
同時にラインテクノロジーとVAR判定に深く感謝
通常の試合では、あれほど厳密にはジャッジしないと考えるので。
画像を繰り返し見ても、いまだに内側に入っているか微妙な印象しかない。
一方で、試合終了直後の田中碧と三笘の親友同士の抱擁シーンは
完全に入っている印象しかない(やめろ)

ほかに強く印象に残ったのは、後半途中の冨安の右SB起用
冨安の投入そのものよりも、前半に全員がイエローをもらった3バックに
手をつけなかった采配に驚いた。「もう1枚ツモ」のリスクを恐れず、
試合を締めにいった決断について、今後の詳しい分析を期待している。

そして改めて思う。

ドイツとスペインを1点ずつに封じた権田を相手に4点ぶち込んだ札幌誇らしい

加えて思う。



田中碧に死体蹴りの初出場初得点を献上して飛躍のきっかけを与えた札幌誇らしい
<古傷グサー

【ドイツ4対2コスタリカ】

1勝1分け1敗・勝ち点4のドイツ。得失点差に泣いて2大会連続のグループ敗退

ここでグループEの各国の順位変動を時間経過とともに見てみる。
  • 前半終了時(西・独リード)西・独・日本・コスタリカ
  • 後半3分(日本同点)西・日本・独・コスタリカ
  • 後半6分(日本勝ち越し)日本・西・独・コスタリカ
  • 後半13分(コスタリカ同点)日本・西・コスタリカ・独
  • 後半25分(コスタリカ勝ち越し)日本・コスタリカ・西・独
  • 後半28分(独同点)日本・西・コスタリカ・独
  • 後半40分以降(独勝ち越し)日本・西・独・コスタリカ
J1最終節の残留争いか

サカオタとして、この順位変動にはそんなツッコミを入れざるを得ない。
そして、瞬間風速とはいえ「日本1位・コスタリカ2位」
時間帯があったことに、サッカーの怖さを痛感した。
ちなみに、ワタシはドイツが勝ち越した後半40分以降は
「談合してよー!! ブラジル(の山)は引き受けるからー!!」
ルイス・エンリケ監督を呪詛した記憶しか残っていない(苦笑)。

  • W杯グループF
クロアチア0対0ベルギー モロッコ2対1カナダ

モロッコ・クロアチアがラウンド16に進出。
同時に、日本対クロアチア/モロッコ対スペインのカードが決定。
前回大会4強のベルギーがグループ敗退の波乱 そして・・・

ま  た  ク  ロ  ア  チ  ア  か

98年フランスW杯はウノゼロ負け。06年ドイツW杯は双方スコアレス。
前回大会の準優勝国とはいえ、この流れには少し期待せざるを得ない。
このタイミングで「モドリッチがJ移籍を熱望」の報道が出るとは