ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

レンタル2題

2023年07月26日 | コンサドーレ
新聞辞令が出ていた9番25番について、ようやく公式リリースが出た。
今回のレンタル移籍を駆け足で語る。
三上GMが移籍交渉を認めた16日のサポーターズDAYから
日が空いたので、木村元彦「悪者見参」などを読み返し、
改めて移籍先をおさらいして、以下のような印象を抱いた。

1)国内トップの強豪(プルヴァHNLを最多24回制覇&6連覇中)
2)東欧屈指の育成型(ボバンやシュケル、モドリッチ、グバルディオルらが輩出)
3)内戦・政治に翻弄(詳しくはマクシミール暴動を参照。クラブ改称の過去も)
4)日本とも多様な縁(過去にミシャやキング・カズが短期間ながら在籍)

まず1。昨年のカタールW杯代表にも選手4人を送り込んだ。
特に日本とブラジルをPK戦で絶望させた
GKドミニク・リバコヴィッチの活躍は記憶に新しい。
ただ、「買い取りオプション付きのレンタル移籍」という
これまでの報道を踏まえると、やはり2の要素が気になる。
バルサのカンテラ出身のダニ・オルモをスペイン代表に育てるなど
国外選手の育成にも定評があるので。
ネコタクにはプルヴァHNLにとどまらない活躍と成長を期待する。
欧州には三笘というユニバ金のチームメートの先達もいるし。

なお、4は元浦和監督のペトロヴィッチの「ダメな方」も在籍した。
最近はディナモと広島の双方で長くプレーしたミハエル・ミキッチが有名か。
現役時とプレーエリアが重なるので、いずれネコタク評を聞いてみたい。

ちなみに、ミキッチは「私はミシャとモリヤスに育てられた」と明言。
広島での経験やクロアチアU21代表の指導歴をアピールし、
Jクラブの監督就任を熱望している ミシャが育てたネコタクを見て
札幌に関心を抱き、「ポスト・ミシャ」に名乗りを上げたりして・・・
今回のソンユン移籍は、京都のGK事情を抜きには語れまい。
「神福元」が川崎に移籍した今季は、若原智哉23歳が
開幕からリーグ戦14戦でスタメンGKを務めたが、
6月のルヴァン杯・FC東京戦で右ひざに全治2カ月の重傷を負った
以降は太田岳志32歳がリーグ戦4戦でスタメンGKを務めて、
2勝1分け1敗と奮戦したが、控え陣に不安を抱えている。

それならオランダやNZから外国人GKを2人も獲るギャンブルに走るな
と言いたくなるが。ただ、ボトム3と勝ち点8差&カップ戦2大会とも敗退
(=リーグ戦に集中せざるを得ないが、過度な重圧はかかっていない)。
そんな京都の現状と、実戦を積ませてソンユンの状態を上げたいが
カップ戦2大会でも怖くて使いにくい、という札幌の思惑が一致したのかも。
これで菅野や修平を供出してもらった借りを返せるかな。
札幌に戻る時は背番号20とか25とかを連れてきてもらえたら。

  • ホークス
オリックスを5対0で下して13連敗を阻止
有原が9回115球・失点0・奪三振11の熱投で今季4勝目。
3連投回避のオスナがベンチ外だったので、この完封はありがたかった。
この12連敗は7日の楽天戦の「有原の初回5失点」から始まったので
責任を取ったとも言える。

それにしても、難敵・山本をKOした8回のギータの2点適時二塁打は
技ありの一打だった。この日、新ひだか町のセレクションセールで、
1歳牡馬を2860万円(税込)で競り落としたことが話題になったが、
馬主になっただけにウマカッタわあ(極寒)
  • 新日本後楽園大会
G1の7日目。A・B各ブロック4戦を消化。
変則東京3連戦の初日で、両ブロックとも折り返しとなった。
Aブロックの星取りは、SANADAが唯一の4連勝
清宮2勝1敗1分け。ゲイブとオーエンズが2勝2敗。ヒクレオ1勝3敗。
海野が1勝1敗2分け。辻が1勝2敗1分け。成田が2敗2分け。
2位争いが混戦。なんちゃら三銃士含めて「どんぐりの背比べ」になった。
Bブロックの星取りは、オカダが唯一の4連勝
オスプレイが3勝1敗。タイチ・KENTA・ヨシハシが2勝2敗。
タンガ・ファンタズモ・Oカーンが1勝3敗。
あす27日の大田区大会のオカダ対オスプレイは要注目の一戦になる。