ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

新潟戦の展望

2023年07月15日 | コンサドーレ
G大阪・横浜FCのJ1勢を天皇杯で連破したJFL高知だが、
この3連休に開催されるJFL後半戦初戦の第16節はお休みになる。
「災害級の猛暑」が続く状況で、恵みの1回休みとなるか、
勢いが削がれる結果になるか、はたして。

さて本題。26年までお別れとなる聖地・厚別の一戦となる新潟戦を語る。

相手は20戦5勝6分け9敗・勝ち点21の14位。
ここまでの戦績はかなり内弁慶で、ホーム4勝に対してアウエー1勝。
デンカSで首位横浜Mを下した一方で、三ツ沢では横浜FCに今季初白星を献上した。
アウエーを苦手にする傾向は札幌にはプラス材料だろう。

顔ぶれを見ると、チームの柱だったMF伊藤が6月にベルギー移籍
その後の3戦は1勝1分け1敗の戦績で、
再浮上するか、ズブズブ沈むか、分かれ目になりそうな気配が漂っている。
突き落としを図る一戦に際して、要注意は三戸あたりになるか。
むろん3月の対戦で欠場したゴメスの帰還も注目される。
同期の深井をはじめ、札幌U18出身選手との顔合わせは見どころだろう。

新潟は前節の神戸戦で、ボランチの星がGKからのパスのビルドアップに失敗。
神戸の前線のプレスに屈し、痛恨のボールロストから大迫の決勝点を許した。
「金J」の一戦だったので、このシーンはリアルタイムでDAZN観戦したが、
2号が怒り狂っていた 札幌の試合でもちょくちょく見かけるシーンゆえ、
この手のやらかしにはナーバスになってしまうらしい。

ただ、対戦となると、このやらかしは狙い目になる。
札幌も前線のプレスを仕掛け倒し、相手の嫌がることを繰り返すべきだ。
「敵に塩を送る」逸話で知られる義将ゆかりのクラブだけに、
まだ生乾きの傷口にどんどん塩をすり込んでやろう。

厚別のみならず、ネコタクのフェアウェル・マッチにもなる見込みの一戦。
あいにくの荒天が予想されるが、勝ち点3はマストと知るべし。
なお、もしもPKを獲得したら、ネコタクに蹴らせてあげてほしい。
逆転負けにつながったPK失敗の記憶を上書きできずに海外移籍では気の毒すぎるので