ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

年の瀬の入院記録/ベッド上の1週間

2022年01月08日 | 闘病記・入院記
本題の前に、国見の小嶺忠敏・元監督に菊。
プリンスリーグ九州を追いかけていた九州在住時に、
高校サッカー界の名監督の何人かと言葉を交わす機会があったが、
小嶺さんもその1人だった。近寄り難い威厳がある人だった。

さて本題。きょうは7日間の入院生活を振り返る。まずは一日の生活サイクルから。
  • 6時半:起床。朝食前に体重と血糖値を測定
  • 7時ごろ:血糖値測定・インスリン注射後に朝食
  • 8時半:入院棟から外来棟に移動し、耳鼻咽喉科で検診(平日のみ)
  • 10時ごろ:血糖値測定後に点滴開始(500ML)
  • 正午ごろ:点滴を受けつつ、血糖値測定・インスリン注射後に昼食
  • 14時ごろ:点滴終了
  • 18時ごろ:血糖値測定・インスリン注射後に夕食
  • 21時半:消灯&就寝
点滴以外の投薬は、持参のジャヌビア錠を含めて4種類。
毎食後・朝食後・夕食後・就寝前を1種類ずつ。

次に入院中の住と食について。

部屋は4人部屋。テレビ・冷蔵庫(ともにカード式)は個別に提供されたが、一切使わず。
同室の患者が2人。片や抗がん剤・放射線治療を同時に受診。片や左足が折れて車いす生活。
ワタシよりもはるかに重症だったので、なるべく迷惑をかけないように静かにしていた。
ただ、がん患者の方が「緩和ケア(マネジャー)が話をしに来ない」
主治医や看護師にこぼしている声が連日、漏れ聞こえることには閉口した。
しまいには「緩和ケア」「棺桶屋」に空耳したほど<こらこら

食事は当然、3食とも病院食。むろん量は通常の食事よりも少ない
<パン食の場合、1食につく食パンは1枚と1/4切れ
ただ、上の生活サイクルの通り、ほぼ身体を動かさない毎日のため、
空腹感はほぼゼロ。一方で、測ったように毎日0.5キロずつ体重が落ちるので、
病院食おそるべしと感じ入った。
困ったのは量よりも献立。きのうも語った通り、汁物が厳しかった。
それ以上に厳しかったのがデザートのフルーツ
特に八つ切りのグレープフルーツには「勘弁してくれ・・・」と頭を抱えた。

最後にコロナの影響。入院中の面会は全面禁止
もちろんスタッフ・患者ともにマスク着用が義務だった。
ただ、顔の下半分を隠せるので、ワタシにはむしろありがたかった。
コロナと言えば、オミクロン株の感染が急拡大している現在、
この年の瀬は顔面麻痺で入院治療を受けられるギリギリのタイミングだった
かもしれない。塞翁が馬。不幸中の幸い。

あすは入院中にスルーした昨年のいろいろなニュースを振り返る。(つづく)