ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

パ・リーグCS1stの展望

2019年10月05日 | ホークス
パナスタで起きたことを思い出すと、罵詈雑言の嵐になるので後回し。
きょう開幕のパ・リーグCS、ソフトバンク対楽天@ヤフドを語る。

両球団の今季の対戦成績は、ソフトバンクの13勝12敗。
ヤフドに限れば、ソフトバンクが8勝4敗と大きく勝ち越した。
3連勝か3連敗か「全てか無か」という結果も目立つ。
この傾向に、2勝で勝ち上がりの短期決戦を踏まえると、
当たり前だが第1戦がものすごく大切になる

ところが、その初戦の先発が両球団とも不安を抱える。
ソフトバンクは千賀。ノーヒッターも遂げた今季13勝の奪三振王だが、
楽天戦を苦手としており、今季5戦1勝3敗と唯一の負け越し。
楽天は復活を期す則本。昨季までの実績は十分だが、
今季のソフトバンク戦は2戦2敗。防御率は8点台。
ソフトバンク戦3勝&防御率1点台の美馬は第2戦に回るらしい。

思うに、平石監督は「第3戦勝負」をも考えているのではないか。
先発陣を見ると、千賀・高橋礼に続く三番手が定まらないソフトバンクよりも、
勝ち頭の辛島(9勝)やベテラン岸が控える楽天に分があるとも思える。

よって、ソフトバンクに求めるのは「先に2勝」の先行逃げ切り。
それは一つ一つの試合にも言えることで、追いかける展開はしんどい。
楽天の守護神・松井はソフトバンク戦11戦で1勝3H6S。防御率0.00
タカキチ女優の嫁をもらった効果はてきめんだった。
最終回に松井登板という展開は、ソフトバンクには黒星を意味する。

先手先手でソフトバンク もつれたら楽天

獅子の相手を決める「鷹鷲対決」はそんな展開を予想している。

なお打線のキーマンには、ソフトバンクはギータを、楽天は浅村を挙げる。
ギータはとにかく今季の不完全燃焼の悔しさをCSで晴らしてほしい。
浅村は今季は自己最多の本塁打33本をマーク。
「昨季の所沢の仇を福岡で討って所沢再び」という妙なモチベが高いかと。