ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

湘南戦の展望

2019年02月23日 | コンサドーレ

J1開幕。夜のヤンマーの「阪神ダービー」は桜がウノゼロ勝ち。

ビジャ・イニエスタ・ポドルスキの「VIP」と称するトリオ起用の神戸は

62%の保持率を記録しながら無得点。セットプレーの一発に泣いた。

ビジャとポドルスキをワイドに張り付かせて、ひたすらカットインさせる戦法は

どうなのかなあ・・・ともにボールを失わないのはさすがだが、

右サイドで大伍がしばしば「フタをされた」格好になったことが気になった。

1点を追う展開でも交代は1人のみだったし、

ベンチの選手はストレスがたまったことだろう。

一方の桜は・・・都倉は当面は「ベンチの切り札」なのかも。

確かにボールをよく収めていたし、1列下がった柿谷のプレーも良くなった。

少なくとも昨季の健勇よりも戦力にはなりそうな気配だ。

まあ、山なんとかがJ1の今季初ゴールを挙げたことには軽くムカついたが。

さて、よそ様の話はここまで。キャプテン宮澤も発表になり、

きょうはいよいよ札幌が開幕戦を迎える。その湘南戦の展望を語る。

昨季はルヴァン杯を制した一方で、リーグ戦で課題を残した湘南。

今季は「湘南」を冠した後、2度目の「2季目のJ1」であり、

「未知の3季目」に向けて挑戦のシーズンになる。

昨年10月の対戦では、2対2で勝ち点1を分け合ったとはいえ、

保持率43対57/シュート数8対22と札幌に圧倒されており、

「ホーム開幕戦でリベンジ」という思いは強いはずだ。

ただ、双方の布陣を予想すると、3・4・2・1の同じシステムゆえに、

個々の局面で激しいデュエルを繰り広げる「ミラーゲーム」になるかも。

その中でも、注目すべきは「シャドー」「両サイド」の双方の出来だろう。

選手名を挙げると、札幌は新加入のアンロペとルーカスの両ブラジル人。

湘南は出戻りの武富とU21代表の杉岡。

この4人が活躍できるか否かが勝敗を分けると考える。

武富は梅崎との「元浦和2シャドー」と予想しているが、

この選手が頭角を現したのは13・14年の湘南在籍時。

辛口のチョウ監督も舌を巻く走力の持ち主だけに、前線で厄介な存在になりそうだ。

杉岡は昨年10月の対戦でJ1初得点。良いイメージを抱いて、この一戦に臨むのでは。

いずれにせよ、ハードワークには定評がある両クラブの激突だけに、熱戦は必至とみる。

終わりに、湘南戦の予想布陣を以下に記す。

====マスクド・ジェイ====

===チャナ====アンロペ==

中野===深井==荒野=ルーカス

===福森==宮澤==進藤===

======ソンユン======

控え:菅野・ミンテ・小野・白井・菅・岩崎・武蔵

荒野は昨季の湘南戦のゴール前のヘタレ・スルーを反省し、二度と繰り返さんように。