アジアチャレンジ第1Rは、広島1対2チョンブリー
広島は代表勢が不在&前後半で林以外を総とっかえのお試しモード。
とはいえ、1失点目に直結した林のやらかしは・・・アレはないわあ。
さて本日は、札幌からの移籍を自ら選んだ4選手に惜別の言葉を贈る。
昨季は自身最少の15戦出場。08年からの連続ゴールも途絶えた。
「控えの便利屋」に甘んじず、現状打破を目指す心情は理解できる。
ただ、札幌在籍の2季、この人が控えにいた時の心強さは群を抜いていた。
その「サッカー脳」の良さが仙台の中盤でも輝くことを祈る。
兵藤とは対照的に、30戦出場・自身初めてのJ1二ケタ12得点。
数字を残した選手が移籍に、特に0円移籍に走った場合、ワタシは
プロは義理人情よりお金である
と天龍の全日本退団時のターザン山本のような心境になる。
だから、去る選手には「別に悪いことはしていない」というふてぶてしさを、
嫌われ者上等の強いメンタルを貫いてほしいタイプである。
言い換えると、オノレを取り繕う言動にはかえって心が離れるタイプだ。
よって、繰り返しになるが「いってきます!」と言われても
「どこに帰るつもりかね?」と冷淡に返すのみ。
とはいえ、「ベンチの置き物にはなってくれるな」という思いはある。
まあ、ロティーナ新監督の東京V時代の選手起用を振り返ると、
おそらく好みのFWだろうと推察するが。
草津・神戸の在籍時に札幌相手にゴールを奪いまくった難敵を
今度こそ封じる。今季の札幌の見どころのひとつでもある。
昨季はリーグ戦・カップ戦ともに1得点ずつ。
本人にも、見ている側にも、不完全燃焼だった感は否めない。
駒井との「京都ホットライン」の実現も数えるほどだったし・・・
とはいえ、柏戦の同点ヘッドは値千金だった。
この程度で終わるFWではあるまい。古巣での復活を願っている。
昨季加入時から「川崎の金の卵」「育てて返すのが基本」という姿勢だったので、
今回のレンタルバックに特段の悲嘆はない。
ただ、「カモメの仔」にするならば、もう一年預かっても、という思いはある。
磐田戦のミドルはワールドクラスだった。同期の板倉に続き、早く海外に行くべし。
このほか、レンタル先で戦力に認められた格好の
前弟(水戸に完全移籍)や金園(甲府に完全移籍)にも今後の活躍を期待する。
特に金園は、昨年10月に負った全治8カ月の右ひざの大ケガが早く治るように祈る。
「お買い上げ」してくれた甲府と移籍をまとめた札幌の双方にも感謝する