TM@タイ。タイ対中国。日本対サウジアラビア。
しばらくは気になる試合が目白押し。特にタイ代表の試合は
札幌サポとマリサポに続いて、大分サポも気になっているのでは。
さて本日は、札幌が獲得した出戻り&新卒の3選手を紹介する。
94年5月19日生まれ。177センチ。68キロ。札幌市出身。
「12年Jユース杯決勝のG大阪戦で大会決勝史上初のハット」などの経歴は省略し、
17年G大阪・昨季の長崎のレンタル2年間を語る。
G大阪では当初はJ3のU23要員。しかも経験皆無のCBを求められた。
だが、宮本恒靖監督(当時)がそのサッカー脳を高く評価。
同時に、山口智コーチがヘディングを徹底指導し、めきめきと成長。
シーズン終盤にはJ1のリーグ戦にも先発起用され、
長谷川健太監督(当時)が「ボランチとして今野・遠藤級になりうる」と称えた。
当時は「お買い上げ」を覚悟したが、翌18年は本籍・札幌のままで長崎にレンタル。
ここでは負傷もあってリーグ戦15戦出場にとどまったが、4月の第8節G大阪戦では
雨のトラスタでダメ押しの3点目を挙げて、長崎のJ1ホーム初勝利に貢献した。
ここまでのサッカー人生ではガンバとの妙な因縁を感じる。今季も何かやってくれるかも。
ノノ社長は「ボランチより後ろの起用」を示唆しており、
深井や進藤といったU18出身選手と「札幌の砦」になれるか見ものだ。
00年5月31日生まれ。176センチ。68キロ。宮城県名取市出身。
選手権Vの記憶も新しい「青森山田高のエース」
地元・仙台のジュニアユース昇格を「プロになるために」捨てて、
青森山田中に進み、「全中V2&得点王」の看板を得る。
青森山田高では1年生の時に宮杯&高校選手権の二冠をGET。
3年生で10番を背負った昨季は、宮杯プレミア東地区で16得点を挙げて得点王に。
先の選手権でも、決勝2得点を含む大会4得点をマークして、2度目のVに貢献した。
前線の左サイドを主戦場に、ドリブル突破と高い決定力からゴールを量産する。
札幌の練習参加時に、ミシャから「決断できるならば私の下でやってほしい」と
殺し文句を受けたことは、現在ではよく知られるエピソードになった。
練習参加の道を開いた道産子の黒田剛・青森山田高監督にも感謝する。
00年7月23日生まれ。186センチ。78キロ。むかわ町出身。
こちらの方曰く「新種の鮭」<中学生年代で札幌のアカデミーをいったん離れた経歴による
むかわのシシャモが育んだ大型のレフティDF。正確なフィードと高いヘディングが武器。
17年夏まではFWを務めており、ゴール前での得点力も備える。
このあたりは檀崎のチームメートの青森山田高の三國ケネディエブス(元FW・3年生からDF一本)と重なる
「大作戦もこなせる守備の要」に成長してくれることを願う。