ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

選手往来~来る人編・上

2019年01月18日 | コンサドーレ

きのうは昼は全豪OPに、夜はアジア杯にハラハラする一日だった。

きょうからは先送りにしていた札幌の選手往来に手を付ける。

ただ、今季は退団選手の去就がなかなか決まらないので、

獲得した8選手を先に上・下2編で紹介する。

まずは出戻り&新卒以外の5選手から背番号順に。

94年4月24日生まれ。174センチ。70キロ。ブラジル・アラゴアス州出身。

14年にフルミネンセ加入。その後は様々な国内クラブにレンタルされて、

昨季は札幌サポにもおなじみのヴィトーリアに在籍した。そのプレー集がこちら

当時はFW登録だが、ストライカーというよりは、前線の右サイドを主戦場にする

チャンスメーカーだろう。この選手が右サイドで機能するかどうかが

「駒井のボランチ専念」の行方を左右するかもしれない。

94年2月11日生まれ。185センチ。75キロ。群馬県太田市出身。

出身地はグンマーだが、ジャマイカ人を父に持ち、出生地もジャマイカである。

恵まれた体格に、50M走5秒9&垂直飛び「測定不能」の身体能力を備え、

2010年のU16から16年リオ五輪まで各年代の代表FWに選ばれた。

一方で、華々しい代表歴と裏腹に、Jリーグでは12年の新潟加入から

6季(水戸や松本へのレンタル期間含む)で9得点に終わる。

だが、昨季完全移籍した長崎で「アジアの大砲」高木琢也監督の指導を受けて覚醒。

J1最下位に沈んだ長崎で11得点と気を吐いた。

リオ五輪代表監督だった手倉森誠氏が長崎の監督に就いたので、引き抜きは至難か

と考えていたが、同じ年代の荒野の存在が移籍に大きく関わったらしい。

五輪最終予選の時に差し入れた「白い恋人」がよほど美味しかったのか・・・

まあ、上州の「焼きまんじゅう」で育った人間が食べたらトリコにもなるか・・・

元太田市民(99~01年在住)の道産子であるワタシはそう邪推している。

そんな元太田市民は武蔵について、かねがねひとつの疑問があった。

それは「全国有数の強豪校」前橋育英ではなく、なぜ桐生第一に進んだのか?

つい最近、群馬のサッカー事情に詳しい知人が教えてくれたのだが、

どうも前橋育英の山田耕介監督の厳しい指導が理由のひとつらしい。

だからと言って、桐生第一の指導がヌルイとはどうしても思えないが

「小嶺忠敏の直弟子」(島原商時代)を敬遠したFWが

「小嶺忠敏の直弟子」(国見時代)の下で開花したとは少し皮肉な話である。

なお、全くの余談だが、札幌U18に大和蓮(今季は2年生・U15代表歴あり)

というFWがいるので、いずれ武蔵との「大艦巨砲2トップ」が見たいと願う。

93年9月15日生まれ。185センチ。82キロ。ブラジル・ペルナンブコ州出身。

16年夏に海外移籍した浅野の代役として広島に加入。

17年も広島に残留し、チーム1位の10得点を挙げたレフティFW。

残留争いの最中のホーム札幌戦でも、PKながら先制点を挙げた<スコアは1対1

しかし、守備に難があるうえ、「1点取るまでに2、3点取るチャンスを潰す」

とまで評された粗削りなプレーが災いして、17年限りで契約満了となった。

ミシャが与えるタスクをどの程度までこなせるかがカギになりそうな。

98年6月11日生まれ。172センチ。69キロ。滋賀県彦根市出身。

京都橘高時代に93回&95回の選手権で優秀選手に選ばれ、

17年に京都入り。柳沢や宮吉がつけた13番を継いだことは先に記した。

昨季はU21代表の主力として、三好らと活躍したことは記憶に新しい。

生え抜きFWを失った京都サポだが、「本人のためにはよかった」という声も目立つ。

京都ではチーム事情から「クロス供給役のウイング」を務めることが多く、

ミシャ札幌ならば、シャドーとして本領が発揮できる、という期待が大きいようだ。

むろん札幌サポも期待するのは得点である。海外志向が強い選手なので、

札幌を「腰かけ」にする可能性も高いが、ゴールを量産してくれたら問題なし。

93年2月24日生まれ。176センチ。66キロ。鹿児島県阿久根市出身。

鹿児島のクラブ「パルディーダ」から佐賀東高を経て筑波大へ。

全く同じ経歴の選手に1学年上の赤崎秀平(川崎・今季は名古屋レンタル)がいる。

15年に川崎加入。17年に仙台にレンタルされて、昨季は完全移籍を遂げた。

「ヌルヌル」とも評されるドリブル突破を武器に、左サイドを主戦場にする。

確かにミシャ好みの選手だが、今回の獲得は「元・筑波の10番」を手の内に入れて、

有望株ぞろいの筑波大から、来季以降の新人を獲得する布石かもと邪推している。

ちなみに札幌U18出身のMF高嶺朋樹は今季4年生(ひとり言)


  • アジア杯

日本2対1ウズベキスタン スタメン10人とっかえて逆転勝ち。

久しぶりに塩谷らしいミドルを見せてもらった。コータ大喜びと察する。

この結果、ラウンド16は21日のサウジアラビア戦と決まった。

もっとも、札幌サポは20日のタイ対中国への関心が高いかも。

BS1で中継あるし、カンフー・サッカーを相手にするチャナが心配だし