ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

夏のプロレスを考える

2015年07月17日 | プロレス・格闘技

きょう17日は「超獣忌」 ブルーザー・ブロディが亡くなって27年になる。

ワタシが初めて生のブロディを見たのは、81年の全日本釧路大会。

阿修羅・原とのシングル戦だった。今ではドリーム・カードだよねえ

当時は地方興行の手抜きカードに過ぎず、ブロディの秒殺に終わる

今年から阿修羅もそちらに行ったよ、ブロディ・・・

しんみりするのはここまでにして、間近に迫った注目のプロレス2大会を語る。

  • 新日本G1

G1に先立つ「新日本総選挙」は棚橋が制した。ナンバーの表紙おめ。

これはG1も棚橋が中心という「サイン馬券」・・・とは思わない。

今年のG1は、20日から来月16日まで19大会&リーグ戦90戦を消化する過酷さ。

優勝予想も難しいか、と思いきや、ある一戦を軸に、シンプルに予想できた。

結論から言えば、中邑の4年ぶり2回目の優勝と考える。

予想の軸になった一戦は、決勝の前々日、8月14日の棚橋×AJ@両国

昨年のG1では、それぞれブロック2位に終わり、西武ドームの特別試合で対戦。

また、その後の10月の両国では、IWGPのベルトを懸けて対戦した。

結果は棚橋の2戦2勝。さすがにAJが年間を通し、同じ相手に3連敗はないとみる。

また、14日の両国のカードを見ると、この一戦以外がメーンになるとは考えにくい。

よって、Aブロックから決勝に進むのはAJと予想する。

では、16日の決勝で、AJの前に立つのはBブロックの誰がふさわしいか?

現IWGP王者のオカダ? だが、7月5日に対戦したばかりで新鮮味に欠ける。

ならば、15日にオカダを退けて、中邑が決勝に進むのではないか。

そして、AJと中邑の初シングルがG1決勝で実現。これは盛り上がるだろう。

中邑の優勝と考えたのは、G1後のIWGP挑戦を踏まえて。

これも「オカダ×AJ」では7月のリマッチに過ぎないので。

15日のオカダ×中邑が「時間切れ引き分け」に終われば、

「IWGPのベルトを懸けた決着戦」という流れも楽しめるが、はたして。

なお、ワタシが近年推していた柴田だが、最近の2大会を負傷欠場。

G1は「強行出場」という格好になりそうで、残念ながら優勝までは期待できない。

  • ドラゲー神戸ワールド大会

G1の開幕日に、年に一度の西の大一番。こちらは四大タイトル戦を控える。

ドリームとブレイブは、奇しくも王者のMBミレニアルズが挑む構図になった。

ただ、吉野が防衛ゼロでベルトを失うとは考えにくい。親友のホークス森福に顔向けできないし

戸澤もフラミータが勝てないのにエイタでは・・・という印象。この2戦は王者防衛と考える。

ツイン戦も土井YAMA組の防衛とみる。リコシェもマットも優れたハイフライヤーだが、

タッグとしては急造感が否めない。リコシェはIWGPジュニアの方に気持ちが向いている気もするし

難しいのはトライアングル3WAY戦。ディア・ハーツ勢が優位とみるが、

おっさんトリオも侮れない。カゲトラ負傷でベルト返上のジミーズの奪冠だけはあるまい。

つーか、ジミーズには8月6日の後楽園大会のユニット解散3WAY戦に集中してほしい

こうしてみると、この週末は全国でプロレス三昧になりそうな。

札幌や神戸のみならず、みのる×高山@NOAH後楽園大会や

関本×岡林@大日本両国大会が、都内でも控えている。


なお追伸。きょう17日はこちらの店が縁で、佐野直万博@両国を見に行くことにwww