ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

三ツ沢たそがれ

2015年07月14日 | コンサドーレ

後半戦2戦を消化し、今さら感が強いが、4日の横浜FC戦@三ツ沢を振り返る。

前半戦の締めとともに、9月の札幌連戦(天皇杯&J2第31節)が

濃厚になっただけに、しっかり先勝したい一戦だったが・・・

あいにくの雨にもかかわらず、今季もアウエージャックに成功した黒い人々

あいにくの雨が災いしたか、例年に増して寂しさが漂ったホームゴール裏

この試合のスタメン。いま見ると、深井の今季初スタメンがせつない。

さて試合。前半は「退屈」のひと言。スカパー観戦だったら爆睡していただろう。

今季折り返しの一戦に疲れが残っていたのか、双方の選手とも動きが重く見えた。

さらに、雨に濡れたピッチでお互いにボールロストを恐れたのか、「仕掛け」が足りない。

ポゼッションは札幌だったが、横浜の消極的なプレスに助けられた面が大きい。

稲本の展開力があれば・・・多少アバウトなクロスでも収めてくれる都倉がいたら・・・

「タラレバ」のみが口をつく45分間に終わった。

こーいう前半になれば、後半の期待はベンチの44番にかかる。

伸二のスキルだったら、雨ニモ負ケズにワクワクする「仕掛け」を見せてくれるはずだと。

実際、後半20分から投入された伸二は、トラップひとつで黒い人々を大いに沸かせた。

やはり「天才」だわ・・・ありふれた言い方だが、他に表現する言葉がない。

惜しむらくは、そのワクワクするプレーがゴールに結び付かず「曲芸」に終わったこと

ゴメスの左クロスを左足インサイドで合わせた後半39分のシュートが決まっていたら・・・

失点の気配は無かったが、得点の匂いも乏しかったスコアレスの90分間。

3戦連続の引き分けにも、ブーイングではなくチャントで迎えたゴール裏の

思いに応えるため、連敗スタートの後半戦の挽回を願ってやまない。