「セ・リーグ全球団、貯金なしでオールスターへ」とか
「DeNA、サヨナラエラーで17年ぶり首位ターン」とか
「前橋育英・市立船橋・東北が初戦敗退」とか、最近の球界はいろいろおかしい。
「攝津・大隣・長谷川抜きで貯金22」もかなりおかしい。
そんなパ・リーグの15日時点のQS達成について語る。
- ソフトバンク 47/81(580)
- 日本ハム 39/82(475)
- 西武 51/86(593)
- ロッテ 35/80(437)
- 楽天 49/82(597)
- オリックス 47/83(566)
連敗を7で止めたロッテだが、このところの苦境の裏返しか、
最近9戦でQS達成はわずか1戦と、先発陣の不調が著しい。
さて、両リーグを通して50勝に一番乗りしたソフトバンクは、
勝ち数の多さよりも「まだ30敗していない」という負け数の少なさを評価したい。
ペナントレースは詰まるところ、負け数の減らし合いである。
ただ、ここに来て、わずかに気にかかることがある。
それは「先発に勝ち星が付くことが減ってきた」
ともに7勝を挙げて勝ち頭になっている武田とスタンリッジはともかく、
二保と配置転換の寺原が5勝目を挙げて、中田賢や離脱中の大隣に並び、
4勝を挙げた森がこの4人に続いている。
「中継ぎ陣の充実を示している」と言えば、聞こえは良いが、
オールスター後は他の5球団が「包囲網」を敷いてくるのは必至だけに、
先発陣の逆襲が待ち望まれる。
例えば、ハムならば大谷やメンドーサ、西武ならば菊池やソフトバンク戦未登板の岸、
そのような好投手をローテ再編でバンバンぶつけてくると予想する。
その包囲網を突破するには、先発の駒がもう一枚出てきてほしい。
スタンとバンディの両外国人は、後半戦も交互に登録・抹消を繰り返す見通しなので、
日本人投手の台頭を期待している。攝津や大隣の復活か? 帆足や千賀の逆襲か?
- J1
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広島6対0松本 松本、大敗で降格圏入り。得失点差もかなり危険なレベルに
FC東京3対1新潟 新潟、とうとう最下位転落。現在のJ1はオレンジ沈殿中
- 1号
フォーゼに7対4の逆転勝ち。帯広2連戦&オールスター前ラストを白星で飾る。
しかし、バンディ&上沢の両先発がともに5四球ずつ献上。おまけに、タカ5失策。
不慣れな屋外の地方球場とはいえ、夏日にデーゲーム5時間の消耗戦を招いた。
特に今宮は同点適時打&2失策と、北の大地で迎えた誕生日に自作自演
打っては道産子・鍵谷を打ち砕いた松田の22号3ランが、
投げては打者7人を完璧に封じた二番手・寺原の力投が大きかった。
なお、バンディの美人妻も北海道を満喫した様子で何より