ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

さよなら翔太

2015年07月15日 | コンサドーレ

7月も半ばを迎えて、Jは上から下まで移籍話で騒がしい。そして札幌も。

榊翔太がオーストリアのSVホルンに完全移籍

わざわざ本田さんがコメントを出したうえ、自身の日本代表の番号「4」を与えたあたり、

期待の大きさがうかがえる。これを機に、ワタシもオーストリアのサッカーを調べてみた。

何しろ、オーストリアと言えば「音楽」のイメージが大部分を占める。

しかも、モーツァルトでもヨハン・シュトラウス父子でもなく、真っ先に「ファルコ」が思い浮かぶ

1部はドイツと同じく「ブンデスリーガ」(10クラブ)と呼ばれる

<南野がいるレッドブル・ザルツブルグやオシムが指揮したシュトルム・グラーツが有名

SVホルンは3部のレギオナルリーガに所属し、

この夏からは上位2クラブ入り=2部のエアステリーガ昇格をめざす。

SVホルンがホームとするホルン郡は、オーストリア北東部のニーダーエスターライヒ州の

北部に位置し、人口は3万人前後。北海道で言えば、稚内市とだいたい同じぐらいか。

榊の地元である十勝管内で言えば「音更町未満、幕別町以上」となる<余計に分からん

要は札幌ドームに全人口を収容できるホームということになる。

スタジアムについて、本田さんが「伸びしろだらけ」と苦笑していたが、

収容人数の点では、現在の3千~4千人は適正とも言えるだろう。

ホルン郡を決して馬鹿にしているワケではない。むしろ、この程度の一郡でも

曲がりなりにもクラブが持てる。それが欧州のサッカーの底力なんだと感服している。

ゆえに、翔太には「欧州の空気を吸うだけで高く跳べると思うな」と忠告する。

この地で、誰もが認めるプロのフットボーラーになるのは厳しい道だと思うよ・・・

自ら退路を絶ったのだから、かの地で全力を尽くしてほしい。


  • 1号

真夏日の帯広のデーゲームで、フォーゼに2対3の惜敗。

十勝出身の翔太が別れを告げた日に、宮崎出身の翔太が十勝で苦い4敗目。

序盤で1死一、三塁を2度つぶし、先発が連続押し出しをやらかしたら、さすがに負けるわ。

そして、勝敗の以前に、試合前の練習で頭に打球が直撃した牧原に鶴。大事に至らなくて何より

まあ、秋山の連続安打が31戦でストップしたニュースに隠れて目立っていないのが幸い。

でも延長戦の裏攻めで、個人記録よりも出塁を優先できる一番打者はエライと思うよ

それにも増して目立っていないのが、セ・リーグ6球団がまたもや貯金ゼロに陥ったこと

もはやニュースにもならなくなったか。この状況でオールスターを迎えたら、かなりの大事件だけど