ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

J1第12節・鹿島×札幌

2012年05月22日 | コンサドーレ

 

カシマスタジアムを訪れたのは、01年J1の対戦以来11年ぶり。

快晴・無風のサッカー日和に恵まれ、名物のもつ煮も美味しかったが、

試合結果のみが極めて残念な結果に終わったのは周知の通り。

さすがに、20日エントリーの狂歌を詠む作業は、かなり難儀した。

しかしその後、今回の一戦は実は、得点者を並べるだけで歌を詠めることに気づいた。

岩政に 大迫・山村 コーロキも 本山・ジュニーニョ 終わりはエンド

オチまで付くあたりが、さらに悔しさを倍増させるorz

ただ、悔しいことは悔しいが、前例のない悔しさかと言えば、それは違う。

点差こそ今回よりマシだったが、もっと悔しさを覚えた敗戦は過去にいくらでもあった。

上手く言えないが、「良い刀に斬られた傷は治りが早い」という印象。

鹿嶋は剣豪・塚原卜伝ゆかりの地でもある

FC東京戦に続いて、相手のファースト・シュートによる失点を許したことや、

前半15分までの早い時間帯に、2点ビハインドを背負ったことは反省を要する。

だが、以後の失点は、攻めに出るしかなくなり、「ハイリスク・ハイリターン」の

特攻サッカーを繰り返して、ノーリターンで壮絶に散ったまでのことだ。

ドラクエで言えば、「すてみ」&「たいあたり」を繰り返したが、

すべて「ミス!あいてにダメージをあたえられない」で終わってHPが尽きた感じ

曽ケ端もナビスコ杯の汚名を返上すべく、鬼神のような大当たりだったし

逆に、もし失点を重ねることを恐れて、腰が引けた試合運びに終始していたら、

「0対2」のよくある敗戦だったとしても、怒りはむしろ強かったと考える。

・・・ただ、上記の反省2点だが、ワタシのような凡夫には

  • 1失点目→セットプレー崩れじゃないのに、なぜCBがゴール前に?
  • 2失点目→大迫ハンパないって

と振り返ることしかできない。岩政の嗅覚と大迫の身のこなしには脱帽だった。

まあ、不慣れな3バックとはいえ、ノースの不出来ぶりは豪代表の今後も含めて心配になったが

ところで、今回の一戦のゴール裏。

ネット上では、大敗にも屈せず、声を出し続けた我々に対して、ねぎらいの声が多い。

それはありがたいが、正直、クラブの現状を反映して、ゴール裏の雰囲気はあまり良くない。

応援でろくに声を出さず、失点時にのみ罵声を張り上げるキ●ガイが増殖してきた

ホームでも増えているのだろうが、アウエーの場合、全体数が少ないため、余計に目立つ。

大きなトラブルにはならなかったが、言い争いも起きていたし。

その点で、今回もお世話になった関東後援会バスツアーの参加者には救われた。

帰路の高速道で偶然、札幌の選手バスとすれ違った際に、

車窓越しに拳を突き上げて「おーれたちのーまちーのほーこりー」の大合唱

車内の選手やスタッフ(矢萩社長含む)も気づいた様子で、荒野の目が点になっていたw

我々のパッションが伝わっていたら幸い。決して煽っていたのではないからね。


  • おまけ

そのバスツアーはこれまでと同じく、新宿駅西口が発着場所だった。

しかし、出発時のバス周辺には、なぜか鹿サポの姿が目立った。

実は我々が乗る緑バスのすぐ後ろに鹿サポの白いツアーバス

バスツアーには何回か参加したが、このような「呉越同舟」は初めてだった。

カシマスタジアム近くのジーコ像の周りには、過去の貢献者の足型が並ぶ。

札幌絡みでは、上の池内のほか、洋平や栗田といった選手の足型があった。

なお、ブラジル人の元監督や元FWの足型もあったが、あえて言及は避ける。