

透明「と、とにかく

指輪を返してもらうところまでで
一つの章が終わります

そして第二章は、春井さんが最も
良い人生を歩む為の準備をすることから
始まります

春井「第二章・・・私は幸せになれますか


透明「もちろん

最初は呪いを目的としてここに来たのだと
思いますが、本来私の所に来る人は
幸せになる為に、ここを訪れるんです

ですからここからが本当の鑑定になります

ということで、まずは今回の一件で
溜めてしまった邪魔者を排除しましょう

春井「邪魔者

透明「人の恨みや妬み嫉みは穢れを呼びます

今、春井さんの身体の中には、負の感情が
生み出した穢れで一杯になっていますから
まずはそれを排除しなければ、
幸せになることはできません

というより、幸せになろうとするのを
穢れが邪魔すると表現した方が
わかりやすいかな

春井「穢れ・・・確かにさっきまでの私は
彼女が死んでしまえば・・・とまで
考えていました・・・もちろん今でも
許せない気持ちは一杯ありますが、先生が
許す必要はないと言ってくれたことで
凄く救われましたし、今はさっきとは
少し違う視点でものが考えられている
気がします

でも穢れが身体にあると、幸せを邪魔
されてしまうんですよね

どうすれば穢れを排除できるんでしょうか

というか、そもそも穢れって
どういうものなんでしょう

透明「そうだね

今後のことも考えると良い機会だから
まずは穢れというものがどういうものなのか

少しお話ししましょうね

春井「お、お願いします

透明「本来、穢れというのは
自分を穢すことで発生します

春井「自分を穢す

透明「うん

人間は自由に思考をすることができる
生き物だけど、自分を傷つけることも
できるから、これがなかなかに厄介なんだ

春井「

透明「例えば、不平不満というのは自己主張の
表れであって、自分を傷つける行為には
直接的にはならないよね

でも自分に向けられた不平不満はどうかな

自分を認められない、自分のここが嫌いとか、
上手く行かない自分を自身で責めてみたり
とかするのは、自ら傷つく行為となり
自らの存在を穢す行為となる

春井「ん



す、すみません理解が・・・。」
透明「あっ


もっとわかりやすく言うとね

次回、穢れの本質をレクチャーします

続く・・・。











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