


鑑定が終わり、車を走らせる透明先生・・・



あれから、何の連絡もないところをみると、
ちゃんと話しあえているのかな



少し、不安を抱きながら円の家に到着

透明「え~っと
」

「ピンポ~ン
」

透明「・・・・・・・・・

・・・・・・・あれっ
」


「ピンポ~ン
ピンポ~ン
」


透明「・・・・・・・・・
」

「ドンドンドン
」

透明「円~っ
居ないのかぁ~
」


私は、徐ろにドアノブを回してみる・・・。
「ガチャッ
」

透明「あれっ
開いてる・・・・。


失礼しま~す・・・
」

目の前には、一人廃人と化した物体が横たわっていた

透明「お、おい
円
ど、どうした
」




円「・・・あっ
透明
どったの
」



透明「どったの
じゃないだろう




お前、何してるんだよ
」

円「・・・・・・。」
透明「千鶴ちゃんは、どうした

話し合ったんじゃないのか
」

円「千鶴・・・そう
千鶴 
」



透明「
」

円「透明
千鶴が
千鶴が 
」




透明「千鶴ちゃんがどうした
」

円「帰ってこないの~~~っ
」


透明「ガクッ
な、何だよ
まだ、話し合いも


できてないのか
」

円「千鶴が帰ってこないの・・・私・・・。
見捨てられたのかなぁ~ 
」


「ポカッ
」

円「あうっ
」


透明「いい加減、落ち着けよ

逆だろ
師匠が見捨てることはあっても、
弟子が見捨てることは、ないだろう
」

弟子が見捨てることは、ないだろう

円「ほんとうに~~~っ
」


透明「ま、まあ
弟子が師匠を見限ることは、
あるかもしれないけど・・・。」

あるかもしれないけど・・・。」
円「え~~~~~~~~~ん
おんなじことじゃない

え~~~~~~ん
」




え~~~~~~ん


透明「はぁ~
・・・しっかりしろよ
」


円「だって~~~っ
」


透明「千鶴ちゃん、きっと、お前と顔合わせづらいんだろ

師匠に、辞めるなんて言ったから、今頃どこかで
後悔しているかもしれないぞ
」
後悔しているかもしれないぞ

円「えっ
」

透明「とにかく、こういう時は、師匠から探して
やらないと
」

円「でも、千鶴がどこにいるか分からないも~~~~ん
」


透明「だ~か~ら~っ
落ち着けって


千鶴ちゃんの気は、探ってみたのか
」

円「まだ~っ
」

透明「な、泣くな
とにかく、先ずは探ってみろ
」



円「うん
」

円が、千鶴ちゃんを探しはじめる ・・・。
続く ・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

